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モグラの駅からこんにちは

あけましておめでとうございます。

昨日から夫の実家である新潟に帰省しています。
新幹線でいけば2時間半ぐらいで着くところ、子どもたちの希望で在来線に乗って移動しました。

東京から快速高崎線(アーバン)で高崎まで。そこからJR上越線水上行きで水上まで。乗り換えて同JR長岡行きで長岡、そこから信濃本線で地元駅にいく計6時間半の鉄旅の予定でしたが。

「ドア駅にいきたい」
線の列車内で長男がいいだす。
「ドア駅?」
「ちがう、ドア…」
「なに?ドアン?」 
「違う、ドアイ。日本一地下にあるモグラの駅なんだ」
「そうそう、モグラの駅あるよね」
次男も話にのる。

調べてみると「土合」は水上から少し先の上越線にある駅で、地上の改札にでるために相当な階段を登る。地下深くにホームがあるので、通称日本一のモグラ駅。
鉄道好きなら知らない人はいない、鉄道系ユーチューバーなら絶対知ってる秘境の駅だとか(次男、談)

新潟の祖父母宅にはやくいきたい次男は、土合駅について私に話つつも、行きたいとはいわなかったが、長男は土合で降りたいという。車内で「いく」「いかない」と揉めつつ水上に着く。
「水上駅で寄り道したい」
長男がいう。車内からみていた雪景色を間近で見たくなったようだ。1度改札をでたいそうだが、長岡行きの上越線乗り換えには9分しかない。土合と違い改札はすぐそこだけど。
「乗り遅れたらやだ。はやく新潟いきたい」
と次男。
「やだ、一回でたい」
と譲らない長男。

私はすぐに乗り換えホームにいきたかったが、長男の意を汲みたい気持ちとしつこさに負け
「じゃあいいよ、精算する必要あるけどすぐでてすぐ戻るよ」
怒りじみた声で長男を連れて改札に向かうと
「じゃあ、やっぱいい」
と長男が言った。長男は私が反対しそうな提案をして、でも意に沿おうとすると「やっぱいい」と直前で断ることがある。
すると次男が横から
「じゃあ変わりに土合駅寄ってあげるよ」
と寄ることを許可し
「そうだね。土合いこうか」
と、わたしも認めたことで、降りることが決定した。
と、ここまでが経緯。

土合駅は、水上からすぐの駅でした。

「土合」暗いホームで電車を降りる
 スタート
もうちょっと
母、追いつく
462段登りました
改札までもう少し
改札をでて雪あそび。雪を固めて部屋をつくる
雪だ雪だ〜

次の電車が来るのが1時間半後ぐらいだったので、1時間ぐらい雪あそび。
それから来た階段を降りる。

はやい2人

無事ホームに着き、上越線に乗れました。
それから長岡、乗り換えて信越本線で地元駅に着き、一晩たった今日、母はふくらはぎが痛い。筋肉痛です。

今年もよろしくお願いします。

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バジル
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