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THE ALFEE 2022 秋の天地創造 宇都宮市文化会館(ネタバレ有り)

2022年10月9日、宇都宮市文化会館にて行われましたTHE ALFEEのコンサートに行って来ました。単独のALFEEコンサートは人生3度目。コロナ禍以降は初。セトリは自信が無かったので、「Aの会」と言うサイトで初日の越谷公演のセトリを拝見してからライブに臨みました。大変お世話になりました🙇‍♂️


以下、ネタバレ含む内容となっております。
内容知りたく無いと言う方はくれぐれもご注意下さい。

ツアートラック①
ツアートラック②
ツアートラック③
ツアートラック④
ツアートラック⑤
ポスター
注意事項
声出し出来ないからこその必需品。光るマラカス、その名も「ミカエルの剣」。新曲「天地創造」の歌詞に由来しています。
記念チケット表
記念チケット裏。会場名、日時も記載。
最新シングル(4形態同時発売)のうち、会場で2枚同時に購入するとこのポスターが貰えるそうです。
世界的な製造・物流の遅れ等の関係で、オフィシャルツアーグッズは間に合わず、DVD/BR及びミカエルの剣のみの販売。
イベンターのアリノワさんが来年主催するスタレビのフライヤも目立つように置かれてました。
会館内でポスターも設置。

会場内は超満員。開場時間は暗くてステージの全貌は掴めず。開演直前の場内アナウンスが終わり、「間も無く開演です」の影アナの声に超満員のお客様の熱気溢れる拍手が響き渡り、待ち望んできたと言うエネルギーで場内は一気にボルテージが上がりました。やがて場内が暗転し、ALFEEコンサート特有の豪華なライティングとオープニングSEが織り重なり、ステージ後方中央のドアにALFEEの3人のシルエットが浮かび上がると更にヒートアップ。そのままステージに出てきて、それぞれが持ち場に着きいよいよコンサートが始まりました。

1.天地創造
2.ROCK憂
3.Save Your Heart〜君だけを守りたい
4.Orionからの招待状
5.Time Machine〜恋のS.O.S

一曲目は最新アルバムのタイトルにもなっている「天地創造」から、比較的ハードもしくはアップテンポな曲調のものが立て続けに披露。メンバーそれぞれ曲毎に楽器を替えたり、ALFEEの特徴である3人でメインヴォーカルを替えたり、更には一曲の中でメインヴォーカルをスイッチするのを物の見事に披露。演奏しながらコーラスもメインヴォーカルもこなす凄さを序盤から見せ付けてくれました。さらに個人的前半ハイライトは「Orionからの招待状」。コロナ禍になり初の無観客配信ライブを実施した際にも歌われましたが、お客様と直接会えなくても、ALFEEはここに居るし、今までと変わらない愛を贈ると言うメッセージが込められた、近年を代表する名曲だと思います。

二曲目の冒頭で簡単な挨拶はありましたが、5曲終わりようやくMC。メンバーも楽器を置き、ここでは坂崎さんがメインで進行する事に。3年ぶりの秋ツアー、今年は春も夏も秋もコンサートが出来て嬉しいと。(話が長くなりそうなので)どうぞお座り下さいと案内。ここで会場に集まったお客様に聞き取り調査。初めてALFEEのコンサートに来た人と聞いて、最前列付近含めて20人近くは居たような気がします。よく来てくれました〜(デビューしてから)48年間待ってましたよ〜と気の利いた話術で進める坂崎さん☺️。初めましての方や、久々の方の為にメンバー紹介しますと言うと、ALFEEの3人が同時にメンバー紹介をし始めて坂崎さんが桜井さんと高見沢さんにツッコむ展開に。どさくさに紛れて焼酎飲みたいとか餃子食べたいとか言ってんじゃねーよ❗️と、さりげなく宇都宮的な話題に持ち込む坂崎さんの巧さ。そこからはメンバー同士のソフトな罵り合い含む仲睦まじいMCの展開に😅。桜井と高見沢は高校の時からの気持ち悪い関係ですと坂崎さんが説明したと思えば、桜井さんは坂崎さんの事をチビの助と呼んだり😅。今のテレビとかなら間違いなくコンプライアンスに引っ掛かると思いますが、面と向かって言える程仲が良いのです☺️。桜井さんは高見沢さんから決めポーズを促され、一度では納得いくものが出来なかったらしく、自ら志願して再び何度か決めポーズをする事に。高根沢さんからは自分からやる気になった姿を初めて見たよと驚かれてましたが、それに対し桜井さんは、だっちゅーのポーズ😅。そしたら高根沢さんも同じポーズして笑いを誘ってました😅。ここで今回のツアーグッズ紹介のコーナーに。宣伝部長の桜井さんが率先して紹介しました。先ずはツアーパンフレット。歴代のツアーパンフレットヒストリーに加えて、最新フォトはメンバー三人を二人のカメラマンにそれぞれ違うシチュエーションで撮影してもらったものだそうで、写真の一部をパネルにしてステージ中央付近に立て掛けて宣伝してました。高根沢さんは相変わらずの内容で、桜井さんからは「独特ですが、この世界観はずっとやって頂きたい。150歳まで」と言われてました😅。桜井さんはダンディなスーツ姿と、花を持ったカジュアルな写真の2枚で、花売りのおじさんと呼ばれてました😅。そう言えば桜井さんは高見沢さんからやる気を出したと散々言われ続けていたのに反応し、「お前(高根沢)のやりたいこと全部(こちらが)やってきたんだよ❗️」と切り返してました。さりげない会話でしたが、ALFEEが何故今の今まで絶妙かつ良好なバランスを保ちながら活動出来ているのかが垣間見える発言でした☺️。
他にも有観客ライブや新曲レコーディングの話題なども掲載してるそうです。

