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2025明治安田J2リーグ予想
新年あけましておめでとうございます。
ギリギリになりましたがJ2リーグ予想です。
やっつけ仕事感満載になってしまうのはご容赦くださいませ。。。
昨年の答え合わせ
まずは昨年の答え合わせから。
記事はこちらから。
清水→○
横浜FC→○
長崎→○
千葉→7位
山形→○
甲府→14位
岡山→5位
群馬→20位
仙台→6位
大分→16位
徳島→8位
秋田→10位
熊本→12位
いわき→9位
水戸→○
藤枝→13位
愛媛→○
鹿児島→19位
栃木→18位
山口→11位
素人の予想で6/20、3割当てられたのはぶっちゃけ上出来ですね。
大きくはずしたのは甲府、群馬、大分、いわき、山口くらい。
水戸の「なんやかんやで15位くらい」は狙い通りでした。肌感って大事ですね笑
ただし勝ち点予想は全く掠ることなかったです。。。
定義
今年は去年と少し変えて下記の定義のもとランク分けをしていきます。
Aランク:優勝、自動昇格候補
Bランク:PO進出候補、ワンチャン自動昇格も?
Cランク:一桁順位は狙いたい、勢いにのればPO圏も。
Dランク:残留争いには絡まないのが目標。
Eランク:残留
ランク分け
Aランク:長崎、山形、仙台、札幌、磐田
長崎はむしろA、というよりSランク。過去のJ2でも最高級の戦力をジャパネットマネーで揃えて見せました。金利は取らないけど勝ち点は貪る気満々です。理不尽、
唯一の心配は外国籍7人を含む36人の大所帯を下平監督がどう操るか。チームだけにとどまらず監督自身までもがムキムキのビルドアップをしてくるのですがそういうチームは足元を掬われることもあったりします。実際去年も。。。おっと誰か来たようだ。
この長崎を追いかけるのが東北も2クラブと降格組2クラブ。
山形は正GK後藤をジャパネットマネーで引き抜かれる事件があったものの、昨年終盤の9連勝を支えた選手が揃って残留。更に田中渉の復帰、吉尾の加入と渡邉監督を知る選手が加わったことで毎年の課題であった序盤戦の躓きが解消できる可能性が過去一で高い。GK次第では打倒長崎一番手になりそう。
仙台は中島がセレッソに、小出が甲府にそれぞれ帰還したものの、最前線から最終ラインまで即戦力を満遍なく補強。
面白いのはFWにフィジカル系の選手を揃えてきたこと。去年ルカオにけちょんけちょんにされた恨みなのでしょうか。ただターゲットマンが増えたことで去年使い方に苦労した梅木が覚醒するのでは、という期待もあります。武田の左足も活きそうですし。攻撃は去年よりシンプルになりそうですが、相手に対策を取られたときに森山監督がどうやりかえすか。真価が問われそうです。
降格組の札幌、磐田は監督も入れ替えて再スタートですが継続路線を打ち出した札幌の岩政監督、超攻撃路線で勝負する磐田のハッチソン監督と傾向は対照的です。札幌は選手の入れ替えも少なくそれなりに上位争いに食い込んできそうですがお金がないのか登録選手がわずか29人。今年はCWCの期間中もウィンドウが開くのでライバルの補強を指をくわえてみないといけなくなるようでは苦しいかも。札幌市の皆様、コンサを救うためにも大和ハウス(以下略)の利用料減免をお願いしたいものです。
磐田はジャーメインが抜けた穴は佐藤と渡辺のWりょう(が)、残留した外国人勢でそれなりになんとかなりそうだが攻撃全振りの指揮官だけに守備陣は個の力頼みになりそう。うまくハマれば長崎と対等に戦えるかもしれないがハマらなかった時の軌道修正がいかに早くできるか。
長崎以外の4クラブが2位を争う、そんな展開を予想。
Bランク:千葉、徳島、鳥栖、大宮
