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バスケとスマブラの違いとは何か?子どもにゲームをやめさせる方法とは?試合結果にはどれだけの価値があるのか?
バスケとスマブラに「あそび」としての違いはそこまで無いのではないかと私は思っている。
対人の騙し合いがあり、時間制の中でスコアを競う。
構造として類似している点は多い。
何より、どちらもめちゃくちゃ面白いものだ。
現実には子どもたちにとってバスケとスマブラの立ち位置には違いがある。
割と多くの子どもたちにとってバスケはいつのまにか「やらねばならぬもの」になっていってしまうが、スマブラはずっと「やりたいもの」のままだ。
大学のサークルの部室に64を持ち込んで懐かしさを覚えながら友達と遊んだりする人も多い。
いつまで経っても楽しいのだ。
片やバスケは「引退」という単語がある。
中学まで頑張ったから、高校まで頑張ったから辞めるというものだ。
大学以降全くボールを触らない人も多いだろう。
触りたくないという人も珍しくない。
なぜこうなってしまうのか?
その要因のひとつは「どれぐらい大人が介入しているか」にあったりする。
楽しくて始めたバスケが、いつの間にかコーチに怒られないことが目的になってしまったり、親の過剰な成果主義の犠牲になってしまったりする。
テレビゲームをやめさせる方法は、大人が「やらせる」という状態をつくることだ。
スマブラが上手くなるために、クラスメイトに勝つために、全力で管理し、子どもの気持ちを置き去りにすればよい。
今日は緊急回避の練習はしたのか?
つかみからの投げからのコンボの練習は?
なんで上手くないのに練習しないんだ?
クラスメイトの誰々に勝てたのか?
全国大会出るんだぞ?
みたいに。
想像しただけでも気分が悪くなってくる。
楽しいはずのスマブラも、大人が邪魔してしまえば「クソゲー」になるのだ。
こんな話を考えていくと、バスケ選手に関わる大人たちが意識すべきことが見えてくる。
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