それからツアー限定の食品関係。今回はメンバー監修の「幸ちゃんのハヤシライス」美味しくて、食べたらほっぺが落ちちゃいますと宣伝。メンバーが食べたジェスチャーをしたらほっぺが落ちる音がして、それを桜井さんと坂崎さんが踏むと違う声が聞こえてきました😅。そしてお菓子2種類、「星空のCeremonyクッキー」と、「塩トリュフ風味チーズあられ」も紹介しておりましたが、世界的な流通事情によりツアー開始に納品が間に合わなかったのでらしく、今はネット販売のみと告知してました。
それでは曲の方にと言う事で、高見沢さんもマーチンのギターに持ち替え、アコースティックなサウンドで聴かせる曲が数曲続きました。

6.別れの心象
7.風に消えた恋
8.Far Away

前半がハード(動)ならばここはメロウ(静)、ALFEEがジャンルにカテゴライズされないのは、特定の偏りが無く幅広い音楽のバックボーン及びその表現だと思います。「Far Away」が終わると坂崎、桜井ご両名が一旦ステージからはけて高見沢さんが単独でMC。「Far Away」は1987年のアルバムに収録された懐かしい曲で、ロンドンレコーディングしたもの。ロンドンの夕暮れとかも思い出すみたいな事を仰っていたと思います。ALFEEは新曲もどんどんやるけど、昔の曲も多いのでどこから聴いて良いのかわからないと言われる事があるけど、どこから聴いてもらっても良い。後々全部聴いてもらえれば良いので。コロナ禍で出来たアルバム「天地創造」だけど、新曲を10月5日にリリースした話題に。そのプロモーションで様々な媒体に出てるけど、週刊朝日の表紙になるとは思わなかったと高見沢さん。このタイミングで坂崎、桜井ご両名が再登場。桜井さんはスーツの上着を脱いできました。高見沢さんはこれ言っちゃうとオヤジギャグになっちゃうけど、あの表紙見て拍子抜けしたとか😅。その流れで桜井さんに振ると、何の脈略も無く振るのやめてよ〜と懇願。本当良いバランス関係です☺️。新曲は71枚目のシングル。「メリーアン」以来ずっとチャートのベスト10に入っている。メインで歌っている人のプレッシャーも強いけど、桜井賢が今から心を込めて歌います❗️と高見沢さんが説明するとお客様は満場の拍手。桜井さんも若干困惑してました😅。勿論お持ちの方もいると思いますが、ロビーでも販売してるので何とか今日中に1番新しいシングルをお買い求めくださいと高見沢さんが仰ってから最新曲が披露されました。

9.星空のCeremony

高見沢さんも黒のフライングVに持ち替え再びハードな楽曲になり、観客も総立ちに。「逢いたい時に逢えない」とか「愛が深すぎるから」等、コロナ禍だから作られた曲ならではの歌詞ですが、それがまたALFEEの世界観と相まっているように思います。素敵な曲ですがまだツアー2本目で楽曲の演奏が馴染んでいない気がしました。これからツアーを重ねていくと化けていくことでしょう。因みに一曲目に披露された最新アルバムのタイトル曲「天地創造」は春のツアーから披露しているだけあってかなりの完成度。最近は毎日聴いています☺️。これだけ長いキャリアを誇り、何なら過去の代表曲だけで十分ライブもやれるALFEEなのに、最新曲が格好良くてテンションぶち上がると言うのが、現役第一線でやれているミュージシャンの強さだなと思いました。他のミュージシャンもですが、今が輝いていると言うのが素晴らしいです。ここからアルバム「天地創造」の楽曲が立て続けに披露されていきました。

10.組曲:時の方舟
11.風の時代
12.愛という存在

組曲は、正にプログレッシブロック。メンバーの演奏や歌の持ち味が存分に発揮されています。キャリア48年で更なる新基軸を打ち出すALFEEは凄いです。「風の時代」と言うのはここ数年言われている内容ですが、それを早速取り入れ、時代を受け入れ今の時代に通用するALFEEを常に更新していくんだと言う決意表明にも取れる曲です。そして「愛という存在」ではステージ床に白いスモークが敷かれ、高見沢さんが讃美歌の如く熱唱。この純愛の歌にキュンとされた方は多かったのではないかと。ALFEEとファンの方が長年培ってきた強固な関係性をヒシヒシと感じられる、個人的最大のハイライトでした。これにて本編終了。客席からは沢山の拍手に加えてグッズの「ミカエルの剣」のライトを灯し、アンコールを待ちわびていました。

