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【千葉ロッテ】2024新加入選手まとめ

皆さんこんにちは。
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。
今年はもっとコンスタントに投稿できるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。
また、元日に発生した能登半島地震で被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
サッカー観戦でしか石川県は訪れたことがないので落ち着いたらプライベートでまた訪れたいですね。

さて、キャンプインも間もなくとなりました。
ドラフト指名選手につきましては以前まとめましたが(下記参照)、ドラフト以外で加入してきた選手をここで紹介していこうと思います。



新外国人選手

●ジミー・コルデロ(投手)背番号69

昨シーズン成績(ヤンキース/MLB)
31試合 32回2/3 3勝2敗8H0S 防御率3.86 奪三振34 与四球10 WHIP
(1イニング当たりのランナーを出す数)1.07
MLB通算(実働4年)
 114試合 115回2/3 6勝7敗21H0S 防御率4.36 奪三振99 与四球42 WHIP1.29

MLB通算114試合、去年もリリーフで31試合投げてるバリバリのメジャーリーガー。
触れ込みは最速104マイル(167キロ)のストレートと言われてますが、主に操っているのは
・ハードシンカー(ツーシーム)90マイル台後半(150キロ台後半)
・スライダー、チェンジアップ 共に80マイル台後半(140キロ前後)
の3球種。
右打者からすると食い込むハードシンカーと逃げるスライダーのコンビでかなり厄介な投手といえるでしょう。
逆に左打者はハードシンカーは見極め易く、チェンジアップも落差はあまりないので比較的対応しやすいかもしれない。
コントロールは平均的と思われるので、ちょっと球が速くなったぺルドモみたいなイメージでしょうか。
MLBで十分な実績があって32歳とまだまだ働き盛りな年齢ですが、そんな投手がなぜ海を渡ってきたのか。

2023年7月5日にドメスティックバイオレンス(DV)で出場停止処分を受け[14]、制限リスト入りした[15]規定によりシーズン終了までの76試合の出場停止となる[16]

wikipediaより引用

はい、ということでオスナ、バウワーの再来なんですよね。
アメリカでやらかしたので日本で再起をかける、というしくじり先生的なルートが昨今の新たな流れになりつつあるようです(それでいいのか日本野球界)。
ただオスナ、バウワーはMLBでタイトルを獲るレベルの投手だったので、そこまでには至ってない実績のコルデロが日本でどれだけの結果を残せるのか。
うまくはまればぺルドモとオスナを足して2で割ったような活躍(謎計算)が出来そうですね。
これで日本で大活躍してオスナのようにMLB以上に稼げるようになったら是非二人でしくじり先生に登場して「日本の野球には夢がある」と語って頂きたいものです。

●ジュニオール・フェルナンデス(投手)背番号64

昨シーズン成績(ブルージェイス傘下AAA/ナショナルズ傘下AAA)
51試合 3勝4敗4H2S 防御率5.22
MLB通算成績(実働4年)
50試合 54回 1勝1敗3H0S 防御率5.17 奪三振47 与四球35 WHIP1.72

若干26歳のパワー系投手。
ストレートは100マイル(160キロ)前後をコンスタントにマーク、
ツーシームもほぼ同じスピードで投げ込めるのは魅力です。
主な変化球はスライダーとチェンジアップでいずれも80マイル後半(140キロ前後)ですが、チェンジアップも空振りが取れる落差があります。
投球フォーム的にクイックも出来そうなので、吉井監督が将来的には長いイニングで、というのも頷けます。
コントロールにやや難があるようでツーシームやスライダーが甘く入って打たれるケースも多いようなのでそこをいかに修正出来るかがカギを握りそうです。
即戦力というよりは2,3年後の主力に、という目線で考えればすごくいい買い物をした気がします。(その時にはあの選手がいなくなるかもしれないですしね・・・。)

ちなみに「J・フェルナンデス」と聞いてこの曲が頭の中を駆け巡った人は正直に手をあげなさい。決して悪い事ではありません。この曲を知らない人って人はいつもマリンのライトスタンドにいる黄色いシャツのお兄さんに聞いてみましょう。
交流戦で打席たったらやるよね?やるよね?絶対にやるよね?

