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FA雑感〜残ってくれてありがとう〜

これは現実?それとも夢?

2024年11月3日。横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本シリーズ優勝を果たしました。本当に、本当におめでとうございます。3週間くらい経った今でも書いていて泣きそうになっています。

日本一を達成した瞬間を観ても、tvkの日本一祝賀特番(YouTube tvk公式アカウントでも観られます!)を観ても、少し現実感がないような気もしています。2018年以来ずっと応援していたのですが、いざ日本一になると、自分にとっては初めてのことで、どう喜んでいいのかが分からない…といった心持ちです。


とはいえ、福岡ソフトバンクホークスという強豪に勝ったことは、とても素晴らしく、揺るぎない事実です。故障者も出て万全とは言えない中、猛打と堅守を披露した野手陣、3戦目以降ホークスの並いる打者を抑え込んだ投手陣、特にリリーフ陣…。

特に、ホームランやヒット、ダイビングキャッチでチームを引っ張った桑原選手。シーズンは出場機会を減らしながらも準備を怠らず、ポストシーズンの扇の要を見事に務めあげた戸柱選手。肉離れから復帰して、要所を抑えてシリーズの流れを変えた東投手。
これ以上名前を挙げていったらキリがないですが、みんな本当によく頑張ったと感じます。誰ひとりとして欠かせなかった、素晴らしいチームです。

横浜の街も歓喜に包まれています。

関内駅ホームの記念ポスター
京急横浜駅構内の記念ポスター。左側にもポスターがズラリ。

改めまして、26年ぶりの日本一、本当におめでとうございます!

今年もあの時期が…

こんにちは。推しのチームが優勝するのが初めてで未だにフワフワしている方、mochiです。今回はFA、フリーエージェントについての感想記事です。

推しのFA

2024年シーズンでFA権を取得したのは、佐野恵太選手、筒香嘉智選手、京田陽太選手(ここまで国内FA)、森唯斗投手(海外FA)の4名です。特に話題になっていたのは、佐野選手でした。

以前にも書いたかもしれませんが、私mochiの最推しは佐野選手です(2018年にビハインドの神宮で観た代打スリーランは未だに忘れません)。そんなわけで、日本シリーズが終わってから、日本一になった喜びとは裏腹に、やきもきしておりました。
最推しが移籍してしまったらどうしよう、このところスタメン機会も減ってる、出身が岡山だからカープに行ってしまうのかなあ…などと不安な思考を巡らせていましたが…

11月12日、球団から佐野選手のベイスターズ残留が発表されました。文字通り胸を撫で下ろしました。正直、日本一よりも嬉しかった気がします。

球団を通じて発表された佐野選手のコメントは「ドラフト会議で指名待ちをしていたあの時の長く、苦しく、悔しい時間は今も自分の原動力となっています。指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍したい。その思いが変わることはありませんでした」というもの。

ドラフト9位と、支配下指名の最終盤に指名を受けながらも、持ち前の打撃センスで左の代打からレギュラー、クリーンナップ、キャプテン、そして侍ジャパンへと大出世を果たした佐野選手。
さらには石川雄洋さんから背番号7を受け継ぎ、首位打者や最多安打のタイトルを獲得する…ここまでのストーリー性を持った選手、なかなかいないと思います。

感じた変化


これからも変わらずに推しを応援できる喜びと共に、もう一つ大きく感じたのは、ベイスターズが、ここで野球をしたい、と思ってもらえる球団になってきた、ということです。

過去、横浜からFA移籍した選手は、内川聖一さん、村田修一さん、最近では梶谷隆幸さんや嶺井博希選手など、それなりに多くいたのは確かです。
一方で、ここ数年は宮﨑選手や桑原選手、戸柱選手、石田投手など、FA権を行使せずに、または宣言した上で残留する選手も増えてきた印象です。

今年、もう一人話題になっていた京田選手も、FA権を行使せずに残留となりました。京田選手は「周りの評価というより、ベイスターズで野球したいという思いが強かった。このチームメートとリーグ優勝の瞬間を味わいたいと思った」とコメントしています。

中日での経緯を知っているだけに、ここまで言ってもらえるのは嬉しい限りです。そして、ベイスターズが選手にも愛着をより感じてもらえる球団になったのだと実感しました。

終わりに

今回は佐野選手愛全開でお届けしました。どうしても嬉しくて…。

現在開催中のプレミア12でも、指名打者の枠を見事に勝ち取っています。打者9人のうち3人がベイスターズの選手、本当に胸が熱くなります。そして打点に盗塁(!?)と結果を残しているのもすごい。

まずはプレミア12の優勝を目指して、それから、今年の忘れ物であるリーグ優勝を来年こそは果たせるように、引き続き佐野選手の活躍を願い続けたいと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。それでは!


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