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曲紹介M-6 GOT ISEKAI'D 〜202202〜 (Skit)
唐突な曲紹介。
この曲の形式はskitといって、
インタールード的な機能を持ちつつ、寸劇的にアルバムや曲の意味内容や成り立ち、世界観なんかを話したり、会話したりなんかしちゃったりする伝統芸能なのですが、
skitに表題を持ってきちゃってるのも意味がありまして、
この語りが、所謂ワタシが異世界に行った経緯や理由、なんなら異世界と呼んでるものは何かを話してるんですよ。
ネタバラシみたいな機能も含んでるんですね。
ちなみに火風のエンディングにも先んじて登場します。MARVELシネマティックユニバースでいうTVAみたいに時空を超えてこの語り部が介入して来てる感じを出したくて。
語ってくれてるこのブリティッシュなアクセントを持つ女性ですが、AIです。
まず事実を並べて、次に脚色したい方向を示唆して、で、英語に変換してもらって、喋ってもらいました。全部AIに。大層にいってますが音声合成みたいなもんですけど。
途中で落語の話になるんですけど、師匠はSHISYOでシショウって発音出来てるんですけど、二ツ目はFUTATSUMEって入れるとフュタテュームって言っちゃうんすよね笑
シュプリームみたいに言われてもね。
これは何回直してもそう言ってもらえなくて、
匙投げちゃいました。キィィィィ!つって。
後ろのギターは自分で弾き散らかしてます。
誰かソロを取りそうなのに取らない、一見自由っぽいのに自由じゃない、関係ないベースラインが様子見してる感じとか、結局ループかいっていうのも世界観を表しています(アルバム全体の構想と繋がります)。
バンドアパートとかトミーゲレロとかレイバービーとかスペアザとかオマールロドリゲスロペスとか全てかすめて全然違うとこに行っちゃった感じ。全然違いすぎるけども。
1部と2部の幕間でアウトキャストのHEY YAのMVのバンドみてえな奴らが出てきてアゲアゲじゃなくてネチっこいセッションしてる感じ。
1部はある程度自分の紹介っぽいけど、2部はまさにその行った先の世界はどんな感じのことが起こってるか、みたいな内容。
別に1部2部とか思ってなかったけど、置いてみたら区切れた。
袖(Skit)でまた区切られて、3部としてよりその世界での内面的な話になっていく、
ような感じで区切られていった。
なので、1番最後の命名(skit)がホントはこのアルバムの1番最初の曲としてアタマに戻る感じです。
これはうっすらなんだけどジャバのファースト、QUESTと似た作りになっていて、アレは宇宙から来て帰っていく話なので最後ⅡPAUSEの終わりで宇宙に帰っていく音がしてるんだけど、同じ形式でTalk Nalnoで異世界から戻ってるような?音がしている。で、戻っているようで、ただ振り出しに戻っているだけ、というループもの扱い。エンドレスエイト。シュタインズゲートの選択。ワルプルギスの夜。最後のシ者。異世界から外れて懐かしのセカイ系に。誰か俺のDSSチョーカーを外してくれ。
QUESTはキャプテンEOのエンディングみたいなノリでYOSAリミックスが流れるけど、
こちらはまっすぐループするという形式。
このAIの語り部が、袖(Skit)から師匠に変わっていくわけですが、捉え方によっては、師匠がTVAの職員でこの異世界転生に介入して来ている可能性もありますよね?!だっておかしいでしょう?元の世界線で名乗ってたBAOBAB MCを、異世界の師匠が知ってるはずかない!!!
ええ?!
どういうこと?!!
まさか?!
なんて、考察が捗りますね◎