COVID-19九州 2024-43W定点分析・評価と44W予測および24-25冬季12th Surge早期警戒情報
福岡県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点0.81
定点倍加・半減期 -2.9W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.6~0.7
佐賀県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点0.49
定点倍加・半減期 -2.0W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.3前後
長崎県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点0.99
定点倍加・半減期 -5.1W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.8~1.1
熊本県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点1.14
定点倍加・半減期 -3.2W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.9~1.1
大分県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点0.60
定点倍加・半減期 -3.0W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.3~0.5
大分市下水サーベイランス
10/27採水分 43W
流域定点 43W
観測来最低値の極めて低いウイルスRNA濃度となった。
大分市定点値も定点発表来最低値となっている。
宮崎県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点0.62
定点倍加・半減期 -1.8W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.3〜0.7
鹿児島県
定点 2024-43W
診断日 10/21~10/27
接触日 10/16~10/23頃
定点0.80
定点倍加・半減期 -2.2W
予測定点2024-44W
診断日 10/28~11/3
接触日 10/23~10/31頃
44W定点予測値0.6〜0.7
概況
九州は、全域で3年ぶりといえる極めて良好な状態であり且つ傾向も良好である。
九州は、全域に渡り11th SurgeにおいてKP.3.3*によりたいへんに大きな感染の波を受けたが、厚労省定点値20~30(医療機関あたり)まで医療飽和を起こさずに耐えてきた。(最終的には飽和した)
これは、東京などが医療機関あたり定点値8~15程度で医療飽和を起こした事と対照的である。とくに関東におけるCOVID-19医療の飽和水準の低さは危機的である。
九州では、KP.3.3感染率が100%近くに達したと考えられ、KP.3*抗体保有率が高いことによってKP.3.1.1を抑止していると考えられる。
加えて温暖な気候により10月11月は日中空調不要であるためrに幼保学校、交通機関といった日本における感染連鎖の中心において換気が1年のうちで最も良好な期間が長く続く事も九州における冬季Surgeの発現を遅らせている。
九州全域は、今後大きな変化がない限り既に侵入済みのXEC*による冬季Surgeの発現は、11月末から12月上中旬となる見込みである。
現在の警戒水準、Alert Condition Blueは、「一応安全」な水準であり、常識的な経空感染対策を推奨するものの感染リスクはかなり低くなっている状況である。
凡例
すべて公表数値の休日効果補正後である。
成長率による単純な定点の一週間先予測を併記。
目的は、定点の遅延時間を軽減する為。
全国←地域・都道府県
定点 2024-43W←定点集計週
診断日 10/21~10/27←定点集計区間
接触日 10/16~10/23頃←定点に現れる新規感染者の推定接触区間
定点8.80 ←定点医院あたりの週間報告数
定点倍加・半減期 -1W←定点二週間移動平均からの倍加・半減期
+:倍加
−:半減
10週を越える場合は、ほぼ横ばい
予測定点
2024-44W ←予測される定点区間
診断日 10/28~11/3←予測する定点集計区間
接触日 10/23~10/31頃←予測する定点に現れる新規感染者の推定接触区間
44W定点予測値 4~5
単純計算による予測値
前後は±20%