Aランクの5クラブに次ぐ位置につけそうなのが上記4クラブ。
千葉は得点王の小森が抜けたが、熊本から石川を引っ張ってきた。
この選手も個の力で相手DFに勝てるポテンシャルがあるので小森の穴埋めとしては悪くない。他にも前や安井などの実力者を補強。あとスアレス。J2屈指のS.G.G.Kをこのタイミングで引っ張ってきたのはマジででかい。J2見てる人はわかる、このGKだけで失点10は減らせることを。
そのスアレスの古巣徳島は中盤以降に実力者を補強していった一方、前線ではなんとポカリマネーで外国人ガチャを敢行。ガチャが不発でも増田監督の実力を考えればそこまで崩れることはないと見てるのでこの順位ですが、果たしてどうなるか。
降格組の鳥栖はセレッソから小菊監督を招聘し、山田をはじめとした小菊チルドレンも複数加入しました。しかし全体の2/3が入れ替わり、さらに精神的支柱だった福田が退団と完全に新たなチーム、となりました。この状況では1年でJ1復帰というよりは3~5年で土台から作り直す、そんな感じでしょう。
逆にJ3から昇格の大宮はレッドブルから翼をさずかり、今年のJ2台風の目になりそう。去年横浜FCでカッチカチの守備力を発揮していたガブリエウを獲得とか横浜FC何してくれてんねん(全J2サポ心の声)。それだけでなく層の薄いポジションに実力者を補強してバランスのよいスカッドが出来あがりそう。大宮サポにとってはスカッとした試合が増えそうです。
Cランク:いわき、秋田、山口、甲府
右肩あがりでプロサッカーのピラミッドを登り続けるいわき。なんといっても「谷村残留」この4文字に32万いわき市民が歓喜に沸きハワイアンズで三日三晩踊りあかしたと聞きます。彼も今年は徹底マークされること必死ですが、ブアニカや熊田も残留と攻撃陣は昨年からの上積みに期待できる一方で守備陣はJ1で実績を積んだCBを補強し戦力値を上げてきました。唯一谷村残留にお金を使いすぎたのか攻撃陣の層の薄さは気になります。
秋田は今年もシンプルにハードワークと堅守速攻。昨年最終ラインを束ねた河野、吉岡がチームを去ったものの金沢から井上が個人昇格、神戸から尾崎をレンタルして戦力維持には成功しました。またFWも3選手を入れ替え。昨年は厳しいマークで期待された結果が出せなかった小松の負担が軽減できれば得点力はおのずと上がってくるでしょう。
昨年はいい意味でサプライズな活躍を見せた山口ですが、その反動で個人昇格を果たした新保、若月をはじめ多くの選手が去ってしまいました。
しかし蓋を開けてみれば亀川、岡庭、成岡、宮吉、有田と実力者を補強。GKにもオランダ1部で141試合出場の実績を持つマルスマンを獲得、と戦力維持どころかレベルアップじゃないか、というくらい。FC大阪時代は攻撃志向だった志垣監督も山口で守備戦術にも長けていることをみせてくれており、ダークホース的存在かもしれません。
甲府は課金のしすぎ?で伝統の外国人ガチャ路線から方向転換。外人FWは富山から引き抜いたM・レイリアのみとなりました。田中、柏といったベテランを獲得したことで戦い方もポゼッション志向に代わってきそうです。守備陣では小出が復帰。年齢層が上がったチームをどうまとめていくのか楽しみです。
Dランク:藤枝、水戸、熊本、大分、今治
仙台・森山監督が「もっともやりにくい相手の一つ」と表現している藤枝。ハイプレス、ポゼッション、そして攻撃の原動力となっていた矢村が新井を引き連れて新潟へ帰還。この2人が抜けただけでもチームには大きなダメージです。その穴埋めとして攻撃陣では鳥取から松木、磐田から金子、ブルガリア一部からディアマンカ・センゴールが加入、また仙台から松下も中盤で攻撃の起点になってくれそうです(恩返し弾はいらんぞ)。ただ全体的には若手の伸びしろに期待するシーズンになりそうです(センゴールが1000ゴール上げてくれれば話は別ですが。)
