こどなから大人にはなれない自分

「こどな」っていうワードが前からすごく好きという話

「こどなの階段」っていう南波志帆さんの曲がありまして。Base Ball Bearの小出祐介さん作詞、サカナクションの山口一郎さん作曲という、個人的にはコナンと金田一がコラボするぐらい衝撃を受けた最強タッグが作った曲があるのですが。

この曲を中高校生の時とか擦り切れるぐらい聞いてた。
様々な事を経験する子どもと大人の狭間の青春時代を、「こどな」って表現したのがすごいなって当時の自分は思った。

と言っても、この歌詞みたいな甘酸っぱいこどなの階段は登れなかったけど…(いと悲しき)

学生の時期って大人になりたい願望や大人っぽい事をしたいって、多かれ少なかれありませんでした?
例えば、大人がつけてそうなブランド品を身につけるとか。大人って自由で良いよなって思ったりとか。

自分も例外じゃなくって。(と言っても、ブランド品には一ミリも興味はなかったけど…)
大人って自由だなって思ったり、大人を気取るためにカフェで本を読んだり。
(今思えば、すっごいイタい奴だな)

こどなを卒業しても大人になれなかった

そんな事を思ったこどな時代を卒業しても、大人にはなれなかった。大人って意外と自由じゃないとも思った。社会人になれば、否応にも大人になれるかと思ったけど、そんなすぐに大人になれるほど自分は器用ではなかった。

ハケンの品格の篠原涼子さんみたいにバリバリ仕事できるよう脳内でシミュレーションしても、実際はやる事なす事空回りで毎日上司の方に怒られたり。考え方がまだ幼稚だし。未だに夢とかあるし。少年マンガ原作のアニメをまだ見てるし。ポケモンもまだやるし。ドラえもんやクレしん見ると面白いって未だに思うし。

見た目は大人、頭脳は子ども。もはや逆コナンくん状態。
周りはもう大人なんだからって言うけれど。そんな事分かっちゃいるけど。
大人になりきれない自分にもはや自己嫌悪に陥ったこともあった。

ただ、最近、そんな事悩んでもしょうがないとも思っていて。性格とか考えとかって、そんなすぐに変わるもんでもないような気がするんですよ。

なので、ゆっくりと悪いとことかは補正しつつ、自分らしくやって、少しつつ大人を目指す方がいいのかなって思って。
もうここまで来ると開き直りな気はするけど。

ことな(大人とこどなの狭間)の状態でしばらくはやっていこう。

(って、こんな事を書いてる自分すっごいイタい奴だな…(2回目))

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