●ジェームス・ダイクストラ(投手)背番号41

昨シーズン成績(米独立・ブルークラブス)
21試合 2勝2敗3S 防御率5.82
MLB通算成績 なし

マイナーリーグ、独立リーグ、メキシカンリーグと様々な球団を10年以上も渡り歩いた流浪のベテラン投手。
情報が少ないのですが、映像見る限りでは
ストレート 98マイル(157キロ)前後
スプリット 85~87マイル(136~139キロ)
スライダー 80~81マイル(128~130キロ)
といったとこでしょうか。
33歳で157キロ投げれるのは十分魅力といえば魅力ですが、メジャー経験0の投手とどういうパイプが繋がってロッテに入団のいきさつになったのかも気になりますね。
スライダーで緩急つけられるとこは良いポイントなので長いイニングで期待したいです。
とはいえ本当に情報が来日当時のカルロスムニスくらい少なくて、あとは吉井監督の「ハーマンに似てる」という感想とあだ名がダイちゃんってくらいなんですよ。

「映像を見た感じですと以前、マリーンズにも在籍していたハーマン投手に似ているような印象を受けました。先発もリリーバーもできるということですので、まずは先発でと現時点で考えています。頑張れ、ダイちゃん!」

マリーンズ公式HP 吉井監督のコメント

でもダイちゃんだとちょっと親しみ強すぎて相手打者に舐められそうなのでいっそのこと
【令和のハーマン】と命名してはどうでしょうか。
令和のハーマン、なんかよくわかんないけど言葉の響きが強そう。ちょっとしたドラクエのラスボス感があって習志野高校吹奏楽部が演奏するレアードの応援歌をバックに登場したらもう威圧感◎間違いなし。ついでにドラクエウォークとのコラボが今年もあれば是非令和のハーマンキャラをスクエニさんには作って頂きたいものです。

●ネフタリ・ソト(内野手)背番号99

昨シーズン成績(横浜DeNA)
109試合 354打数83安打 打率.234 本塁打14 打点50 盗塁0 三振99 四球39 OPS(出塁率+長打率).731
NPB通算(実働6年)
711試合 2492打数653安打 打率.262 本塁打161 打点442 盗塁0 三振619 四球244 OPS.837

昨シーズンから補強ポイントと言われてた右の大砲。
NPBでの実績に関しては敢えて触れる必要はないでしょう。
ちょっと気になるのは昨年シーズン途中に左足の故障を抱えながらプレーしてたこと。
オフに手術をして今は万全のようですが、あの
キューバの広瀬アリスこと
レオネス・マーティンも同じような経緯で結局本来の打撃を取り戻せず退団、となったので大事を取りつつファーストとDHを併用して使ってほしいとこですが、いかんせんポランコというDH専用機がいるのでこの辺りの起用法は悩ませどころです。(実はセカンドも守れるだなんて口が裂けても言えません)
とはいえ本来の実力を発揮すれば間違いなくチームの救世主になる存在です。

ちなみにみんな大好きケニス・バルガスとは遠い親戚(ソトの弟の奥さんがバルガスの奥さんの妹)との事。ソトもロッテでガンバルガス!!

カンバルガス!!


現役ドラフト

●愛斗(外野手)背番号50

昨シーズン成績(埼玉西武)
73試合 257打数55安打 打率.214 本塁打4 打点15 盗塁2 三振55 四球3 OPS.559
NPB通算(実働7年)
351試合 989打数218安打 打率.220 本塁打21 打点88 盗塁12 三振205 四球29 OPS.595

現役ドラフトで新加入の愛斗。
というか彼が現役ドラフトにリストアップされていたことが驚きだった、という声は少なくなかったですね。
ただ昨シーズンの成績や起用法を紐解いてみると、夏場以降出番が激減していたり、西武のBクラスが確定したあと他のベテラン選手と一緒に登録抹消されていたりとチーム内の序列はあまり高くなかったことが伺えます。
しかしながら、マリンでさんざん嫌なシーンを見せつけられた天敵を思わぬ形で味方にできるのはラッキーですね。
最近だとこのシーン。