水戸はことしもなんやかんや15位くらいで。ただ例年の「主力を引き抜かれたら有能な大卒を獲るか借りる」のではなく、渡邉新太、津久井、飯田、知念と経験値のある選手を補強してきたあたりそろそろ本気でJ1狙ってようか、というクラブの意識変化を感じます。まあ言うて大卒新人も6人ほど入って来るので「勝負と育成の両立」に本腰を入れてきた感じでしょうか。
そんな水戸のような立ち位置のクラブになりつつあるのが熊本。千葉に石川を抜かれたが福島で16ゴールとブレイクした塩浜が加入。石川とはタイプの違うスピード系の選手なのでポゼッション志向のチームにフィットできるか一抹の不安はありますが、攻撃力アップには一役買ってくれるでしょう。
塩浜と沼津の正GKだった武者以外の新戦力はほぼ大卒新人。選手の入れ替えが珍しく少なかったので戦術浸透度のアドバンテージは活かしたいとこ。
お隣の大分ですが安藤、羽田、弓場、保田、長沢と主力がごっそり引き抜かれただけでなく渡邉まで水戸に奪われるという苦しい台所事情。帰ってきた清武の求心力といわきで10ゴールをあげた有馬の爆発力は期待ですが、片野坂さんはこの状況をどう乗り越えるのか、手腕が問われます。
J21年生の今治は昇格しながら監督を変える、という大博打に打って出ましたが昨年のJ3得点王M・ヴィニシウスと岐阜から同点得点王になった藤岡が加入し強烈な2トップが結成されました。GKは守護神セランテスが抜けた穴に経験豊富な高木和、立川が加入。FC東京からのレンタル組となる梶浦、大森、新外国人のV・ディニスとセンターラインを強固にした補強でまずは残留、という目線であれば十分な陣容といえそうです。そこに岡田メゾットがどれだけピッチ内で表現されるのか、注目のチームです。
Eランク:愛媛、富山
昨年はJ2復帰初年度で無事残留を果たした愛媛ですが。森下、尾崎、小川、茂木、石渡、松田、と主力級がチームを去ってしまいました。石尾、山原、佐藤とJ2他クラブで活躍していた選手を獲得できていますが、新戦力の大半がJ1からのレンタル組で戦術浸透には時間がかかりそうな感じが否めません。あと昨年終盤に漂っていた消化試合感がどれだけ払拭できているか。石丸監督は続投ですが一度沈んでしまったチームの雰囲気を立て直せるか注目したいです。このままでは今治にやられるそ。
そして11年ぶりにただいまJ2となった富山。選手の流出は少なかったですが得点源となっていたM・レイリアと安光はライバルクラブに引き抜かれてしまいました。これは辛い。昨年昇格PO決勝で2ゴールをあげた地元出身の碓井と愛媛から加入の松田力が攻撃の中心になるであろうが、話題の高卒ルーキー亀田のJデビューもそう遠い話ではないかもしれない。全体的にJ2以上のカテゴリー経験者が少ないので、まずはJ2のスピード、フィジカルにどこまでついていけるかということになりそう。
順位予想
ということでこのランクを元に順位予想していきましょう。
1.長崎
2.山形
3.磐田
4.仙台
5.札幌
6.千葉
7.大宮
8.徳島
9.鳥栖
10.山口
11.いわき
12.秋田
13.甲府
14.藤枝
15.水戸
16.熊本
17.今治
18.大分
19.愛媛
20.富山
んー。なんか上位より下位のほうが予想しにくい。後ろ5,6チームは最後まで混戦になってそうな気がしますね。
まあ素人の適当な予想だなーと思ってご覧いただければ幸いです。
ちなみにもう一つネタ的な順位予想?も準備しているのですが開幕には間に合いそうにない。。。来週中にはアップできればと思いますので期待しないでお待ちください。
最後までご覧頂きありがとうございました。