【千葉ロッテ】2023戦力外まとめ
皆さんこんにちは。
10月ですね。
NPB的にはレギュラーシーズンが佳境を迎えてますが、
それと同時にプロ野球選手生活が佳境を迎える人も出てきます。
そうです。
「戦力外通告」の季節です。
(他のプロスポーツだと「退団」とか「契約満了」って表現なのにNPBだけ戦力外っていうのは選手の立場を考えると可哀そうな気もしますが、この表現がすっかりスタンダードになってしまうのは日本人らしいですね。)
ということで本日発表された千葉ロッテの戦力外リストと個人的感想をつらつらと。
・投手陣
個人的にショックだったのは佐藤奨。スローボールの使い手大好きってのもあるんですけど、去年育成→支配下昇格→1軍デビュー→初勝利、と順調に成長曲線を描いてただけに今年の不調は本人も悔しいでしょうが、チーム事情もあって先発とリリーフ両方の調整をしながら色々と試行錯誤していた1年だったようです。それだけに本人は内面悔しいのではないでしょうか。
支配下→育成再契約でラストチャンスをもらった土肥、古谷ですが、7月末の支配下登録期限までに背番号を二桁に戻すことは残念ながら出来ず、揃って戦力外となってしまいました。数字的にも支配下に戻れるような成績は残せてなかったので致し方ないでしょう。
逆にTJ手術のリハビリで今季1,2軍ともに登板の無かった河村はおそらく育成再契約で来年の復帰を目指すのではないでしょうか。今まで球団はリハビリの為に育成再契約、というスタンスは取ってませんでしたが昨オフリハビリ途中で戦力外になった澤田を獲得し、終盤戦の戦力になってることからその可能性も十二分にあると思います。
土居も去年の古谷同様育成再契約でラストチャンス、となるかもしれません。
・野手陣
野手では菅野、西川の支配下2人、谷川、速水の育成2人。
菅野は年齢や成績を考えれば致し方ないかな、、、というとこですが、11/15のトライアウトまで怪我がどこまで回復するかですかね。出番があれば安定した結果は残せる選手なので元気な姿でトライアウトに参加する姿を見たいところです。
西川は昨年イースタンで打率2位の.276をマーク。今年は高齢化進む1軍の外野手陣に食い込めるか期待されたのですが、まさかの失速。
とはいえまだ高卒3年目、地元枠でもあるので育成で再出発の可能性は十分にありそうです。
谷川は育成3年目の為自動的に戦力外。捕手登録ながら外野全ポジションを守り、あのパテレに取り上げられるほどの強肩と俊敏な動きでけが人の多かったファームにとって欠かせない戦力でした。
育成で再度契約するのか、それともトライアウトで支配下契約へのチャンスを自ら切り開きに行くか、注目したいとこです。
独立L上がりの速水ですが、2年で支配下上がれないと厳しい現実が待ってました。独立Lからの獲得は育成の時点でもある程度1軍の戦力としてどうかを見られるので見切られるのも早い、ということでしょうね。昨オフには支配下で金田、育成で勝又、黒川と若い内野手が一気に入ってきたものの彼らに経験の差を見せつけるような成績を残せなかったのが全てでした。
ということで今回の戦力外は支配下5人、育成4人。
まだ1軍はCS争いしているので今回は若手中心の通告でしたが、レギュラーシーズン終了後、ドラフト会議終了後にも追加で通告される選手が出るかもしれません。引き続き注視したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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