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noteを始める前に書いてたものを出します(002)

こんにちは、木月まことです。

わたくしは、2018年からnoteをやっておりまして、早(丸)6年になりますが
それ以前に書き溜めたものが結構あるため 、このふたつめのアカウントをつくり、ランダムに掲載することにしました。

今日は、その2回目です。

───以下、本文───

2017.08.02

受験勉強って、今思えばそんなに苦しくなかった。
すごく対象没入的な時間だから、充実してたし
普通に、E判定が圧倒的最多だったけど、もちろん、それを覆す前提でやってたし
一年二年で結果が出るというかケリがつくし
でも、社会に出ると全くちがう
あんたのダメっぷりを認識させられる機会は激増する。
会社の評価なんて、簡単に覆らない(受験ほど評価が客観的でない)
一年、二年で結果がでることは少ない


2017.08.02

大学は、最初のうちはキャンパスライフぽかったけど
様相が変わるのにそんなに時間がかからなかった。
彼女になると信じて疑わなかった女の子とは
結局一言もはなさず
それとは別の彼女ができたわけでもなく
友と飲み明かすこともなく
パチンコ・麻雀・サークルもやらず
結局、そこで実ったものは何もなかった。
無論、だから、何の意味もなかったということではない。
他者から見れば、非常にくだらないことかもしれないが
何冊かの本に出合った。
大学でオレの目の前に現れた女の子は、終わってみれば幻の彼女みたいなものだった。
手を握ることはもちろん、一言もはなさなかったのだから……
なんで、一言もはなさない女の子のことであんなに盛り上がれたのだろう。
でも、AKB48に夢中になる大学生だって似たようなものだ
だからくだらなかったというわけではないが
恋愛というものは、別に高校や大学でなくともできるものだとあとから気づいた。
でも、ある種の本は、若いうちでないと出会いにくいかもしれない。
若いうちに免疫がないと、あとの年代で出会いにくいかもしれない

(注:パチンコ・麻雀・友と飲み明かすとありますが、僕は70年代の生まれなので、今日の大学生の事情とはかなりかけはなれていますね)


2017.08.02

高校や大学のときは、幻の彼女の幻影による苦汁をなめることになった。
それは、今考えれば当然だったのかもしれない
しかし、全部幻で終わることを考えるのは空恐ろしい
幻の彼女の幻影による苦痛とは、それを手に入れ損ねた苦痛とか、いまでもその対象を追っかけてる苦痛というより、何もしないで終わってしまったという苦痛だろう。
「君は何もしないつもりなのか?」
この問いは、恋愛に限らず、人生で何度か浮上するものだ。
人間は万能じゃないから、ある種のことは傍観するしかないのかもしれない
しかし、「君は何もしないつもりなのか?」
という問いは何度か人生で立ち現れる。


2017.08.02

失望させたくない人が一人もいない状況は
人間を下に向かわせる後押しをすることもあるだろう。


2017.08.02

何がこわいのかって
世間の迷惑とかってより
君は、自分を救い難いガラクタのように感じるだろうということだ。
世間の人というのは、大半が君に恩も義理もない外野のようなものだ。
しかし、言うことだけはしっかり言うので、しばし容赦がない。
問題は、君がこころの底で、自分で自分をガラクタのように思って
世間の人もガラクタだと主張したときに
まともに生きていけるのかっていうことだ。

───(END)───

今日はここまでです
読んでいただきありがとうございます。
なんかいいな、と、もし、思っていただけましたなら
気軽にスキ💛やフォローをしてくださると嬉しいです。

(あとがき)
これを書いたのは、日付的に父が救急車で運ばれて入院した二日後で
自分は、まだその後を楽観していましたが
このあと苦しくなり
15年いたスーパーを辞めるはめになりました
というのは余計な余談ですね




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木月まこと②(note以前に書いたもの)
アルバイトで生計を賄ってますが、ほぼ毎月赤字です。サポートしていただいたお金は生活費に充当して、よりよい投稿ができるようにするつもりです。