CL福岡2024 day2進出 10-4 サーナイトexの備忘録
はじめに
バヤニと申します。普段は千葉の市川市を拠点に活動しております。
この度CL福岡2024にてサーナイトexのデッキを使用し、day2に進出することができたため、備忘録及び思考の言語化を兼ね、noteを執筆することとしました。駄文となりますが、最後まで読んでいただけると嬉しく思います。(なお、当デッキの動かし方や各対面に対する考え方の項については、当デッキの勝率に関りうること、執筆者が福岡への旅費で本当に貧乏になったことを理由に有料とさせていただきますことをご容赦ください)
環境考察とデッキ選択の理由〜構築の経緯まで
CL福岡時の個人的な環境予想
tier1 リザードンex
tier2 パオジアンex アルギラ ルギアチラチーノ
tier3 ロスト(バレット・ギラティナ)古代バレット
tier4 カビゴンlo イダイナキバlo サーフゴーex
このような環境をイメージしていました。
そして、CL福岡の約1ヶ月ほど前にレギュレーションが更新され、環境が定まりきらない中、私自身は使用するデッキを決めかねていました。レギュ更新後、初期はデッキパワーが高くtier上位になると予想していた、リザードンexやパオジアンexのデッキを握ってみるものの、しっくりこない&前シーズンから使い慣れているプレイヤーに敵わないと考え、迷走。
そんな中で、シティリーグにてサーナイトexでの入賞報告を発見しました。前シーズン気に入って使っていたデッキタイプであったこともあり、本格的に考察してみることに。
前シーズンで流行っていた、エヴォリューション軸のリザードンexデッキを参考に構築。CL福岡にて使用した構築とは大きく離れた所からスタートしました。
結果は3-2予選落ちでした。CL福岡2024にて使用した構築とほぼ同じです。使用感は悪くなかったものの、どうしてもペパーを多用することと、ハイボでキルリアを持って来たい場面があり、手札が細くなりすぎることから、はげましのてがみを採用。これは正解だったと思います。
day1、day2ともに同様の構築を使用しました。
採用カード、不採用カードとその理由
・ラルトス テレポートブレイク 3枚
メモリースキップ 1枚
カビゴンloの対策としてテレポートブレイクのラルトスを優先的に採用。
ただメモリースキップを打つことで、相手のエネを枯らせたり、1ターン貰える場面があるかもしれないこと、レギュ更新にてテツノブジンexを主体としたデッキが減ったことを理由にメモリースキップも1枚の採用。(ほぼ気持ちの問題かもですが)
なお、ミストエネルギーの登場により従来使われていたようなアロコンの対策にはならないことがあるので注意。
・キルリア 4枚
サーナイトex 2枚
ここはデッキのエンジンとして特に説明は不要かと思います。
・フワンテ 2枚
サケブシッポ 1枚
このデッキのメインアタッカーです。ダメージの倍率が高く、1試合で複数回動かすことの多いフワンテを2枚の採用。
・マナフィ 2枚
当初1枚で考えていたものの、1枚のみだと簡単に相手のキャンコロプライム手裏剣に屈してしまうため、仕方なく2枚の採用。
・ジラーチ 1枚
ロストに対する対策札。アタッカーにダメカンを乗せて火力を出すコンセプト上、ロストマインが通りやすいです。現カードプールではほぼロストのみにしか出さないので、ロスト対面を捨てられる環境であれば抜くべき1枚です。
・かがやくゲッコウガ 1枚
超エネをトラッシュに溜めるコンセプト上、非常にマッチしたドローエンジン。リファインと違い、1ターン目から使用することができるため、初動の安定に繋がると考え採用。
・ミミッキュ 1枚
リザードンに支配された現環境で個人的にイチオシのカードです。詳しい使い方については後述。
・なかよしポフィン4枚
ネストボール 2枚
ハイパーボール 3枚
ヒスイのヘビーボール 1枚
ボール配分はこちら。感覚的な話にもなってしまいますが、序盤・中盤・終盤それぞれの動きを安定させるかつ、最低限の枚数を考えこちらの配分に落ち着きました。
ヒスイのヘビーボールについては、採用しているたねポケモンの種類が多いことと、個人的にサイド落ち確認が苦手なことから採用。ただ、手札コストの確保が大切なデッキであることから無闇に使用するのはNGです。
・すごいつりざお 2枚
サーナイトラインがアタッカーになることが少ないため、主に戻すのはフワンテ・サケブシッポになります。
・カウンターキャッチャー 2枚
準備に時間がかかるデッキかつ、ペパーで回すデッキのため非常に強く使えます。ベンチポケモンを縛りながら、サケブシッポでベンチ狙撃ができる点もgood。
