無自覚な陰湿さほど厄介なものはない。
その人にとっては“ただの注意”だった・・・
でも言われた方は“イジメ”だと思った・・・
なぜこういうことになるのか。
今回の場合は「誰もいない・見ていないときに『あなたさぁ』と注意しに行った」というもの。
このすれ違い原因は私が思うに「注意の仕方」にあったと思います。
言う方は単なる注意くらいの感覚なのですが、
やり方を間違えると言われた方にとっては“陰湿”にうつります。
例えば今回のような誰もいないときに注意しに行く。
よくあると思いますがこの注意点というのは、
その場面を“誰も見ていないこと”です。
言った言わない問題どころか、
解釈の違いがうまれた場合に当事者同士では判断のジャッジがしにくくなります。
言われた方が「あの人私が言い返せないときに注意にきた、嫌がらせだ」と言っても、
言った方が「その人のためを思って言ったのになんで悪者扱いするのよ!」と言っても、
そこに証人は1人もいません。
双方に誤解ができたままになります。
見ていないのに話を聞いただけでは第三者が何を言っても双方は聞く耳を持たないはずです。
何せこじれているのだから。
両成敗にもならなければ何の解決にも結びつきません。
第三者が見ていれば誤解もとくことができるだろうし、
何より証人がいるという双方にとってもそれなりに安全な状態になるはずなのです。
極力“誰もいないときに”というのは避けたほうが無難なのでは…とも思います。
という出来事がありました。だいぶ前のことです。←
私は両者をよく知っているから「あの人はああだよね」が言えます。
知っているからこそ性格もわかるので「まあそうなるだろうな」とも察しがつきました。
ただ私も「さすがにこれはよくないな」と思ったのが注意の仕方でした。
(どっちがどう悪いとも言いたくないですが、
言い方や注意の仕方は人によって変えた方が絶対に効果高いです。)
私自身、小学生のときはイジメられっ子でした。
「大人が見ていないところ」で随分と嫌がらせをされました。
子どものイジメは“あえて”やっているパターンが多そうですが、
大人の場合の“あえて”はときに盛大な犯罪ものになります。
そして大人の悪いところは“無自覚にも”いろいろできてしまうことです。
第三者からみると悪質・陰湿にうつるやり方であっても、
“あえて”やっている人でなければ無自覚なので気が付くことがありません。
この無自覚が世間で言う“パワハラ”等につながっていくのではないかと最近思ったのです・・・!
イジメられっ子できた人にはちょっとの出来事でも嫌がらせにうつることがあります。
(イジメがそうやって出来上がっていくからです、多分)
ただ世の中には本当にイジメられっ子に原因がある場合もあるので、これについては“あえて”ここでは語りません。←
立場が弱いときに集団でとか、反抗できないときに押しかけるとか、
手口が“陰湿”に加担していると相当危険です。
自分のしていることが陰湿になるかもしれないと気が付けないことも危ない話です。
何せ“無自覚”こそ怖いものだからです。
無自覚な陰湿さほどの面倒で厄介なものはないと思います。
このままいくと陰湿になるということもわからない。
先日、その無自覚な陰湿さに巻き込まれそうになったので、
何人かの力を借りようと大勢を巻き込んで出来事をちょっと大袈裟にしておきました。←
私なりの皆を守る方法のつもりです。
無自覚な人はここまでしても自分のすることの陰湿さには気が付きません。
直接教えてあげるべきなのだろうけど、
そうやってずっと生きていているのでなかなか直らないと思います。
ただ気が付いてうまく引っ掻き回してくれる人がいたら、という類まれな環境があれば何とかなっちゃうものなのです。
そうなるとより一層気が付けない。
やっぱり1番は自分で自覚することだと思うのです。
ちなみに私には大喧嘩した元上司がいますが、
「とにかくお前は電話にでろ!!」と言われたのが原因だったので、
「あなたのそれこそ無自覚なパワハラですよ!!」って叫んでやればよかったと、