レイアップにこだわりを。バスケットボールにおけるスピードとパワーの目的は同じ。
まえがき
バスケットボールにおいて、パワー・フィジカル・コンタクトといった要素は必要不可欠のものだ。
しかしながら、一般的に重視されるのはスピード・スキルだったりする。
ドンキーよりもフォックス派の方が多いのだ。
スマブラであればそれで全く問題はないし好みの問題だといえるが、ことバスケットボールという競技においてはドンキー要素は決して軽視してはならないものだ。
バスケットボールの原理原則
以前からのマガジン読者にとっては耳タコの話だと思うが、今回も原理原則についておさらいをしてから本題に入りたい。
原理原則とは「どういうふうにできているか」を指している。
バスケにおいて最も根本的な原理原則は「試合終了時に得点の多い方が勝ち」だ。
得点を増やし、失点を減らす努力をしていくことで勝利に近づくことになる。
さらに逆算すると、期待値という言葉が出てくる。これはシュートの価値の高さを数値化するものだ。スリーのあるバスケにおいては単に確率で比べるだけでなく、得点量も込みでシュートの価値を測っていく必要がある。
期待値=得点量×確率
トップレベルでは期待値の高いシュートはフリーのレイアップやフリースロー、フリーのスリーなどとされている。
特にレイアップ(ワンツーのレイアップだけでなく、ダンク含めたリング付近でのシュートを総称)に関しては小学生からプロまでどのカテゴリにおいてもまず間違いなく最高の期待値を誇る。
だからこそ、それをどれだけ決めて、どれだけ守れるかというのが各ポゼッションの成功失敗において争点となり、最終的には試合結果にも大きく影響してくることになる。
スピードとパワーの目的
スピードとパワーの目的は実は同じだ。
それが何かというと
😉