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THIS IS THE WAY

8/30にリリースしましたアルバム、『GOT ISEKAI'D』から、
M-15 『THIS IS THE WAY feat. SHITABA, basho』のMusic Videoを公開しました。8/30に。
季節も移り変わり、12月に言うてますけども。

BAOBAB MCのYoutubeという、弱小すぎるチャンネルからドロップ。

チャンネル登録、高評価、お願いします
(言ってみたかったやつ)

日が経ったけども。

【ALERT】
こっから先、出来上がるまでの内容をダラダラ書いてるだけなので。
(この曲は参加者が多いのでボリュームがあります。他の曲は大体全部1人なので…)
【ALERT】

言わずもがな、タイトルのワードは、STAR WARSシリーズのドラマ、
マンダロリアンに出てきた言葉です。
言わずもがな、ワタクシ、何を隠そうJABBA DA HUTT なんてグループ名に入れて名乗ってるくらいですので、無類のスターウォーズ好きです。
言わずもがな、って、問わず語り、的なイントネーションだと思ったら、
知らぬが花、に近いのね。蛇足。

マンダロリアンでのTHIS IS THE WAYに関しては、こちらに明るいので、お読みいただいて。。

トラック

まずはこの曲、トラックは、2022年2月にできるんですけど、
某キーボーディストのスライド奏法を目の前で観て、オモロ!と思ってめっちゃ真似しながら作った思い出があります。異世界第一日目の思い出。カレー食べたな。
辛いの苦手なのに辛いカレー頼んでるやつがいて、サイコパスだ、って思った記憶。今は亡きビルの記憶。
制作現場から帰って早速自分でやってみて出来た記憶。

因みに、先日、本人の某キーボーディストがこの曲すげー褒めてくれました。アルバムごと褒めてた。みんな、やったぞ。

ギターのリフと、オルガンリフあって、しかも音が当たってるんですよね、タイミングも微妙にズラしている。そこにイントロリフ、別のギターリフがある、というリフ過多の状態。

さらにスライドしたいから別のスライドシンセも鳴ってる。スライドしたいからね。
この間、この曲を紹介してくれてるwebメディアの記事みて初めて意識したけど、
この曲のビート、めっちゃ変則的なんですってね。スネアの位置が違うからだと思うんだけど。そんなに変則的とは思ってなかったので、小ビックリ。
ラップ書かされた方は面倒くせービート、って思ってるかもね。
で、これこんなに重なってるのに結構ファニーな感触というか、ほっこりした曲なので、そのままやると、いつも通りになるな、と思って、なんかエッジのたったラッパーがいいな、と漠然と思っておりました。そこでまず白羽の矢が立ったのが、basho。

ラッパー

basho
確か23年末の六本木のとあるライブの時に、basho氏と同じテーブルで飲んでて、「あのさ、一曲蹴ってもらえな」くらいのとこで「いいよー!あーし?いいよー!」って返ってきた笑
その時はトラックのみを送って、聞いといて、と。

この曲のテーマは、『どんなことがあろうと今の自分が正解だと思える生き方』『なんやかんやあったけど、この人生でよかったわ』という曲にしたくて、
元タイトルもこの人生繰り返せるほど肯定的、みたいな againという名前が付いてました。

bashoとは、JABBAでの活動を始めた頃からの仲で、だいたいいいイベントにはCBSがいて、かましてるんですよね彼らが。我々ともちょっと肌触りが違うので、近寄りがたい感じあるかなと思いきや、仲良くなりましたね。リョウタカハシと先に話すようになって、solfaでライブしたりなんだかんだでみんな仲良くなってくんだけど、毎回メンバーと帰りに、いやー、タカヤくんの雰囲気シビれんね(byロビン)、とか言いながら帰ってた記憶があります。ピスタチオ周りで%C先生とも仲良くさせて頂いていたので、自然と絡んでいったのが多かったですね。
JABBAがCBSの『テレパシー』をカバーする企画とかもありましたね。懐かしい。

あの曲の「もしもし、ハロベビー」を本歌取りして、JABBAの『死む。』の俺のバースの入りで言ってるんですよ。テレパシーって言ってるしね。

そんなこんなで、basho氏とは長いこと仲良ぅさせてもろうてますわ。

シタバ
で、プライベートでも色々、異世界での出処進退が揺らいでる時だったので、手がつけられてなかったんですが、いつの間にかシタバと仲良くなってたんですよ、ここまでの間に。そんなに会ってないのに。ウソウソ。元々IKEとの曲でTOMOROくんとやってたので、でたズ自体は関わりはあったんですけどね。太郎くんもよく会ってたし。だからまあ仲良かったといえば良かった。IKE riceと仲良かったのもあって会うとワチャワチャする、みたいなノリになって、話してるうちに、自分のまぁまぁめんどくさいノリに乗れる奴だ!って直感しちゃったんで(グループやってるノリが似ていたのと、単純に返しが上手い)ずっと会うとイジってましたね。で、たまにちょっと話してるうちに、バンドが音楽的なスタートだったり、ボンベイバイシクルクラブが好きとかで話がすごい合って、色々話すようになりましたね。ん落語とか?(MV内でのシタバの言い方)。
で、すごい遅まきながら、あ、ラップするやつじゃん?と思い、いちいちオチをつけるバースとか、ウマいこと言いたがったりする感じが、うちのメンバーのJUQIと重なりまして、….頼んでみよ、、っっかなぁ….と。
3月くらいになり、もはや人生もよくわからなくなってる時なので、アルバムでも進めるかぁ!て時にシタバに「あ、あのぅ、、あの、おn、お願いがあるぅぅのですがぁぁ…」つって、お願いしました。だいぶ内容は悩んだようですね、中々書かないタイプのテーマだったらしく。
そっから彼も忙しいので、4月終わりにバースが届きまして、おおお!と。
今とほとんど変わらない内容のやつが来て、すぐにトラックに乗っけて、
フック(サビね)を考えて歌って即送り返しました。氏曰く、天才じゃん、と。雑な褒めをいただきました。

basho 2
シタバのバースと自分のフックが乗っかってる状態でbasho氏に送りつけると、
ここまで無音だったbasho氏が突然動き出します。
5月の夜中、2時くらいにデータ送ったら、3時にめっちゃくちゃアッチぃラップが乗って返ってきました。ハイボールと入れ替わりにスピットされたバースは、気持ちが乗りまくってて、全てが完璧でした。ラッパー過ぎんよ……。
あの時よく話してたんで、その悩みや気持ちが全て内包されている感じがたまらない。自分の曲で能くもこんなにやってくれたと嬉しかったです。

