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自分の名前の中にある「嘉」という漢字、どうも最近になって、よく見かける気がするんです。

琵琶の先輩であったり、同僚であったり、お客様であったり、結婚式場のホールの名前であったり、
琵琶で今度演奏する予定の「龍の口」歴史背景を調べていたら、
そのころの元号に「嘉」が使われいたり。

小学校からこれまでの45年間、めったにこの漢字が使われている人や物にお目にかからなかったのに、ここのところよく見かけるのです。

苗字にこの漢字が使われている方がいらっしゃったときにはちょっと驚いた。

気になってこの漢字のことを調べたことがあるのですが、どうもおめでたい漢字らしく、漢字の成り立ちとしては「神への供え物に音楽を演奏して美しくする」という意味があるそう。

そういえば、自分はお祭りが大好き。室町時代は神事だったという演劇も見るより俳優として舞台に立ちたいと思っているし、中学から大学までやってた合唱も天上に捧げるような感がある。琵琶を習い始めてやっと人様の前で演奏らしきものができ始めた10年前くらい前からは、ご縁あってしばしば神社に奉納演奏をしてきたけれど、そもそも琵琶の音も神秘的だ。

祭りも演劇も合唱も人の心を震わせ、美にふれて生きていることの有り難さをおもう。琶もそうありたい。


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