「Evernote/Asana/Kibela」から「Notion」に移行&統一したお話
みなさんこんにちは。
今回は巷で話題の「Notion」について書きたいと思います。Notionは最近名前はよく聞くなーくらいの感覚でしたが、実際に触る機会がありそのときに「これは使いやすい!」と思い、既存のツールからの移行を実施しました。
この記事では移行時の背景や手順などを簡単にまとめておりますので、Notionに興味はあるけど実際どうなの?という方の参考になればと思います。
なぜNotionへ移行した?
プライベートも仕事も基本的にはデジタルよりアナログで管理をしたいタイプなので、もともと手帖などは使っていませんでした。(アイデアや思考の整理のみA4ノートを使用)
それまでのツールの使用状況としては、
- 個人メモ・ノート:Evernote (プライベート共有はKibela)
- タスク管理:Asana
- ビジネスメモ・共有:Kibela (プロジェクトによってはDocBase)
という形で運用していました。今見てもごちゃっとしてますね。。。
実際に手を動かすごとにアプリやブラウザの切り替えが面倒だったり、「あの記事どこだっけ?」と探すのが面倒だったので、一元管理したいなとずっと思っていました。
機能も無料だと限定的なので有料も検討していろいろ調べた結果、Notionいいじゃん!となって実際に無料版でまずは触ってみました。1週間くらい触ったところで気にしていたことがかなり解消されたので、有料登録して本格的に使い倒してみました。
実際に移行してみる前に懸念していたこともかなり解消したので、導入検討している方は参考にしていただければと思います。
詳しくは公式ヘルプでも見ることができます。日本語ヘルプもまとまっています。
マークダウンで書ける?
→マークダウンも対応してますし、Evernoteのように直感的にもかけます。
ノートのように書くこともできますし、Todoリストやマークダウン、数式まで書けます。Evernoteのように文章を書いて、書式変えたいところだけ右クリックでH1など設定もできますし、Kibela/DocBaseみたいに「#」と書き出せばそれだけでH1のブロックになります。便利!
作成したページの階層変えたりできる?
→ドラッグ&ドロップでページ間の移動は簡単。
ページを作った後に月日が経過して階層が深くなったり、設計ごとリニューアルして移動などがたびたび発生します。Kibela/DocBaseではページ移動するとリレーションや権限などが面倒でしたが、Notionは直感的に変更できるのが嬉しいところです。
ディレクトリ・ページごとに共有権限が設定できるので、ビジネス/プレイベートやプロジェクトごとに階層を分ければ、一つのワークスペースで複数人の人と管理・編集することもできます。Kibela/DocBaseと同じことができてしまう便利さ。
配置もドラッグ&ドロップで変更できて、2カラム構成にもできます。便利!
タスク管理はできるの?
→データベース機能があるので、タスク管理はボード形式でもテーブル形式も可能。なんならガントチャートも作れちゃう
Notionにはデータベースという機能があり、そこがTableやCalender、Listなど様々な形式でPageを管理できます。Asanaだと有料版にしないと見れないTimeLine機能もあり、列の追加やカスタマイズも簡単に設定できます!
個人的に感動したのはPageとTaskをドラッグ&ドロップで移動できる点!議事録からTODO発生したらすぐに移行したり、タスクにしていたけど一旦アーカイブしておきたいからPageにして横においておくなど様々な使い方ができます。
さらに同じデータバースを他のPageにもリンクさせて呼び出すことができるので、一つのデータベースだけどそれぞれのPageでフィルタやソートなど独自に設定ができます。細かいところまで手が届きすぎている。。。
タスク管理のデメリットとしては「スマホからタスク登録がしづらい(Notionアプリ立ち上げて該当ページへすぐに行けない)」のはあげられるので、ここはハックしてなんとか登録しやすくしたいところです。思いついてパットメモする、という流れはAsanaのほうが軍配が上がります。
EvernoteのWebクリップ機能が便利すぎる!
→Notionでも拡張機能・アドオン追加でWebクリップできます。
Evernoteを離れられない最後の理由が「Webクリップ」の便利さでした。ブラウザで見ていた記事をワンクリックで保存できて、検索もあとからできるのが楽でずっと使っていました。
ただ、Notionではまったく同じことができると聞いて試してみましたが、これも利用したところ違和感まったくないくらい使いやすかったです。ショートカットキー(Command+Shift+K)が設定されているところもいい。
データベースにWebクリップした記事を自動で蓄積して、タグつけて管理など自由自在です。
ここまで来たら移行しない理由がないので、早速データ移行しました。ただ、移行さえも押さえておくべきアプリはNotionが移行方法を用意してくれているのでそれに従うだけでした。いたれりつくせりなサービス。
Evernote/Asana→Notionの移行の仕方
公式のヘルプにデータインポートのアプリごとの解説が載っているのでこちらを参照にしました。
EvernoteとAsanaは公式がアプリ連携をしてくれているので、データ移行は手順に従えば特に問題なく10分位で終わりました。
Kibela→Notionの移行の仕方
Notion公式ではサポートはないのですが、マークダウンファイル(.md)をインポートできるので、そちらを使うことにしました。
Kibelaにもエクスポート機能があるので、ログインしてmdファイルをエクスポートして、それをNottionにログインしてmdファイルを取り込むだけでした簡単。
画像や添付ファイルだけは別ファイルになって記事と別れてしまうので手動紐付けが必要ですが、それ以外は一括インポートで特に苦労せずでした。(DocBaseは自分で管理していないツールなので据え置き)
まとめ
ここまで「Evernote/Asana/Kibela -> Notion」への移行のメリット・デメリットを説明しましたが、メリットだらけなので迷っている人には「とりあえずNotion使っておけ!」というくらい良いツールということが伝わればと思います。
有料会員になって1ヶ月以上使っていますが、特に不便もなく快適に使っています。またNotionの詳しい使い方などは別の記事で書いていけたらと思います。