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待ち時間も飽きさせない!ハマスタのイニング間イベント〜後編〜

何点取っても…

2024年8月25日。いつもより1時間早く、17時にプレイボールを迎えた、今シーズンの神宮球場でのベイスターズ最終戦。私は3塁側内野席から試合の行方を見つめておりました。

1回表、1アウトから2番蝦名選手がレフト線へのツーベースで出塁すると、続く3番佐野選手が真ん中やや高めのスライダーを一閃!打球はグングン伸びてライトスタンドへと着弾。見事な2ランホームランで幸先よく先制します。推しのホームラン観られて幸せ。

3回表には2アウトながらエラーとヒットで1・2塁とし、打席に立つのは6番宮﨑選手。低めのフォークを掬い上げると、打球はレフトスタンドのベイスターズ応援団の元へ。これまた見事な3ランホームランで点差を広げます。

5回表には再度打線が爆発。山本捕手のタイムリー2ベースと、梶原選手の1塁線を鋭く破る、走者一掃の3ベースで4点を追加。6回表にも、宮﨑選手の2本目のタイムリーで1点を追加し、終わってみれば10点をあげての勝利となりました。

しかしながら、相手は打線のいいヤクルト。先発のケイ投手も被安打10、失点4となかなかに打たれてしまい、5回裏2アウト、白星まであと1死というところで降板となってしまい、すごく悔しそうでした…。三浦監督も苦渋の決断だったのでは。しかしこれも勝利のため。最善策だったと思います。

その後もヒットやフォアボール、パスボールなどでヤクルトが度々見せ場を作るも、ベイのリリーフ陣が踏ん張り、無失点で切り抜けました。17時開始だったのに、終わったのは21時近くと、かなり長い試合でした。勝ててよかった、よく4失点で済んだ、でも前回観に行った試合くらい心臓によくない…。

前回7/19観戦の様子はこちらの記事でもご覧いただけます↓

何点取っていても、ヤクルト打線は怖い。ドキドキハラハラの試合が多かったですが、今シーズンは神宮現地で4戦4勝。いろいろあったけど勝ちを見届けられてよかったです。なおハマスタは2戦2敗…今年中にホームで勝ち試合が観たいです泣

今シーズンも神宮球場には大変お世話になりました。ありがとうございました。

攻守交代の時間も楽しく過ごす

こんにちは。ベイズターズ'エールでスターマンと同じくらいつば九郎が好きな方、mochiです。つば九郎のきょうのひとこと、面白いのと愛に溢れてるのがとても好きです。石井琢朗コーチのお誕生日に言及してくれてありがとう。くるりんぱ、いつか成功するといいね…!

前回に引き続き、今回もイニング間イベントをご紹介します。

SHOW THE BLUE.

5回表終了後、ライトスタンドには巨大な応援フラッグが姿を表します。

でっかい

場内には勇者の遺伝子が流れ、スタジアム全体のファンが応援タオルを掲げて、選手を応援します。勇者の遺伝子については、以前の記事でご紹介しています。

全長75メートルもの応援フラッグが、ライトスタンドの観客の上を覆う様は、なかなかに壮観です。ライトスタンドには滅多に行かないので、フラッグの下にいる経験はありませんが、どんな感じなんでしょう…。

それと、フラッグが広げられたり、畳まれるのが、あっという間なのです。スタッフさんの手際の良さにもご注目です。

全力で踊れ…!

5回裏が終わると、スタジアムの照明が落とされ、何やら陽気な曲が流れ始めます。「at home presents ダンスcontest」のお時間です。

こちらはスタンドのファンが「ハッピースター⭐︎ダンス」を踊り、一番目立ったファン(最後にビジョンに映っていた人)が優勝、という企画。きっちりダンスを覚えていなくても、一番目立てば優勝です。優勝者にはペアシートチケットやベイ選手のサイン入りボールなど、豪華な商品が贈られます。私が初めてハマスタに行った2018年にはもう行われていた、連綿と続く人気企画です。

ビジョンには、お手本となるダンスを踊るdianaの他に、ハッピースター⭐︎ダンスを踊るファンが次々と映されます。優勝賞品が際立って豪華なこともあり、なかなか皆さん気合いが入っていまして…両手に青いサイリウムを持ちながら全力で踊るお姉さん、虹色のアフロと黒いサングラスをつけて踊るお兄さんをよく見かけます。

このダンス、もちろん(?)選手も踊れます。たまにビジョンのお手本ダンスを踊っているのが選手になることもあるようです。


こちらのコンテスト、見ているだけでも結構楽しいです。5回裏終了のタイミングでは、グラウンド整備が入るので、特にイニングのインターバルが長くなるのですが、それを忘れてしまうくらい、参加するファンの熱いバトルダンスに見入ってしまいます。スタジアムDJの山田みきとしさんの合いの手も絶妙。楽しめること請け合いです。

終わりに

2週にわたり、イニング間イベントについてご紹介してきました。執筆にあたり、イベントについて色々調べていましたが、ベイスターズ球団の創意工夫が随所に感じられました。

近年、ハマスタのチケットは取りにくい、とよく言われるようになりました。十数年前には空席ばかりだったハマスタが、毎試合満員となるような人気球場に生まれ変わったのは、イニング間イベントも含めた、様々な施策があってこそだと思っています。お客さんに来てもらい、観客を楽しませ、ベイスターズをより横浜、神奈川に浸透させる…そこにはたくさんの取り組み、工夫があったことでしょう。これでプロジェクトXできそう。

イニング間イベントは、テレビやネットの試合中継では、全てを観るのはなかなか難しいと思います。ハイライト放映の時間に充てられたりするので…。
ですので、ぜひハマスタ現地で、ベイスターズの工夫が詰め込まれたイベントの数々を、その目で見ていただけたら嬉しいです。きっと楽しんでいただけると思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。それでは!

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