森ぶら♪ 八月、サマースペシャル
8月2日に開催した『森ぶら』イベントの記録。今月はサマースペシャルとして、前半は「夏の生きもの調査」後半は「沢登りでワイルドシャワー‼︎」を楽しみました。夏らしい青空のもと、油山の水の森で、たくさんのお友達と元気に水遊びができました!ーー
今回から準備体操はEXダンス体操です!みんなテレビで見て知っているし、小さい子もノリノリでダンスしてくれてカワイイ♪
先生から、虫やヘビにであったらどうするかを教えてもらって、出発!
この水たまりは、小さなビオトープ。「アメンボ」と「オタマジャクシ」がいます。アメンボをコップに入れて、匂いをかいでみると、、ん?何も匂いません。あれ~リハーサルではアメの匂いがしたんだけどなぁ、、さんちゃん先生に聞くと、匂いが出るかどうかは、アメンボさんのコンディションによるそうです。
次は、タゴガエルのオタマジャクシの足がどこから出ているか観察。
都会に住んでいたら、なかなか見れないよね。この後このパパさんがほとんどカエルになりかけているオタマジャクシを見つけてくれて、大変面白い観察ができましたよ。
子ども達は、みんな生きもの探しの名人。
虫が大好きな男の子が、真っ先に「ヤゴ」を捕まえてくれました。泥の中で擬態(ぎたい)しているのに、見つけるのが早い!さすがです!
水の森に移動して、沢の生きものウォッチングをスタート。
石の下や枯れ葉のたまった場所にいる生きものを探しますよー。みんな白いバットとアミでさんちゃん先生のアドバイスを受けると、
もう専門家みたい。アイスのカップとスプーンを持って、ちょっと不思議な光景にも見えますね(笑)
みんなに渡しているカードがあり、そこにのっている生きものを見つけたらシールをゲットできるシステム。
レアな生きものは、ポイントが高いのです。
あっという間に「サワガニ」と「ヨコエビ」がこんなに集まりました。今日の油山の森は、本当に多くの人で賑わっていて、沢の生きものたちも、捕まったり追いかけられたり大忙しです。
あっちもこっちも真剣モード。たぶん生きもの達も何事や~と沢の中でさわいでいたに違いない!
サワガニ捕獲名人のお友達が、何と「ヘビトンボ」を見つけてくれました。さんちゃん先生でも、ここで見つけるのは難しいと言っていたので、カードは4ポイントの高得点です。
こんなに几帳面に砂粒を編んだ「トビケラ」も見つかりました。小さい方も、さらに小さな砂粒を使っていてカワイイですね。トビケラに細かな宝石の粒を与えてキラキラのカラを作る実験もやってみたいです。抜け殻はイヤリングにしてみたり。
それからこの黒い幼虫は何ですか?と連れてきてくれたお友達に、先生が、ガガンボー!ガガンボー!と嬉しそう。こんなに丸々太った子が成虫になると、あのホソ細さんになるの?不思議~。
最後に「プラナリア」を探してほしい~と叫ぶと、すぐに誰かが連れてきてくれました。もう職人集団です!虫眼鏡を使って、みんなでお目目を確認。イラストみたいな寄り目かわいいこと!体を切っても切っても、このかわいい顔が再生してくるって本当に凄い。
さんちゃん先生から解説をいただいて、前半終了。水質判定「Ⅰきれいな水」にすむ生きものたちがたくさん見つかりましたね。
「生きもの達は、ここがおうちです。」と先生が言うと、みんなそっと沢に放してくれました。
お昼ご飯は超短時間で食べてもらい、後半に続きます。
昨日、観察センターの先生から学んだ事前レクチャーを、少し具体的に、掛け声の練習を交えて念入りに行います。何しろ昨日のヤンチャ組の行動を踏まえて、アレコレ対策が頭を巡り昨夜は眠れなかったのです。
さぁ、水の森をぐっと下って、スタート地点につきますよ~。水量は昨日の下見と変わらず多いです。
けっこう激流の中、引き返す人はいない。皆さんチャレンジャー。
泣いちゃった子もいるけど、パパの背中で笑顔を取り戻してくれてる。
みんな家族でしっかり団結して進みます。泣き声、笑い声、叫び声と沢の音が入り混じって、森に響き渡る。
抱っこして登るパパたち凄いです。
そうそう、流れの中を進むのがポイント。出発前に話した、岩の上は滑るって事をしっかり理解してくれてますね~。偉い!
挑む人の姿って、ほんとカッコイイ!
半分抱っこ半分自力で、小さい子ども達も、だんだんコツを掴んできた。
中間地点で止めてもよかったのに、「止めない行く!」と言って進んだ小さい子たち。
この子達の勇気に拍手!!
パパたちにも拍手!そして、この激流さえも可憐に登っていくママたち素敵!
列が伸びすぎないように、ゆっくり進んだので、最後尾はもどかしかったと思いますが、ずっと素敵な笑顔で後ろを守ってくれたご家族に感謝。
最後はみんな自力で登ってる!
ゴール‼
大人も子どもも、みんな凄い!偉い!頑張った~!!最高!
みんな真面目にルールを守って登り切ってくれたおかげで、ケガせずに無事に終了しました。皆さん一人ひとりが安全に配慮してくださった事に感謝いたします。
沢の生きものウォッチングで参考にさせていただいたガイドブックは、福岡県庁(各地の自治体)と環境省の各ホームページより、資料をダウンロードできます。
皆さんもぜひ、夏の遊びの一つとして、家族で水生生物を探してみてください。浅くて安全な場所で行ってくださいね。アミと白いバットは、百円ショップなどで販売されていますよ。探し方は準備の記録を参照くださいね。
最後に、泣きながら沢登りを頑張ったT君(4歳)の絵日記を紹介します。沢登りはこわかったけど、ボーナスポイントがもらえた事が嬉しかったようです。たいへんよくできました!!