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ひかり電話解約したらインターネット繋がらなくなった話


序章


タイトル通り。
ちなみにこの記事は具体的な解決方法が載っているわけではなく、ただ解決するまでの道のりを日記代わりに綴ってただけのものである。

8月某日、「固定電話ほぼ使ってないから解約しよう」の身内の一言でドコモショップへと足を運んだ。
まだ残暑が厳しい中予約してショップへと赴くと、スタッフの方がアイスおしぼりと冷たい紙パックのお茶を用意して笑顔で出迎えてくれる。
清潔で涼しい店内、スタッフさんの懇切丁寧な対応。
この時は後にあんな大騒ぎになるとは微塵も想像していなかった。

最後の一言

順調に手続きは進み、場面は契約内容の最終確認へ。
「9月某日に現在使用しているお電話番号は使えなくなります。」
承諾。
「インターネットは継続してご利用いただけますのでご安心ください。」
承諾。
「その際Wi-Fiなどルーターが切断してしまう場合がございますので、
再設定の方をお願いいたします。」

思考。
ルーターを再起動すれば大丈夫だろう。
※コンセント抜いて挿すだけ
承諾。

契約書類を受け取り、手続き終了。
笑顔で入口まで見送ってくれたかわいいお姉さんに幸あれと、その日は帰路についた。

問題の日

その日は平日で、私はいつも通り出勤してる最中の出来事だった。
身内からのLINE。
「朝からWi-Fiが繋がらなくなった。色々試してるけどダメみたい」
時折電波の調子が悪くなるのかWi-Fiが切れる事があったので、
いつもの事だろうと楽観視していた。
大体電源を切って立ち上げ直せば済む問題だった。
今回もそれで大丈夫だろうと思い、「帰ったらやるね」の一言だけ返して勤務へと戻った。

残業で帰宅が日付を超えた頃、スマホを見て昼間のLINEを思い出し、
即ルーターの再起動へ。
コンセントを抜く。差し込む。
3分。
スマホを確認。繋がっていない。
再挑戦。
同じ結果に。ふとカレンダーを見て、ドコモショップのお姉さんの言葉を思い出す。

「その際Wi-Fiなどルーターが切断してしまう場合がございますので、
再設定の方をお願いいたします。」

ネットが切れたのは電話回線が切れた日と同日。
もしかしたら電話回線を切ったせいかと思い当たる。
そしてこれは再起動だけではダメなのでは?と、ようやくここで自分の楽観視を呪う。
この日は夜も遅い為、明日以降調べてやってみようと就寝。

ネットの海を頼りに

帰ったら設定方法を調べねばの思いで業務を終え、早めの帰宅。
【ひかり電話解約 インターネット繋がらない】
ネットの海には同じ症状に悩んでいる人の情報が沢山転がっていた。
先人らの失敗から得た知識を元に挑戦。
ルーターの型番によっては、電話回線を切った際にルーター自体にプロバイダの設定を落とし込まなければならないらしい。
(自分が使ってるのは5,6年前に買ったバッファローのルーター。もっと古いかも)

よくわからないが、要はルーターにインターネットの住所を入れ込む作業。
これがお姉さんの言っていた「再設定」の話である。
そのインターネットの住所は、回線を契約した時に送られてくる書類に記載されているらしい。
手順説明の画像に見慣れない単語の羅列の設定画面。
10年以上前の書類の所在を探す労力。
あんなサラッとした説明からは想像していなかった作業量に、思わず遠い目をしてしまったのは許してほしい。
とはいえ使えないと困るものは困るので、スマホ片手に書類捜索と設定画面との格闘を開始。

2時間の格闘の末

接続成功!と書きたいところだが、現実はそうはいかなかった。
書類を家中捜しに捜して入力までこぎつけたが、接続には至らず。
書類を見たら発行日が2013年。古い。
原因がルーターの再設定以外かもしれないと思いいたり、ひとまず
自力で頑張るのをあきらめ、再度ドコモショップへ行くことを決意。
最初からそうすれば良かった


翌日、再び訪れたドコモショップ。
予約を入れずに仕事帰りに立ち寄ったものの、案内係のお兄さんが対応を名乗り出てこれまた丁寧に対応してくれた。
そう、本当に親切なのだ。
この記事はただこんな出来事があったと書いてるだけで、ドコモショップの店員さんへの悪意があって書いてるわけじゃないのだ。
むしろスタッフの皆さんの物腰柔らかな接客と言葉遣いはぜひ評価されてほしいと切に願ってる。
手がすごく綺麗なお兄さんの書く文字が、大分個性的でも微笑ましいと思うほどだ。
ちなみにこの時、予約でいっぱい&最終入店時間ギリギリだったらしい。
(僕が空いてて良かったですと言ってくれた)

話しが逸れたが、どうやら電話回線だけを切る手続きをしていても、誤ってNTTがインターネット回線も切ってしまうケースが少なくない頻度であるそう。今回調べてもらった結果、そっちの方は大丈夫との事。

別ケースとして、ものすごい古い型番のモデムを使用してる場合は
電話回線とインターネット回線が一緒になっていて、電話回線を切断した際に一緒にインターネットが切れてしまうらしい。
この場合は業者に連絡して機器を交換してもらえば解決。

他にもルーターの寿命(故障)など要因の特定は多岐に渡るので、まずは専門の窓口に電話をしてほしいと、番号の控えをもらってその日は退店。
回線関係は契約者が機器の前にいないと対応できないため、店舗では窓口の案内しか出来ないといわれた。(それはそう)
急いで帰れば電話受付の時間に間に合ったものの、時刻は世間でいう夕飯時。
帰り道に見えた丸亀製麺のうどんの誘惑に負け、インターネット再開への道のりは遠のくことになる。
(知らない間に''うどーなつ''なる新メニューがあった)


ネット切断から6日目

なぜ時間が空いたのかというと、田舎に帰っていたからである。
翌日以降時間の都合がつかないのにも関わらず、あの時うどんの誘惑に負けた自分を恨む。
自宅に残る身内に窓口の案内のメモ渡して連絡を頼んだものの、お兄さんの文字が個性的すぎたため解読できなかったらしい。
誤った番号を押し続けて自動音声にたらい回しにされ、結果あきらめたらしい。
お兄さんの努力、ここで報われず。

結局スマホから調べて窓口に電話をかけ、最終的にNTTからネットトータルサポートという所に案内され、電話口で対応してもらう。
結論私の場合はやはりルーターが古く、プロバイダの設定をルーターに落とし込む対応であっていたらしい。

問題だったのがプロバイダの会員証の発行日が古くて表記方法が現在と違うらしく、入力が必要な部分のIDの一部が抜けていたのである。
最初に私が挑戦してダメだったのはこれが原因だった。
とんだトラップすぎる。
ともあれ、これでPCを起動する度に延々と周り続けるdiscordアイコンを眺める事は晴れてなくなった(PC起動と一緒にスタート設定してるため)

この日記が最後まで読んでくれた人の適当な時間つぶしになれば良いなと思うばかりである。

仁星





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