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練習日記 Vol.133

先日、妻もスマートフォンの機種変更をするということで、久しぶりに街に出た。

一緒にキャリアのショップへ行き、しばらくはひとりで読書して待っていたが、しばらくすると眠くなってきたので近くのタワーレコードに行ってみた。
欲しくても購入を保留にしているものが山ほどあるので、危険な場所に足を踏み入れる感じ。

バイヤーが視聴機に入れてブッシュしている作品をざっとチェックしつつ、洋楽のロック、ポップスの棚からワールドミュージックのコーナーへ。
特に引っ掛かるものが無かったので、J-POPのコーナーへ移動。ここでも、「何だコレ!気になるやん!」というものは無し。ジャズとクラシックのコーナーへ移動。ここでは何枚か視聴し、感じの良いものはあったけれど購入には至らず。

未知の部分は一通りチェックしたので、自分の中で購入を保留しているものから選ぶことにした。
購入したのは佐野元春の「VISITORS」。

自分には、有名だったり名盤と言われたりしているけど、一生買わないだろうなと思っているものが結構ある。
例えばクラプトンのソロ名義の作品、ストーンズ(ライブは素晴らしかった!)の作品等、挙げ出したらキリが無い。

佐野元春も、そんな「一生買うことはないだろう」のリストに入っていた。好きな方には申し訳ないが、どちらかと言えば嫌いだった。声、歌い方、曲、アレンジ、サウンド等、全てが好みではないと思っていた。

ところが、ある時出先で吉増剛造との対談をたまたま見て以来、何故か気になって仕方がない存在として急浮上。
このアルバムが制作された背景や当時の反響、それに対する作者の思いや、アルバム用の楽曲を一度全曲捨てて作り直したこと等、理由は色々あるが、何となく「今コレを聴くべきなんじゃないだろうか」という気持ちが抑えられなくなったというのが購入の一番の理由だ。

聴いた結果どんな印象を持つことになるのか、今から楽しみだ。

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