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森ぶら♪ 傘をさして新緑の中へ

こんにちは。しばらくお休みしていた、*親子自然観察会『森ぶら』を再開できるようになりました。また皆で森を歩けることを嬉しく思います。(森ぶらの詳細は、最後に記載しています)

森ぶら再開に先がけて、雨の季節に出会える生き物や植物を、ガイドの先生に教えてもらったので、少しご紹介しますね。

長靴と傘の観察スタイルで出発です。

IMG_5204雨散策

6月は新緑にしたたる雨がとても気持ちいいです。まず先生が探しに連れて行っていくれたのは、

IMG_5169オカトラノオ

オカトラノオの花。丘ではなくて斜面に、たくさんつぼみがありました。開花までもう少しですね。白い花が花穂の下の方から咲くのですが、その姿はとってもスタイリッシュ。しかも近くの尾っぽ達は、だいたい同じ方向になびくそうです。虎の尾っていう強そうな名前のわりに、可憐な姿なのです。さて、なぜ「虎」の尾なのでしょうか?調べましたが分かりません。英名のclethra loosestrife(クレトラ ルースストライフ)からきたのかな、、?方言では、インノシッポやネコノシッポとも呼ばれているらしいけど、正式名には虎が採用されたのですね。次回は開花した写真を撮ってきます!

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振り返ると切り株の上に、貝殻が落ちていました…。て、いや待てよ、えーっ?!これカタツムリ?「先生ーっ!!こんなカタツムリ初めて見ました」と全力で訴えても先生は、あははと笑っています。たぶんフツーに見かける生き物なのでしょうね。キセルガイ(煙管貝)というそうです。

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初めて見る生き物に驚いて観察していると、足元の世界が広がってきました。階段の木の上には、オレンジのぴよぴよしたキノコが生えています。ツノマタタケ。小さいところがとってもかわいいです。

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そして階段をのぼっていくと穴だらけの葉っぱに、小さなコガネムシが、ペアで仲良くしています。これはマメコガネ。体長1cmくらいの豆サイズです。大正時代にアメリカに侵入して農作物に大被害をあたえ、ジャパニーズビートルとよばれているそうです。今日はデート日和なのか、カップルのビートルズを何組も見ました。

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雨の中、枯れ葉の上をがさがさ走っていく生き物がいます。サワガニです。濡れた地面はお得意よ~と言いながら(たぶん)何匹も走り回っています。いったいどこへ行くのでしょうか?

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最近気になっていた白い小さな花をつけた木。これはクマノミズキ(熊野水木)だそうです。木の花は、気になり始めたら止まりません。道沿いに地味な花が結構咲いていて、調べるのが追いつかず、この木何の木?と頭の中であの歌が流れます♪

さて、いよいよ表紙のかわいい子の話です。先生が「うさみみちゃんを探しに行くけど一緒に行きますか?」と尋ねられたので、ウサギ?何?と思いながら付いて行きました。先生は葉っぱを裏返しながらどんどん草むらの中へ入って行きます。そして真剣な顔が一転して、ニッコリ!「うさみみちゃんいた~」(*先生は若い女性です)

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と見せてくれたのは、クロコノマチョウの幼虫さんでした!今日は驚きに満ちています。こんな顔のイモムシがいるんだね~。先生が動画をアップされているのでぜひ見てください。かわいいって言ってしまう自分に驚きますよ。

『森ぶら』は、こんな感じで観察しながら、福岡市の油山市民の森を歩く、親子イベントです。自主サークルのような形で、行ける人が集まって、毎月1回開催しています。どうぞよろしく。

案内

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