POOLOを振り返って|2024.3.23
pooloの8ヶ月が終わる。
今、素直に思ってることを書こうと思う。
8ヶ月あっという間だったな〜。
この8ヶ月で、成長したかは分かんないけど、周りの環境や休日の時間の使い方はガラッと変わった。
こんなに色んなところに行くとは思ってなかったし、この期間中に転職するとは思ってなかったし、こんなにも多くの仲間ができるとは思わなかった。
POOLO始まる前は、基本的に休日は1人で映画・サウナ・カフェで読書をしていた。神戸に引っ越したばかりということもあって、休日に会う友達もいなかった。
だから、インスタでPOOLOを知った時は、『これに参加したら面白い人と出会えるかも!』って最初に直感的に思った。結果、その直感は大当たりだった!
それと、POOLOを知ったタイミングが、社会人1年目の繁忙期の後半で、仕事が自分に合ってなさすぎて自信喪失し、将来に漠然とした不安を感じ、焦っていたタイミングでもあった。だから、とにかくなんでもいいからこのモヤモヤを解消するチャンスを探していた。
《休日を豊かにする仲間が欲しい》
《漠然とした将来への不安をなんとかしたい》
この2つに《旅が好き》が掛け合わさっているコンテンツがPOOLOだったから、とてもワクワクした。ワクワクだけを頼りに参加を即決した。
POOLOが始まってから
ここまでは、参加するまでのこと。
ここからは参加してから。
第一回目の講義で、自分の選択は想像してたよりもずっといいものだったんじゃないかな?って思った。それくらいドキドキワクワクするような講義だった。このPOOLOっていうコミュニティの意義や、旅の必要性、そしてこの時代だからこそ大切な《共創》の意義。
POOLOでは、自分自身と向き合ったり、仲間と相互理解を深めたり、地域との繋がりを深めたりする経験を多くするが、1番のテーマは《共創》だったんじゃないかなって振り返れば思う。
もう本当にこの8ヶ月色んなことがあったし、変化も大きかったから全部書きたいけど、それしたら文字数膨大になるし、締め切り間に合わなそう。
POOLOっていうコミュニティは、年齢も住んでる場所も仕事もバラバラなメンバーが旅が好きという価値観で集まっている。旅が好きって言っても一人一人《旅》の定義もバラバラだから、共通点としては《POOLOに参加することを決めた》ことだけかもしれない。
そんなみんなで旅したら、旅先で出会った人に
『職場の旅行ですか?』
『みんなどこから来たんですか?』
『大学のサークルですか?』
って聞かれて、
『旅好きが集まるコミュニティです。みんな年齢もバラバラで、来た場所もバラバラです!』って答える。
反応は大体、
『へーそんなのあるんですね!なるほど』
みたいな分かったような分からないような反応。
それはそれで面白いなって思う。
そんなバラバラな仲間たちの中で、基本的に自分が1番年下のことが多い。あんまり気にしたことないけど。
でも、色んな話をすると『みんなそんな考えを持ってるのか。そんな経験をしてるのか。』って感心することばかりだった。ちょっと自分のダメさにがっかりしたり。
で、共創活動だけど、このPOOLO期間でのチーム活動はとても印象に残った。
POOLOでのチーム活動
どのタームのチームでの活動も心に残っている。本気で話し合ってぶつかって、打ち解けあって理解し合う経験もした。社会人になってからこんな経験をするとは思わなかったし、すごく学ぶことが多かった。
お互いの価値観を聞き合って、話を引き出していく経験もとても面白かった。色々な背景があって、その中から気づきを得て、自分ごととして捉えて行動に変えていく仲間の生き方にとても刺激を受けた。
その中で第2タームのチーム活動はとても考えることが多い。
そもそも第2タームの期間(9月〜12月)が、仕事でのしんどさがMAXになった期間と被っていた。実際この期間に体調を崩して早退やお休みすることが何度かあったし、退職することを決めたのもこの期間だった。
ただ、この期間のPOOLOのチーム活動はとにかく楽しかった。心理的安全性っていうワードがあるが、まさにそれで心がポカポカすることばかりだった。
だからこの期間は、人生で1番苦しくて、1番楽しい期間だった。
第2タームのテーマが《自分と世界を豊かにする旅を考える》こと。
このテーマを考えるために毎週オンラインでたくさん話した。テーマを考えることも楽しかったんだけど、ただただ一緒に最近あった楽しい話をしたり、豊かさについて語り合ったり、ワクワクすることを妄想しあったりする時間が愛おしかったな〜って思う。
仕事の時間と1人の生活の時間に、第3の居場所としてとってもポカポカした暖かい気持ちを作ってくれた。
仕事で心がクタクタになって帰って来ても、みんなと話すと『はぁ〜楽しかった。幸せだ〜』っなって寝る。すごく幸せだったな。
このチームで考えた《豊かさに必要なこと》は自分の判断基準の1つになっている。
①日常の幸せに気づく
②人との交流
