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≪マンネリ≫
同じ趣向が繰り返されて、新鮮さを失うこと。
「マンネリ」の類語や言い換え表現には、「ワンパターン」「ルーチン化」「型通り」があります。
「ワンパターン」は、決まりきった型しかないことです。
「ルーチン化」は決められた工程のことで、物事の順番が明確になっている状態です。
「型通り」は、決まった型があり、正しく物事を進めていくときに用いられます。
これは、意外と見逃しやすいのですが、自分で作るものです。
工夫が足りないことと同意です。
仕事の現場には、マンネリ感でいっぱいになっているスタッフがいます。
スタッフ自身にとっては、同じことが繰り返されているような気がしてマンネリ感でいっぱいになるときがありますね。
忘れてはならないのは、自分が同じことを繰り返しているようなマンネリ感であっても、お客様にとっては新鮮なことがあるということです。
例えば、説明会などを担当しているスタッフにマンネリ感があると、参加した初めて出会う人たちに共感を生むことは中々できません。
商品であっても、指導であっても、説明会であっても、初めて感動した内容を知りたいのです。
人材育成においても、初めて研修をむかえたときの自分の気持ちを棚上げして、
「こんなこともできないのか・・・・・・」
「これぐらいでいいだろう・・・・・・」
と育成をすることは相手にとって何のメリットもありません。
マンネリ感でいっぱいになっている時は、自分を見つめ直すことです。
毎日、毎日、自分にとって同じことの繰り返しでも、「工夫」をすることで、相手にマンネリ感を持たせないことができます。
取引先企業でも、個人のお客様でも、特徴や好みに差異があるはずです。
そのわずかな差異を、
「まあ、そんなにかわらないから。」
と言ってしまうとマンネリ化のスタートを切ってしまいます。
一つ一つの案件を見つめ直し、工夫し、マンネリ感をもたないように。
会う前に、話す前に、ほんの10秒です。
自分の顔を鑑で見てみましょう。
私は、とても大切なエチケットだと思います。
【参考記事】
新人を育てる時に「自主性」を考慮するのは、百害あって一利なし。
https://blog.tinect.jp/?p=39618