17曲目 初来店のタバコが辞められない大学生とセッションしてみた
あけましておめでとうございます。
本年もNOTE含め活動のサポートよろしくお願い致します。
さて本年は年始から大阪にお墓参り、姪っ子甥っ子にお年玉。そんな目的を叶えるべく約3年ぶりに実家に帰省いたしました。
約3年ぶりの甥っ子姪っ子はすっかり女子男子って感じで、その成長に驚きました。親父も実家のローン返済も無事に完済したようで、このコロナ禍で少し明るいニュース。っても、親父76歳。家いらねー。が本音。
そして、たっぷり実家を堪能した後、新大阪で音楽時代の同級生と酒を飲みました。久々に会う彼とも良い話ができ、新年早々良い正月だったなー。
なんて思ってたら、さすがの後厄。会社のクレカをどっかで落としちゃって、すぐにクレカ止めてもらい、今新しいカード待ちの1月。新年早々、相変わらずポンコツでして。
それはそうと、昨年末にタバコの辞められない大学生のお話をするってので止まってたので、軽くお答えしておきます。
彼との出会いは、年末で、うちで働いてくれてるスタッフが連れて来てくれて、彼女の幼馴染だそう。
第一印象はとても柔らかい感じの良い子だな。でした。
年間、数千人とお会いできるご職業の僕。勝手に人の見る目だけには自信が付いたりします。これは占いだったり霊的な物ではなくて、その人の傾向や特徴をどれだけ”聞く力”によって引き出すかによって分かってくる昨日今日始めた力ではなく、わりかししっかりとしたデータ的なものが直感として作動してたり。
そのせいか、年々、好き嫌いレーダーのジャッジがとても早い。人生は長いようで短い。時代は変わり、苦手な人といるよりも、自分が快適でいられる人と過ごした方が今の僕にはフィットしている。
当然、嫌いでも修行と散々雑用やお困りごと、理不尽と向き合い続けてきた時代もあっての今。それがありがたいことに今の自分の骨となり血となっていたりもするし。いや、そうであってくれなきゃ、やってらんない。笑
そんなレーダーが少し反応した瞬間があった。
それは、20歳の彼が、うちのスタッフがトイレに行った隙に、、、さっきまで吸ってなかったタバコを隠れて吸い出した。
ん??
僕は思わず。
”何で目の前で吸えへんの?”
この質問に、彼はこう答えた。
いや、彼女には内緒なんですよ。
ん?付き合ってんの?笑
または、これは彼女(うちのスタッフ)のことが好きなんか?そんな疑問を胸に秘めながら質問を続けてみた。
なんかうちのスタッフにバレたらまずいんかな?
いや、彼女にはまだ話してなくて。
もはやピュアすぎるのか不器用なのか
なんだか、可愛い。
付き合ってて、"2人の中の約束"とかならまだしも、2人があったのは超久々で2人が付き合ってる訳でもない。彼女には好きな人がいるし、彼はまた彼女募集中状態。
なぜバレたらまずいのかの意味を理解するまでに時間がかかりそうだ。なんせうちのスタッフはタバコ吸うぐらいで軽蔑するような、残念な価値観の女の子じゃない。
付き合いの短い自分でも伝わるのに、幼なじみの彼が、彼女にタバコを吸ってる自分を隠す意味を探す旅が始まる。
そこで、彼のお話をもう一度ゆっくり聞いてみることにした。年齢は今年で20歳。だったはず。彼の生きてる世界は話を聞けば聞くほど、それはそれは小さな世界で必死にもがいているイメージ。仕方がない、環境を抜け出すには、自分の勇気と行動、あとはタイミングのみ。今のバイト先への不満や自分のコンプレックスなど。とてもネガティブマインド絶好調 中畑清です状態で彼の話は続く。
20歳の大学生でも、その人の価値観や生きてる世界のスケールは自分次第でいくらだって変えられるんやけど、色々な事情でそうでない人もいるんだなーとかぼんやり。久々にこのタイプの子と触れ合ったので、興味本位にトークは続けた。
ただ、話が進むにつれて、彼のうちに秘めた闇なのか、素直にアドバイスを聞き入れてくれるならまだしも。ひたすらに、何を言っても、でも、だってを繰り返す。さすがに聞く側もいささか辛い。
すると、さっきまであれだけ隠してた喫煙を、彼女がトイレから帰ってきた数分後に、無意識やったんやろう。まるで漫画の一コマみたいなリアクション。タバコに火をつけ、それを見たうちのスタッフ。彼のアッ!しまった!の顔。笑 ドリフぐらい彼は天然なのか。
うちのスタッフは別にその姿見て驚きもしない。
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