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私と伊勢神宮との出会い

こんにちは!めんだこです。
今日は私の大切な場所、伊勢神宮との出会いについて書こうと思います。

私が初めて伊勢に訪れたのは大学2年生の時のこと。
青春18切符を使い、友人と伊勢まで来ました。友人は日本史が大好きな子で、社会の教員免許も持っていました。(一応私も持っている。)

彼女が、伊勢神宮に訪れたいとのことで、伊勢をゴールとして浜松や名古屋で泊まりながら旅をしました。
途中下車をしては、その土地の美味しいものを食べ、全てが新鮮で素晴らしい経験でした。

初めて訪れた伊勢神宮は、とても穏やかで壮大でした。
ただ、当時の私は、ずっとキリスト教の学校に通っていたこともあり、
日本の神様のイメージがあまり持てていませんでした。

そこで友人は、「日本がどのようにしてできたのか」を丁寧に教えてくれました。
最初はどろどろだったものから、天つ神に命じられ、イザナミとイザナギが互いの足りないところを掛け合わせて、子どもができるが手足が不自由だった話。もう1度子どもを産み、8つの島ができた話。

日本の神話を聴く機会がなかった私は夢中になって彼女の話を聞きました。純粋に面白いと思いました。
自然に神が宿ると考えた古来の日本人の感性を素敵だなと思いました。

でも、私は日々神に向かって語り掛けていないし、
神の存在を意識して生活していない。
日本の神様についても今まで何も知らなかった。

それなのに、こうしてふと機会を作って、お参りをしに来るのを神はどう思うのだろう?とふと思いました。
都合のいいやつだなーと思われそうだなとも。

そう彼女に伝えると、一言。
「神様はそんなに器が小さいかたじゃないよ。」
と言われました。衝撃でしたね。

自分の器の小ささを痛感しましたし、
神に対してそこまで心を委ねている友人の姿に「大人だな」と自分との違いを感じました。

そうして、天照大御神が祀られている正宮を訪れた時。
言葉が出てこなくなるような、その荘厳さに圧倒されました。

そこでは、日常で抱えていたこまごまとした感情が全て大きな空に包まれ、
「それでいいんだよ」
と言ってもらった気がしました。

日常の私の生を肯定してもらった気がしました。

何億人もいる地球のたった一つの命でも、
神様はちゃんと救ってくださるんだ、肯定してくださるんだ、

と思いました。

これは、私にとってかけがえのない経験になっています。
誰かに無条件に自分の存在を肯定してもらう事、そこから得られる安心とエネルギーは稀有なものです。
両極に見える安心とエネルギーを同時に与えられるのは、まさに神様だからこそだと思います。

さて、そのような大切な場所となった伊勢神宮。
先日、友人と伊勢参りをしてきました。初めて食べたもの、いい出会いも沢山あったので、今度はその1日について書こうと思います。

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