ここでいきなり「浪花節だよ人生は」風なイントロが流れ、和服姿のALFEEの皆様が登場。いや、ALFEEではなく昭和兄弟と名乗ってました😅。ALFEEの50周年に向けて、盛り上げる為にやってきたとの事。ここからは3人によるコントが開始。まずは一曲と言う事で3人のスイッチヴォーカルで某有名な演歌調の曲を。桜井さんから♪こんな小さな坂崎だけど〜♪と歌われ、更には声は聴こえるけど(低くて)見えないとか、飛び跳ねるとヅラが飛ぶぞと言われる始末😅。そんな坂崎さんも桜井さんの和服が古臭くないかと指摘。事務所から衣装代を貰ったはずなのに桜井さんの衣装だけ古いのはおかしいと問いただすと、桜井さんは猫踏んじゃったのメロディに合わせて♪酒飲んじゃった〜酒飲んじゃった〜スッポンポンになっちゃった♪と歌い出す始末😅。そのやり取りに高見沢さんからお前ら中2かっ❗️と突っ込まれると、中1だよとか小6だよとか更なるボケに😅。宇都宮だからか、北関東は寒いから頭皮にくるとか言う会話になり、365歩のマーチに合わせて再び替え歌。♪1日1本、3日で3本。全部抜けたら大変だ〜♪とヅラネタになるような展開に😅。昭和兄弟が歌う昭和の名曲を歌うとしながら♪私被ってます〜♪と再び替え歌にされ、被ってね〜よ❗️と坂崎さんが突っ込むオチでコント終了。和服姿のまま楽器を纏いアンコールが
始まりました。

13.Funky Cat

ステージ上手には、電気で急速に膨らむ猫のオブジェが登場。更には高見沢さんは猫の曲だけに、ドラえもんのボディのギターで演奏。メインヴォーカルの坂崎さんはハンドマイクでステージ前方に出てきて声無しのコールアンドレスポンスを煽ってきました。日本🇯🇵と書かれた扇子を持ったりもしてましたね。ラストは桜井さんがニャーと言って終了。すぐさまピアノのイントロが奏でられ、その間に和服を脱ぎ、次なる曲が始まりました。

14.星空のディスタンス

殆どのコンサートで披露される大名曲であり、一糸乱れぬお客様の振り付けも壮観でした。高見沢さんは光るエンジェルギターでしたが、序盤は接触不良だかでトラブってましたが、間奏のギターソロからはバッチリでした。エンディングではサポートメンバーのコールをし、それぞれのソロ演奏で見せ場を作ってくれてました。

15.SWEAT & TEARS

イントロで青と赤のテープが客席にロケット発射され始まりました更なる大名曲。泣かせに来てますね。高見沢さんもヘドバンしながら熱唱。メンバーも時差でステージ下手や上手に来て煽り。ラストのテンポアップの所ではステージ後方で火も吹く演出。素晴らしい盛り上がりで一旦終了しました。しかしこれで終われる筈もなく、更なるアンコールを求める拍手が響きました。衣装チェンジが無いのですぐにメンバーが再登場。高見沢さんもアコギを持ってまして、演奏されましたのは

16.ラブレター

高見沢さんのMC。「懐かしい曲を聴いてもらいました。3枚目のシングル、初めてオリジナル曲でシングル曲をやらせて貰えたので思い入れが深いと。メリーアンに辿り着くまで長かったけど、あの頃キャンペーンとか廻れて楽しかった。今回もツアーを廻れて、皆に会えてホッとしました。皆に会えて良かった。マスク外して皆の顔が見えるようになりたい。コロナも増えたり減ったりよく分かんない。今から歌うのは、最新シングルの両A面曲。ステイホームとかあるけど、そう言う中で作られた曲。心の中にあるわだかまりとか色んなこととか。家、社会、世界のこととか思っていることを曲にまとめましたみたいな感じでラスト曲

17.Circle of Seasons

が披露されました。高見沢さんはここでもアコギで、コーラスの響きが美しい曲でした。これもツアーを重ねていく毎に進化していくでしょうね。演奏後はALFEEの3人が深々とお辞儀。高見沢さんは最後まで残り深々とお辞儀して終了となりました。

全体で約2時間半。ちょうど良いボリュームだったと思います。ALFEEはデビュー50周年やコンサート通算回数3000回に向けて走り出しているみたいですが、それさえも通過点。出来る限り長く続けたいと言う想いが叶えば良いなと思いますし、またALFEEのコンサートに行ける日を待ち望みたいと思います。



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