【アメリカ運転免許】これだけは避けたい!一発アウト強制終了パターン解説!カリフォルニアDMV
実技試験開始3分で見事強制終了となった筆者がDMV実技試験における一発アウト集について解説します。
DMV公式の採点基準
まずは、DMV公式の採点基準を理解しましょう。
下記のようなスコアシートに基づいて採点されます。
不合格になるのは、スピードが遅すぎるなど、減点が15点を超える場合ですが、それ以外にも危険運転だと判断された場合は、一発アウトとなります。
具体的にはこちら。
詳しい解説は、DMVハンドブックにあるDriving Performance Evaluation (DPE) Scoring CriteriaのCritical Driving Errorsを見ていただきたいですが、ここからは、実際にあった一発アウト集をご紹介します。
実際にあった一発アウト例
車線変更時の肩越し確認不足
これは筆者がやらかしたケースですが、片側1車線の狭い道路を走行中に路上に突き出して一時駐車している車がいました。
この車を避けるには、一時的に対向車線にはみ出す必要があったため、指示器を出して左に一時的に膨らんだ後に、駐車している車を追い越して元の車線に戻りました。
その際に、右側後方の死角の確認が肩越しで実施していなかったとのご指摘を受け、これがDangerous maneuvers に該当し、一発アウトとなりました。これは試験官によって当たりはずれありますが、左右の安全確認、肩越しの後方確認は大げさにやった方が身のためです。
信号待ちでKEEP CLEARを無視して停車
次は、十分なスペースがないのに突っ込んでしまうケースです。
KEEP CLEARは建物からの出入り口等になっており塞いではいけないエリアですが、初見殺しのように交差点の直前に存在しているケースが稀にあります。前にスペースがないのにうっかり突っ込んでしまい赤信号で止まるとそこで静かに強制終了です。減点で済む場合もあります。
横断歩道を歩行者が渡り始めた際の一時停止違反
DMVはスクールゾーンや住宅街付近にあり、実技試験コースで横断歩道が登場することがあります。その際に、歩行者がいたら当然ですが要注意です。まだ渡ろうとしていないから大丈夫だと思っていても、渡ろうとし始めた時に気づかずに、あるいは、気づいてはいるがまだ十分通過できると思って直進してしまい一発アウトになったケースがあるようです。
他にも色々なケースがありますが、試験官による当たりはずれが多い印象です。登場から不機嫌な試験官に当たってしまった場合は、運が悪かったと思って気にせず次回頑張りましょう。
実技試験は3回まで受けられますが、一度落ちた場合は、受験するDMVの会場を変更するのもおすすめです。落ち着いて頑張ってください。
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