#好き029 霧につつまれたハリネズミ
ユーリ・ノルシュテインによるアニメーション。学生のころにアニメーションに興味がわいて、日本のセル画アニメだけでなく、いろいろな作品を見あさった時期がある。その中でも特にお気に入りなのが、ユーリ・ノルシュテインの「霧につつまれたハリネズミ」と「話の話」である。なんだかんだ総合的には、ジブリやAKIRAなどの日本のアニメのすばらしさは群を抜ていると思ったのだが、ユーリ・ノルシュテインの作品に関しては、まったくの別次元であり、まるでお気に入りの詩や絵画のような存在である。また、当時住んでいたところの近所にあった、ザムザ阿佐谷という劇場のスクリーンで視聴したのも思い出深い。
他にも海外の作品では「ミトン」「風が吹くとき」「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者」なども印象的だったし、「木を植えた男」のフレデリック・バックの色エンピのスケッチが動くようなアニメーションも、「老人と海」のアレクサンドル・ペトロフの油絵のアニメーションも、ヤン・シュヴァンクマイエルの少しおどろおどろしいクレイアニメも好きだった。そしてディズニーの「ファンタジア」も傑作である。なんでもかんでもおおざっぱにアニメーションとくくられがちだが、いろんな表現があってそれがいいと思う。
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