見出し画像

エナジーヴァンパイア


私はエナジーヴァンパイアという言葉を知って、後になってもしかしたらあの人がそうかな?と思った人が1人います。
エナジーヴァンパイアが適切な言い方か分かりませんが、よく無自覚に人の真似をする人でした。

人から聞いた話を翌日には自分の話として発信する。本人は自分の考えだと心から信じ込んでいて悪気が無い。
その人の方が声が大きくて社交的で発信力が高いので、周囲から褒められたりする。
それ最初に私があなたに話した内容なのに..
でもそれを主張するのはなんか違う気がする。

その人と一緒にいると、だんだん私を私たらしめているものが奪われて、自分が希薄に、何の取り柄も無い人間になって行く気がする。
アイデアは誰のものでもないし、私も喜んで無償でシェアする方だ。
他人に話したら私の被害妄想だと思われるかな?私はあの人の人気を妬んでいるだけなのかな?私がおかしいのかな?

距離を置きたいのに、本人は会いたがる。
会うと自分がその人の引き立て役になったようで、みじめな気持ちになる。その人は私から優しさの貯金を引き出せるだけ引き出して、元気いっぱいで帰って行くような感じ。
私は自分の持てる優しさを全部その人に使い果たしてしまうから、他の人にあげられる優しさがもう無い。心の余裕が無い感じ。
その人自体は明るく元気で悪い人ではないのに、こんな風に思う自分はなんてひどい人間なんだとモヤモヤしていました。

私の気が弱かったから、そういう相手を選んで近付いて来るのかな。
強い相手なら、真似しないで!って言われて終わるだろうし。

環境が変わったタイミングを良い事に、私は円満に離れられました。
数年は時々連絡や誘いがあったけれど、罪悪感を感じながらも嘘の理由で逃げました。

会わなくなっても、私のやっている事、私の発信している事をSNSなんかであの人に知られたら、また奪われてしまう。あの人と離れてやっと自分の人生を取り戻し始めたばかりなのに、それだけは奪われてはいけない、知られてはならないという気持ちがありました。

ずっとブログ等から遠ざかっていたのはそれがあったかなと、このブログを始めて思い出しました。
口に出すと私が被害妄想のヤバい奴になりそうで誰にも言えなかった、思い出そうとすると苦しい内容です。
この記事は自分へのセラピー、魔除けとして書いてみます。

確か中瀬ゆかりさんが5時に夢中で、
自分が元気な時にエナジーヴァンパイアに会うと具合が悪くなるけど、逆に具合が悪い時に会って悪い気を吸って貰うとすっきりすると笑い話にしていた記憶があります。

私もヒル療法みたいに、具合が悪い時だけ会うようにしていたら良かったのかな?余計に具合が悪くなったら嫌だな。

前の記事に書いたように自分の体感として、自分のパイプを通ってやって来たアイデアや作品を自分が作ったように勘違いして傲慢になると、パイプが詰まり出して流れて来なくなる。

ならば私のものじゃないのに、他人が私の作品を自分が作ったかのように言うと、どうしてこんなに嫌なんだろう。

たぶんそのアイデアは宇宙が「この人なら世に送り出してくれる」と見込んで私の所に届けてくれた贈り物なのだ。
受け取った私は、責任を持ってそのアイデアを出来るだけ忠実に具現化させてこの世に送り出す使命がある。
そして、それが世界に投じられた結果を見届ける必要もあるのだ。別に世紀の大発明でなくてちょっとしたジョークでも。
責任や使命というと重苦しいイメージがあるけど、それが生まれて来た魂の喜びの内のひとつなんだと思う。
その喜びが奪われてしまったから嫌なんだろう。

途中で奪われた方は嫌な気持ちになるくらいで済むけど、いつも奪うばかりの方はすごいデメリットを抱えたりしないのかな?

本人は盗んだ自覚が無く盗作疑惑が出る、というのは珍しい事ではないと思う。
エナジーヴァンパイアとかじゃないケースがあると思う。それはまた別の機会に書こうと思います。

いいなと思ったら応援しよう!