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【ディフェンス解説】エースストッパーへの道③ クロスステップ主体の守り方。安定した守備力と欠陥について。上手にリスクを取る方法。


*本記事はシリーズです。初回から読むことをおすすめします。

ディフェンスを「フィジカルと気合と予測」ではなく「技術」という視点から解説をしていくシリーズ、第三弾。

今回の内容↓

クロスステップ主体の組み立てでは守れないムーブとは?

クロスステップとは非常に便利な守備スキルだ。
スピードが出せるので、抜かれずにインラインを確保し続けることができる。
そのおかげで、レイアップを簡単に決められることはほぼなくなる。

前回の記事ではそのクロスステップを特集した。
2パターンのクロスステップに分解し、オフェンスの動きに対して最適なクロスステップを活用しようという話をした。

クロスステップさえ自分のものにすればほとんどのプレイヤーを封殺できるのだが、そんなクロスステップにも限界はある。
今回はクロスステップでは対応できない攻撃方法について考察していきたいと思う。
これはあくまでディフェンス解説シリーズだが、今回はオフェンスの視点でも学びが深められるのではないかと思う。

オフェンスとディフェンスは表裏一体だ。
ディフェンスについて考察を深めておくことで、逆に何をされると困るのかを知ることができる。

論理的に理解を進めていけば、ディフェンスのレベルアップに比例してオフェンスもレベルアップしていくのだ。

(シリーズ頭からの読者の皆さんは、そろそろディフェンスを研究することの面白さと奥深さに気づきはじめたのではないかと思う)

それでは今回も始めていこう。


◆感想、推薦ツイート紹介

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◆クロスステップ主体の組み立てとはなにか


クロスステップ主体の組み立てと冒頭書いたが、まずこれがなんなのか一旦整理しよう。

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