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【審判】なにを勉強したらいいんだろう

こんにちは!
JBA公認審判の市村です。

今回は、バスケットボールの審判が勉強すべきポイントについて解説していきます。

内容自体はすべて若手・ベテラン問わず共通するものですが、今回は特に若手審判に向けて書いていきたいと思います。


ルールの理解

まず、なんといってもルールを理解しないことには審判は始まりません。
これまで長くバスケに関わってきた方でも、知らないルールはたくさんあるはずです。

ルールを学ぶ方法はたくさんありますが、最もベーシックなのは、競技規則と解説(インプリ:インタープリテーション)を読むことです。

JBAのホームページではこの2つを無料で読むことができ、書籍版を購入することもできます。

競技規則とは、いわゆるルールのことで、法律のように条文が書かれています。
一方で解説は、ルールをケーススタディーのように学べるものです。

合わせると膨大な量になりますが、きちんと学習して理解しましょう。

審判技術の理解

意外に思われるかもしれませんが、審判が勉強しているのはルールだけではありません。
この場面ではこの審判はここに注目する、とか、こういったことを念頭に置いてジャッジする、といった決まりや技術があります。

これらは、オフィシャルズ・マニュアルを読むことで理解することができます。こちらは書籍版のみ出版されているので、購入するしかありません。

極論ですが、競技規則が完璧で審判技術を全く知らない審判は、ド素人と変わりません。
コーチやプレーヤー、そして相手審判からの信頼を全く得ることができません。
そのくらい大切ですので、必ず手に入れてください。

さらに、同じくJBAが出しているプレーコーリング・ガイドラインの修得も同様に大切です。
判定の基準を分かりやすく示してくれています。
こちらは、PDF版のみの発行です。

体力の向上

バスケの審判は、走ります。
とにかく走り込みをしてください。

まとめ:若手審判はまずこの3つ!

  • ルールの理解(競技規則、インプリ)

  • 審判技術の理解(マニュアル、ガイドライン)

  • 体力の向上(走り込み)

この3つは、審判をする機会に恵まれなくても、試合会場に行けなくても、いつでも1人でできることです。
これらを同時に進める中で、試合の経験を増やしていってくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございました!
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【参考】
参考文献はありません
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