ちょっと話してるうちに分かったんだけど、
bashoもシタバも獅子座なんですよね。
シタバはなんとJUQIと同じ誕生日。
ちな、ワタシも獅子座なんですよ。
マスタリングしてくれたSUIさんも獅子座。
レコーディングしてくれるIKEは乙女座です。勤勉。

REC

まずはシタバのバースをレコーディングすることになるのですが、問題が発生。
私の愛機、レコーディング用PCが崩れ落ちるように大破。入院しました。

ビスを雑に止められた応急処置my pc


そこでヒーローの登場、IKEの家でRECできる?!って聞いたら
「全然いいよっ!」って返ってきた。あざす。
もっと問題発生してることに気づいてないのですが、シタバ、富山にいるんですよね笑。全然問題視してなかったんでアレなんですけど、シタバに東京まで来てもらわなきゃってことで、ライブする時に前ノリしてもらって録音しました。なんていいやつだ。でっかいスーツケースと、良質の酒を手土産に来日したシタバ。手土産もらう方だよ君。「俺、忘れ物しちゃうからさぁ」と言いながら持ってきたものを置いていく。

特技プレゼント

早速、Recording EngineerにIKEを迎えてRECスタート。
バースの終わりのハマり具合で悩んでいたが、IKEと俺のダブルディレクション(うるさいだろうなぁ)により、現在の感じにハマった。バースに合わせて自分もコーラスを後ろに入れた。bashoからは「アウトロでシタバに罵られたい」という不思議な依頼が来ていたが、わっかんね、ということで各グループをシャウトアウトしてエンド。

持参のライトセイバーを振り回して応援する俺と冷ややかな目を向けるIKE
シタバが声録ってるのにッエイ!って声出すIKE。面白いので収録。小さく入れてあるので確認してみてください。


無事録り終わって帰りのタクシーの中、IKEから電話が。「シタバ、家の鍵忘れてる」とのことで、引き返すことに。さすが忘れ物王、あんつとタメを張る漢。
だが、忘れ物王、そんなもんじゃ終わらない。
そもそも、帰りの時点で手ぶらすぎる。IKEの家に、家の鍵、メガネ、さらにスーツケースを忘れていた。さすがの一言。来てくれてありがとう。love.

玄関先で丸っと忘れたスーツケースを受け取るシタバ。
コレは動画があるんですが一部始終面白い。


続いてbashoバース。もうほとんどフロウもキメも完璧だったんで、その勢いを持って録っていくだけでした。とはいえリズムのハマり具合、タイミングのベスポジの探り方などを思案して録り進めていく。圧巻のラッパー感。
できたラップにコーラスを入れてってもらいたい、ということで、自分がハモを重ねたり、メロを作って入れていく、という作業を更に行っていく。人のラップのタイミングに合わせるのって難しいんですよね、タイム感がそれぞれ違うので。

真ん中で腑抜けているのがワタシ。


録りがすぐ終わったので、飲み会みたいになり、このバースのここはこんな時の、
これはオッペンハイマーの影響、とか話しながら、じゃぁやっぱここはbashoの剥き出しの感じにしようよ、などと固めていきました。
ほぼほぼ恋バナしてた気がする笑 そうなんだー、とか言いながら。
エモかったなぁ。

オススメ曲をHIPHOPかオルタナかを取り締まるオルタナ警察IKE。バオバブインスタ裏垢のハイライトで見れます。

コーラスやハモは結構フルフルで入れたけど、IKEと話して、せっかくのbasho氏の熱やフロウを邪魔したくないという感覚が強く、削っていきました。

のちに戻ってきた愛機によって、家でミックスをして出来上がりました。
(出来上がりあっさり〜/ココは1人で悩んで1人で試行錯誤してるだけなんで、特に話すことはない。挿してるプラグインとかミックスのポイントとか気になる人は会った時かDMで聞いていただければ)

撮影の時の思い出も、筆が運んだら書こうと思います。。

まず新宿でbashoと呑むところから始まります笑
相変わらずエモい話しかしない我々。
その話はまた今度。

basho

BAOBAB MC 『GOT ISEKAI’D』
Release Date:2024.08.30 (Fri.)
Label:Apartment22

Tracklist:
1. 八と三 ~出囃子~ feat. 桃月庵白酒
2. SLOW & MO’
3. TRAINING DAYZ
4. 火風 -Cafu- feat. IKE
5. Life Won’t Wait
6. GOT ISEKAI’D ~202202~ (Skit)
7. 閃光
8. LITE MY FIRE
9. SIGH feat. chancylemon
10. alone -free style-
11. 袖 feat. 桃月庵白酒 (Skit)
12. Aaaaah!!! feat. JUQI
13. 夜と嘘 -Storm- feat. 脇田もなり
14. ∴
15. THIS IS THE WAY feat. シタバ, basho
16. Talk Nalno (demo master version)
17. 命名 feat. 桃月庵白酒 (Skit)


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