・ともだちてちょう 1枚
当初は入れずに回していましたが、ボスやナンジャモを使い回したり、序盤にコストにしたフトゥーを山に戻す際など、あって良かった1枚です。
・大地の器 1枚
はげましのてがみ 1枚
どちらもペパーからエネルギーにアクセスするカード。当初は器2のみで回していましたが。器だと手札が増えないことがキツく感じ、1枚をはげましのてがみと変更。手札管理がしやすくなったと感じます。イチオシの1枚です。
・ダメージポンプ 1枚
主にリザードンex対面、お守り付きフワンテで330点を出しに行く際に使用。月明かりの丘やピクニックバスケットとの選択になると考えましたが、エネの要求枚数が増えない点を魅力に感じ採用。
・エヴォリューション 2枚
基本的に1試合で0〜1回しか使用しないですが、サイド落ちのケア&単純に初手で引きたいカードなので引きやすくなるよう複数枚の採用。余ってもペパーでサーチして気軽にコストにできるのでそこまで邪魔には感じません。
・勇気のお守り 2枚
ヒーローマント 1枚
フワンテやサケブシッポをパンプアップさせます。ピジョリザやアルギラ、サーフゴー対面などデカブツを3体倒すプランを取りに行くことも多い都合上、計3枚は必要。
・ペパー 4枚
ナンジャモ 3枚
ボスの指令 1枚
フトゥー博士のシナリオ 1枚
初動のエヴォを安定させるためペパーを最大枚数の採用。本当はナンジャモ4枚目も欲しい、、、
・ポケモンリーグ本部 1枚
これがないとほぼ古代バレットに勝てなくなるため採用。ロストマインや月光手裏剣、ごっつぁんプリファイ等の妨害としても使えるため、かなり使用感が良かったです。ミミッキュ・はげましのてがみと並んでこちらもイチオシの1枚
・基本超エネルギー 9枚
初動の手張りが地味に大事なデッキです。(エヴォリューションの必要エネやミミッキュをバトル場に出すための逃げエネ等)
また、マント付きサケブシッポでリザードンを倒したり、フワンテでマント付リザードンを倒す際などを考え、余裕を持った9枚の採用となりました。
不採用カードとその理由
・エルレイド(バディキャッチ)
終盤にボスやフトゥーの確定サーチは勿論魅力だが、こいつを立てられるほどベンチのキルリアの数に余裕がない、立てる余裕があるならそもそもこいつがいなくても勝てることが多いと考え、不採用。
・ハバタクカミ
主にキュワワーのはなえらびを止める意図で採用が検討できます。ロスト相手にバトル場スタートできれば強いが、再現性がなく、ミミッキュと違い3エネ貼らなければ殴れないのもネックに感じ、不採用に。
・クレセリア(ムーンライトリバース)
こちらもロストに対する対策札だが、リザードンやパオジアン対面でマナフィを取りに行くことで、次のターンサケブシッポでビーダル取りが狙いに行けるようにもなります。一考の価値ありだと思います。ジラーチとの選択になるか。
・ネオラントV
採用することでハイパーボールから後手1エヴォリューションに繋げられる1枚。ベンチが狭くなることと、こいつでサイド2枚献上するのがあまりにも致命的なため不採用に。入れるなら崩スタとセットになりそう。
・不思議な飴
最も抜くのに勇気が要るカードでした。不採用の理由としては、そもそも手札にサーナイトexと飴を揃えることがかなり難しかったです。エルレイドも採用しておらず、アルカナシャインなき今、実は価値が薄いカードなのではないかとも思い、不採用。
・スーパーボール
よく採用されているように思いますが、回していてどうしてもこのカードを信用できなかったので不採用()
エヴォでキルリアを2体立てた後、3体目をスパボでヒットさせられる自信のある方は絶対に採用した方がいいカードです。
・ロストスイーパー
恐らくこのデッキが最も嫌うカード()
主に相手のヒーローマントを剥がす目的で欲しい場面が稀にあります。エネの9枚目をこちらに変えてみてもいいかもしれません。
・ゴージャスマント
お守り&ダメージポンプの2枚を1枚で解決してくれる可能性がある1枚。フィニッシュ時の使用のみに限れば実質ヒーローマントとして使えます。
しかし、道中での使用が難しく、特に、古代バレットにブーストエナジー付きのポケモンを複数押しつけられた際、こちらも勇気のお守り付きのアタッカーを複数用意せねばならず、ゴージャスマントでは代用が効かなくなってしまいます。
・ボウルタウン
ポケモンの供給を安定させることができますが、現環境では相手を助けてしまうことも多い。そもそも雪道がなくなったことで、このデッキにおけるスタジアムのバリューが低いです。
デッキの動かし方
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