見出し画像

人生で最初にハマったRPGはドラクエでもFFでもなく魔界塔士Sa・Gaだ!30年ぶりに遊んでみた

積まれているのは本だけではなくゲームも一緒で、話題のあの超大作も、クリアしていないまま数ヶ月が放置されていたりもするんだけど、Steamのオータムセールで、随分前からウィッシュリストに入ったままになっていたSa・Ga COLLECTIONをポチりました

世代的には、もちろんドラクエFFも大好きだけど、私にはサガのストーリーが印象的でお気に入りでした

大抵のPRGが、魔物をやっつけて世界に平和を取り戻すだとか、お姫様を助けだすのような、ようするに桃太郎みたいなストーリーなんだけど、サガの場合は「世界の真ん中に立つ塔のてっぺんは楽園に通じているらしい」という、自分たちの好奇心と欲求を満たすためだけに冒険をしている感じなのがよかったです

しかもそのストーリが秀逸で、最終的に数々の困難を乗り越えた末に塔のてっぺんにたどり着くと、そこには神様が待っていて、主人公たちを祝福してくれる しかし、魔物は神様が退屈しのぎに作ったものである事を知って、神様に対して牙を向くという、古典的ではあるけどラスボスは神様という展開に子どもだった私は大いに魅了された

デス・ストランディングなパーティー

1989年に発売されたゲームボーイのソフトなだけあって、ストーリーはシンプルでサクサクと進みます

ボスでもないのにめちゃくちゃ強い パンチしてくるやつ
最初のステージのボス げんぶ
第2ステージのボス せいりゅう
第3ステージのボス びゃっこ
中ボスなのにめちゃくちゃ強い
第4ステージのボス すざく
ラスボスかと思いきやラスボスではない あしゅら
本当のラスボス かみ

かみ「やっときましたね。 おめでとう。このゲームを かちぬいたのは きみたちがはじめてです」

自分「ゲーム?」

かみ「わたしが つくった そうだいなストーリーの ゲームです!」

自分「どういうことだ?」

かみ「わたしは へいわなせかいに あきあきしていました。 そこで アシュラを よびだしたのです。」

自分「なに かんがえてんだ!」

かみ「アシュラは せかいをみだし おもしろくしてくれました。だが それもつかのまのこと かれにもたいくつしてきました。」

自分「そこで ゲーム‥か?」

かみ「そう!そのとうり!!わたしは あくまを うちたおす ヒーローが ほしかったのです!」

自分「なにもかも あんたが かいた すじがきだったわけだ。」

かみ「なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが ヒーローになれずに きえていきました。しすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしにいきていく すがたは わたしさえも かんどうさせるものが ありました。
わたしは このかんどうをあたえてくれた きみたちに おれいがしたい!
どんなのぞみでも かなえて あげましょう。」

自分「おまえのために ここまで きたんじゃねえ! よくも おれたちを みんなを おもちゃにしてくれたな!」

かみ「それが どうかしましたか? すべては わたしが つくったモノなのです。」

自分「おれたちは モノじゃない!」

かみ「かみに ケンカをうるとは‥‥ どこまでも たのしい ひとたちだ!どうしても やる つもりですね。これも いきもののサガ か‥‥
よろしい。しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!」

めちゃくちゃ強いはずなのに、チェンソーという武器で一撃で倒せてしまうバグが流行った

最後に、神様を倒し楽園への扉を前にした主人公たちは「でも、自分たちの世界だって悪くないんじゃないか?」と言って、楽園にはいかずに、踵を返して自分たちの世界に帰るという結末も最高に好き

楽園へ通じる扉

最後のエンディングのロールでは、頂上まで登った塔を1階まで降りながら、これまでの冒険でお世話になった人や思い出の場所を巡るという定番ではあるけどエモい演出で締めくくる


はい、ほとんど全部覚えてたけれど、それでも何もかも懐かしくて、久々の再プレイは結構面白かったです もちろん、今どきのゲームとは比べ物にはならないけど、レトロゲームということで気楽にエモい気持ちを味わえて満足です

Sa・Ga COLLECTIONには、サガ2もサガ3も含まれているので、そちらもおいおいプレイしていきたいと思います



いいなと思ったら応援しよう!