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入試に掲載されました

2025年版大学赤本シリーズ 長崎県立大学に自作のスリザーリンクが1問掲載されました!
ぜひ解いてみてください!

長崎県立大学の赤本

茶番はさておき。
今年の長崎県立大学の入試でニコリ179号のスリザーリンク①が使われたそうです。入試自体は見られてないのですが、その問題を収録した赤本が(ニコリ社を経由して)問題の作者である私のところに届きました。

赤本によると、情報システム学部情報セキュリティ学科の学校推薦型選抜の小論文に、スリザーリンクが載っています。
最初にスリザーリンクのルールや例題など(ニコリ179号の説明がほぼそのまま書いてある)。問1が「解答用紙のスリザーリンクを解きなさい」で、179号の①が載っている。問2問3はスリザーリンクの「盤面によらずに言えること」を穴埋めと文章で説明させる問題。
問1は本誌の1番を解くだけだし、問2は0と3が隣り合ってたら⒜本の線が引ける、といった感じなのでスリザーリンクに慣れていれば簡単に解けます。解答・解説が省略されているので受験生がどれくらい手こずるのかはわからないですが。

市販されている問題をそのまま入試の問題にするのはどうなんだとも思うけど、そのまま使ってくれたから赤本が届いたわけで、個人的には良かったかな。

小論文の第2問がスリザーリンクで、第1問は情報セキュリティ関係の用語を説明させる問題。昨年も似たような出題でした(第2問はコッホ雪片の面積などの計算。個人的にはスリザーリンクより難しい)。
第1問で専門的な知識を問い、第2問のパズルで論理的思考を試す、という構成なのでしょう。

学校推薦と名が付いている通り、この試験はかなり小規模です。受験者数は36人。
入試にスリザーリンクが出たと話題になってないかとSNSを検索したりしてましたが、この規模だとそれもなさそう。

入試にペンシルパズルが使われるのは珍しい、と思っていたけど、話題になってないだけでそれなりに起きてることなのかもしれません。
みなさんも赤本が送られてきたら掲載報告をしてください。

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