持続化給付金をスムーズにもらうため
新型コロナウィルスの流行は、人間界の行動を変えてしまいました。1年前にこんな状況は全く想像できませんでした。僕が本業としている税理士の業界へも大きな影響を及ぼしています。これまでは、毎月の会社訪問のほか、毎月の決算がまとまると会社を訪問して決算の打ち合わせをしたり、相続の相談があれば、家族中を集めて話を聞き、どうすればみんなが納得いく相続ができるかを考えました。確定申告の時には、年に一度お会いする方を訪問して、もしくは訪問を受け、ほぼ例外なく「1年って早いねぇ」とおしゃべりしていたものです。
しかし、新型コロナの出現によって、最も合う率が高かった年配の方々との面談にストップがかかり、春先は誰もいない平日のオフィスにひとり通うという日々が続きました。
さて、そんな中で登場したのが「持続化給付金」と「家賃支援給付金」です。売上が規定以上に下がった事業者へ現金を給付するという画期的なもので、すべてインターネット受付という画期的な手続きです。すでに多くの事業者が給付を受けたと思われる「持続化給付金」ですが、公的な申請に不慣れな方にとっては決して簡単なものではないと思います。ここでは、申請のコツをお教えします。
ここから先は
1,427字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?