③新しいことに挑戦する
この3つの要素を満たすことがまずは自分の豊かさに繋がる。
そして、世界の豊かさは、自分にとってはなんでもないことをそっと周りにお裾分けすることが世界の豊かさに繋がる。って考えた。
そんなの甘い考えだ!って怒る人もいるかもしれないけど、自分はそれでもいいのかなって思う。
これまでは、ずっと何者かになりたくて、焦っていた。キラキラしている人や注目を集める人に訳もなく憧れていたりしていた。
それはそれで大事なことだと思う。
でもそれよりはまず、自分ができる範囲のことを少しだけ世界にしていくことを続ける方がいいのかもなって最近は思う。
この辺のところについては、まだ模索中で、もう少し時間がかかるのでまた改めてまとまったら言葉にしよう。
まあとにかく、仲間と価値観を共有して、仲間と笑い合って、ワクワクし合う時間がこのPOOLOの中で出来た《共創》だった。
この《共創》が自分の心のモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。背中を押してくれた。
この先、また暗い気持ちになったり、辛い時期も来るかもしれない。そんな時でも、このPOOLOでの《共創》を思い出して、1歩ズレて誰かと何かを語り合ってみたり、ワクワクすることを妄想し合ったりして、豊かさを生み出していければずっと豊かな人生に出来そうだなって思っている。
もうちょっとだけ、第2タームのチームでの話をしたい。(POOLO期間中他にも色々やってたけど!)
テーマだった『自分と世界を豊かにする旅』を実際にしてみた話。
スマホの電源を切って2日間山梨県の勝沼でワイナリー巡りなどをした!
スマホがないから道も時間もわからないし、写真もとれない不便さを感じたけど、それ以上に人の優しさを感じる旅だった。
基本的に地図を見て移動するんだけど、そもそもの行きたいところが地図に載ってなかったり、現在地がわからなかったりする。
そんな時に、お店の人やその辺に歩いてた人に『すみません。いまスマホなしで旅してて、場所がわからないんですが、ここはどこですか?どうやって行ったらいいですか?』って聞いてた。
そうしたらみんなすごく優しくて、
『ここだよ!地図に丸をつけるね!そこの角曲がって10分くらい歩いたら着くよ』とか、『ここにこんなおすすめの場所あるよ』とか快く教えてくれた!
『すごく楽しそうですねー!』って何回も言われた!
たぶんスマホ持ってたら交流できなかった、観光案内のおじちゃんとも話せた。
あと、スマホがないから一緒に旅した仲間とも沢山語り合うこともできた!
『いい景色だね』『美味しいね』『楽しいね』
って確認し合うのが堪らなく嬉しかった。
この経験がすごく楽しかったし、普段の旅とはまた違った新しい楽しみになる予感がした!
だからこれからは、定期的にスマホを持たずに旅に出るっていうのにチャレンジしてみたいなって思う!また同じメンバーともしたいし、ひとり旅もしてみたい!
最終目標は海外でこれをチャレンジしてみたい!
これからについて
これからについては未定って感じかな。
やりたいことで言えば、さっき話してたスマホなし旅とか、野球観戦が好きだからずっとやりたかった野球場巡りとかもしてみたい。
あとは、もっと海外とかも行ってみたいな。
前までは『自分はこうなるんだ』って焦ってたけど、いまは全然そういうのがない感じ。
心の底から今がすごく幸せって感じている。
こないだ日直の中で、『どうなりたいか?じゃなくてどうありたいか』っていう話が出てた。
それがすごく今の自分にしっくり来た。
なにかを目指すことも大切だけど、ないものを探してないことに焦るよりも、今あるものを大切にしたり、手放したりしながら、自分らしくありたい姿であることの方が自分っぽくていいなって思う。
そういう点で、自分のありたい姿は、やっぱり
『笑う門には福来る。結果は出そうと思っても出せないから、できることを一つ一つ丁寧にやろう』っていうのに落ち着くのかも。
これは、高校生の頃からずっと大切にしているお守りみたいな考え方。これが色々考えてぐるぐるしたけど、ありたい姿であり、ビジョンなのかな。
先のことはどうなるかはわかんないけど、まずは自分が笑うことから始めよう。そして、自分が幸せだと気づくことから始める。それは常に。
笑えば笑えるようになるし、幸せに気づくから幸せになれる。
8ヶ月POOLOを全力で駆け抜けた結論は、結局自分の中にあったっぽい。
最後に
このような機会を作ってくださった運営の方々、本当にありがとうございました。とっても素敵な場所を作ってくださり、感謝しています。
そして、このPOOLOで出会えた全ての仲間に『ありがとう』と伝えたいです。
またこの先もきっとどこかで出会うと思うので、その時もいつもみたいに元気に笑えることを楽しみにしています。これからもよろしく。
おわり。
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