【田舎移住で考える事】田舎起業編③
今回からは林業と農業を個別に考えて行きましょう。
大雑把なオペレーションがどうなっているのか。
この辺りは、林業も農業も同じですので、共有していきましょう。
先ず、事業を興す上で、自ら原料の生産から始める場合と、原材料を仕入れ加工する場合、製品を仕入れて販売する場合、大きく分けて3つだと思います。
新しい事業では、SNSのツールが出来たので、自然の事を発信して、広告収入等得る、プロブロガー、ユーチューバーも、自然に価値を付ける、新しい形の1次産業者だと考えています。
一次産業者の定義の問題なのですが、私が考える一次産業者は、自然のエネルギーを活用して価値を産めるスキルがある人なのです。
確かに、20年位までだと、農業・林業・漁業は、生産する事でしか、稼ぎを産むことが出来なかったかもしれません。
しかし、テクノロジーの発展で、様々なツールが出来ていてる現在、自然をリスペクトした商品は、農産品だけは無いと考えています。
複合して農産品を販売するのも有り出し、もっと、知恵をだしていってほしい、新たな一次産業者を産む時代なのです。
私は、今一生懸命生きている、田舎の一次産業者にライフワークまで変えて挑戦するにはリスクがあるので、余り薦めないですが、固定概念の無い、若い世代や、移住者には是非挑戦してもらいたい、そこから、何が生まれるのか楽しみにしているので、伴走する役割を私はしたい、と考えています。
実は、私の住んでいる本山町でも、色んな事例が出始めています。米のブランド化を目指して成功を収めている取組みがあります。この取り組みは、初めて2,3年目の2010年、日本一美味しいお米コンテストで金賞をにこまるという品種で採りました。この取り組みも、農業やりながら、別の組織でサラリーマンをした人や、役場を早期退職した人などがいて、色々と生産に関して工夫をしています。2016年にも、日本一美味しいお米コンテストで2度目の金賞を受賞、同じ産地で2度金賞を取ることは史上初、2010年の時も、西日本の産地と、コシヒカリの品種以外での金賞受賞は初だった、2016年の受賞した生産者は、定年退職で本山にUターンしてきた生産者が受賞しました、これは、他の生産者がダメなのではなく、色々な、経験を蓄積した上で、革新てきな取組みが出来ない、結構、後者のように、経験が邪魔をすることは多いと思っています。特に、自然が相手なので、今までの経験を無視してまですることは、難しいです。経験豊富な生産者や、始めたばかりで研究熱心な生産者が、バランスよく生産組合に存在している事が大事だと思っています。
次の時代、世界はどうなるんだろうと想像しながら、自然のエネルギーを上手に活用している地域って、魅力的だと思いませんか?
それでは、1000文字超えたので次回
宜しければ、サポートよろしくお願いします。 私達の田舎の自然を残す取組みに使わせて頂きます。