#02 リフレクション
2023年 06月 10 日(土)
Xデザイン学校 第2回:エスノグラフィ/行動観察
まずはリフレクションについて
前回1回目のnoteリフレクションについて、講義が終わってから2週間くらい経過して書いたものの、ただの復習になってしまった。
まず講義のおさらいをすることと、聞いたことへの内省をすることは別物ということに気付いたことがグッドポイントだった。
(意外とこういう事って自分自身でやってみて気付いたりするので、やらないよりやった方がいいという)
あとは先生に「時間が経ってしまうと回顧的になって最適化されてしまう」と言われ、まさにそんな状態。
それと、◯◯について書いたなら✗✗についても触れないと文章が繋がらない…みたいに「人に読まれること」を意識してしまったのでフォーマットなども変えていく。
そんなこんなで今回は講義が終わって即noteに着手してみる。
本日の講義で面白かったこと
今日は「エスノグラフィと行動観察」について。
言葉はもちろん知っていたし、それらしいことも実務でやった。
ただ言葉の成り立ちがethnos(民族)+graphein(記述)=民族誌学だということを初めて知った。
そして、私がこれまでやったのは「行動観察」でしかなかったと整理できた。
シカゴ学派というものがあるらしく、そこに通った佐藤郁哉さんがエスノグラフィをやろうとして行き着いた先が実際に暴走族に入りエスノグラフィをしたという話も面白かった。ツッパリの素質があったのだろうか。
民族誌学もそうだが、佐藤さんの著書も気になったので巡り合わせで読む機会がくれば目を通してみたい。
そして、今日は初めてのグループワーク。
お題はPDUピラミッドを利用した事例研究。
P=プラットフォーム
D=デベロッパー
U=ユーザー
私はSpotifyを選択し、個別ワークで土台を作った後にグループのみんなで発表用にブラッシュアップ。
Spotifyのヘビーユーザーだが、いざワークをはじめてみると困る所が少なからずあった。
とはいえ、色々調べていくと「Spotifyってそもそもローンチはいつだ?」「Apple Musicとの2大巨塔感あるけど差分ってなんだっけ?」といった疑問がたくさん浮かんできて、パズルのように事例の詳細を埋めていくと分かることがあったりして面白かった。
個人ワークでも十分楽しんでたのだが、グループでの発表する際に発案者以外が発表しなければならないこともあり
「ここってなんでしたっけ?」「もう少し内容変えたほうがわかりやすそう」といった調整ができたことと、一人だけでは埋めきれなかった詳細などが複数人でやることによって充実したことも良かった。
という言葉があるが、他者と一緒にやることはそういった作用もあると思う。(チームワークなども大事になると思うので難しいが)
本日の講義でわからなかったこと
ペルソナを作るためのインタビューでビジネスモデルは作らない、といった話がでてきた。
そしてユーザー5人程度にインタビューしたものでビジネスを作るのは危険だといった内容があったが、ニールセンが提唱した「ユーザビリティテストは5人やれば80%の問題を発見できる」といった根拠からきていると私は考えているので、「ペルソナを作る為」が目的にするべきではないと理解したが、定量についてはどうなんだろう?と思った。
もしくは、5〜8人程度を対象に評価するサイクルをフェーズごとに行えば妥当なのか?そのあたりに疑問が残った。
アクション
質的調査の全体像を理解、咀嚼する
一次情報を必ずとる
情報収集のそれぞれの方法の特性を意識する
既にあるアセットを活かしたエスノグラフィ