アパホテルでの強制隔離中のスタッフによる部屋侵入について
セクハラというとちょっと違いますが他に何といえばいいか分かりません笑
帰国後、羽田空港から連行バスに乗り、3日間政府指定の潮見のアパホテルに宿泊しました。
2日目の夜にでかめの虫が部屋に出ました。飛ぶタイプの虫で、手が届かないところに止まって動かなかったりして、なかなか仕留められず。
天井に止まって数時間動かないので、その日は諦めて寝たんですが、翌日違う場所で見かけるもまたしても取り逃した…。
その日に出られるなら良かったんですが、実は、ホテルを退去する日は2種類あって選べるんです。
到着日の翌日から3日目の夕方か、4日目の朝か。つまり、4/1に到着したなら4日の夕方か5日の朝ということです。夕方の便は、当然その日の検査結果を待ってからの出発になるので遅れることが多いと聞き、その後のシャトルバスの時間に間に合わないと困るので、私は4日目を選択していました。
ちなみにどっちのバスを利用するかは、所定の紙に記入して部屋の外に置いておくシステムでした。ただ、私はちゃんと出しておいたしなくなっていたのに、「提出されてない」と部屋に確認の電話がかかってきました。いや、あの紙に私のフルネーム書いてあるんですけど。なくすなよ…
というわけで困って、望み薄だけど殺虫剤を貸してくれるとか部屋を替えてくれるとか、何かしてもらえないかと思って3日目にフロント(というか隔離施設のコールセンター?)に電話しました。すると、退治の人を派遣してくれるとのこと。今は虫を見失っている状態だけど大丈夫か聞くと、問題ないと言われました。ほどなくして「検疫官です」と部屋に中年の男性が来ました。殺虫剤を手に入ってきて、虫がどこにいるか分からない旨を伝えると、探すでもなく、「ここでいつまでも待ってるわけにもいかないですから」と嫌な言い方。いや、電話でちゃんと言ったんだけど、じゃあなんで来たんだよ…。
そして驚いたとこに、その人を部屋に入れて、ドアを閉めて振り返ったらベッドの上に座ってました。止める暇もなかった。この時点でやばい人だ!と思い、もう早く出ていってほしくてしょうがなかったです。殺虫剤を置いて帰ってもらいました。「てめーで殺せなかったらまた呼んでもいいですよ」と言われた。(どっかの方言?)
普通、隔離されてる人が使ってるベッドにわざわざ触るか?なんだその衛生観念w 私は知らない人が座ったベッドは汚くて使いたくないので、その日はシーツ剥がして寝ました。
その後しばらくして、虫を見つけたんですが、部屋のドアのすごく近くだったのと、微妙に私では手が届かない位置だったので、迷ったけどもう一度来てくれるようお願いしました。違う人かもしれないし…という薄い希望を持って。まあ同じ人来ましたけど。
結局虫はいなくはなったけど死骸は確認できず。ドア開けてたので多分外に逃げていったんだと思いますが、確実じゃなかったので殺虫剤は置いていってもらいました。ここでいつ退去ですか?と言われ明日ですと答えると、もし他で必要になったら殺虫剤を回収に来るかもしれないと言われ、了承しました。
その日の夜、シャワーを浴びて部屋で髪を乾かしていると、急に部屋のドアが開きました。は?と思っていると例の検疫官。目が合うと慌てて扉を閉め、扉の向こうから、すみません、もう退去済みだと思ってましたと。何の用ですかと聞くと、殺虫剤を返してくださいと言われました。
私はこの時、下着しか身につけていませんでした(でも着てて本当によかった…)
日本はもう結構春の気温になっていたけど、私は春夏服は今後使うので海外の家に残しておきたかったので、冬服しか持ってきてなかったんです。なので風呂上がりは暑くて服を着てませんでした。意外とこういう時、人は何もできないんですね…隠れることも声を出すこともできなかった…
なので、この状態で殺虫剤渡せってどういう神経?と思いました。こっちはもう顔も合わせたくないんですけど。後にしてくださいと答えたけど返事はなし。無視してドライヤー続行しました。笑
冷静になると、ドライヤーの音は外に聞こえてたはずだし、開けてしまったとしても、部屋の中の明かりがついてるから人がいるってわかるはず(カードキー差し込まないと明かりがつかないので)。それに少し開けたら靴や荷物が目に入ります。いつ退去するのかは紙で提出したし、電話でも答えたし、本人との会話でも伝えた。そもそも、退去する時にはストッパーでドアを開けたまま出るよう指示されるので、退去してたなら鍵を開ける必要もないんです。それなのに、ドアの真正面にいた私と目が合う角度までドアを開けるなんて…。「うっかり」ですませるにはあまりにひどい状況だったと思います。
私とその作業員の間であったこと、で終わらせるにはあまりに怖かったので、フロントに電話してあったことを伝えました。その後、作業員から電話がかかってきて、直接謝罪させてほしいと言われたので来ないでほしいと言いました。退去したと思ったと言われたので、ドライヤーの音してましたよね?と言うと、耳が悪いので…と。ならなぜドア越しに会話はできたんだ?
しかも殺虫剤は必要になったわけではなく、ただなんか返してほしかったらしい。
このあと、翌朝退去するまで何事もありませんでしたが。アパホテルのスタッフではないと思うし、ホテルスタッフとしての教育を受けていない人が他人の部屋の鍵を持っているという、特殊な状況だからこうなってしまったとはいえ…。もうちょっと自覚を持って行動してほしいです。私はこれ以降、どんなホテルでも内鍵とチェーンを掛けるようになりました笑
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