#好き014 Trainspotting
高校生の時に大流行した映画。
とにかく映像も音楽もストーリーも、何もかもがスタイリッシュで世界中が絶賛をしていた印象がある。私の記憶では、ファッション雑誌も音楽雑誌もTrainspotting一色で、渋谷の町がオレンジ色になっていた。
また、私がユアン・マクレガーを知ったきっかけの映画でもある。ちなみに、ユアン主演の映画で他に好きな映画はビッグ・フィッシュ。
soundtrackも最高で、ずっと聞き続けてた。今聴いても最高だ。
特にこの映画をきっかけに、Underworldが好きになった。Born SlippyはCreepと同じく、私の青春時代を象徴する曲の一つだ。
社会人になってから、スーツを着て都会の人ごみにまみれ、大きな交差点で信号待ちをしているとき、iPodから流れてきたBorn Slippyのシンセサイザーの音に感情が高ぶって涙が出てきたことがあった。
すべて放り出して逃げ出したい気持ちと、それができない自分を知ってのジレンマの感情だと思う。
なお、この映画はポップでクルーだけど、実は内容はめちゃくヘビーだ。ドラックから抜け出せず、仲間や子供が死んだり、逮捕されたりと。でも、不思議とそんな重たい印象はなくて、むしろ爽快感を覚える。
一方で、同じような時期に見たドラックに関する映画で、トラウマになるほど怖い印象を植え付けられた映画がある。Requiem For A Dreamだ。
そのころ、マジックマッシュルームはまだ違法ではなく、安く簡単に手に入った。友達の家でマジックマッシュルームを食べながらこの映画を見て、吐き気がするほど欝な気分になった。好きな気持ちとは違うが、こちらも強く印象に残っている映画の1つである。
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