この南竜介以来とも言える鬼肩、シートノックから見てみたい選手ですね。
守備は素晴らしいんですよ、守備は。
ただ打撃成績を見てもらえばお分かりの通り、四球が圧倒的に少なく、ホームラン打者でもないのに三振数≒安打数、というのはさすがに計算できる選手とは言いにくいでしょう。
特に四球の少なさは記録的で、86打数に1個。スタメンで1試合3打数と計算して26試合。月に1回しか四球を選びません。まさに「月刊愛斗のフォアボール」です。西武の外国人っぽい名前でおなじみのデアゴスティーニなら四球になった球のレプリカが入って初回限定490円(税込み)で販売されるでしょう。ただこれが出来れば「月刊ロッテのブルペンデー」とか「週刊益田劇場」とかも出来るはずですのでデアゴスティーニ様是非ご検討の程宜しくお願いします。ということで愛斗の四球を生で観れた人は多いに自慢してください。

四球のシーンはこの動画の1:20くらいからです。(加藤アナ四球のデータすぐ出してくるの草)
ってかロッテ戦やん。

自由契約組

●二保旭(投手)背番号132

昨シーズン成績(阪神)
1軍登板なし
2軍 43試合 38回2/3 2勝5敗0H0S 防御率6.05 奪三振27 与四球15
NPB通算(1軍:実働7年)
113試合 219回2/3 13勝12敗9H1S 防御率4.38 奪三振111 与四球104

二保投手というと、ソフトバンク時代には将来の有望株と期待されながらなかなか殻を破れずに細々と一軍と二軍を行ったり来たりしてたイメージでしたが、しれっと阪神に移籍してたんですね。
33歳で昨年は1軍登板なし。しかもファームでの成績もパッとしない。となれば普通はそのまま球界からフェードアウト、と思われても仕方ないとこでしたのでテストを受ける、ということが驚きでしたし正直合格ももっと驚きでした。
タイプ的にはオーソドックスな右投手ですが、クイックは吉井監督も一目置くほどのうまさをもっているようです。

セットポジション時、投球動作に入ってから捕手が捕球するまでの時間が1.1秒を切り、筑波大大学院に通う投手コーチの吉井理人の修士論文で五十嵐亮太と共に取り上げられた[67]。また、マウンド度胸も評価されている[34][68]

Wikipediaより引用

この映像のように打たせて取る投球が主体、という今のロッテにはあまりいないタイプ。頑張ってもう一花咲かせてほしいとこです。

●吉田凌(投手)背番号138

昨シーズン成績(オリックス)
19試合 16回2/3 0勝0敗4H0S 防御率3.24 奪三振12 与四球10 WHIP1.56
NPB通算(実働6年)
83試合 73回 4勝5敗17H0S 防御率3.70 奪三振67 与四球35 WHIP1.23

東海大相模時代は小笠原(中日)との2枚看板で3年の夏に全国制覇しプロへ。ちなみに決勝で対戦した仙台育英には平沢大河がいましたね。
プロでは投球の6割がスライダー、という稀な投手です。というのも彼のスライダーはジャイロ回転という独特の回転で真横に滑らせたり縦に落としたりと様々な変化を見せるのです。


逆に良くも悪くもスライダー次第、という投手なのでもう一つくらい決め球があればすぐにでも1軍の戦力になれる投手です。
二保もそうですが、今のロッテ救援陣はパワーピッチャーばかりなので、異なるタイプの投手には逆にチャンスかもしれません。楽しみな存在です。

ちなみに筆者は京セラドームのロッテ戦ほぼ参戦してますがオリックス選手の登場曲、投手で覚えてる人ほとんどいないんですが、なぜか吉田凌だけは覚えてるんですよねえ。

このイントロ流れたらなぜか「あ、吉田凌だ」となるんですよね。多分ロッテファンで反応出来る人は10人もいないのではないでしょうかwマリンでも流せるように頑張ってほしいです。

ということで2024年、新たに千葉ロッテマリーンズの一員となった7人の選手を簡単に紹介してみました。
彼らの活躍に期待しましょう!。

以上、お読みいただきありがとうございました。



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