「何者かになりたい持たざる者」について。なりたい選手像との葛藤。
こんな質問を耳にしたことはないだろうか?
「どんな選手になりたいの?」
それに対してこんな風に答える人を目にしたことはないだろうか?
「ハーデンみたいなエース」「カリーみたいなシューター」
このやり取りが生んでしまう地獄についての話をしよう。
まず、この質問は軽い会話くらいであればただの雑談であるし、面白い回答をしてユーモアセンスを披露するチャンスでもあるかもしれない。
ただ、これを本気のトーンで聞くのはかなり危険だ。
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😉