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皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
2021→2022
2021年の僕が2022年に向けてたてた目標は
①楽しく夢中になれるもの、自分も周りも楽しくなるものを見つけること。
②「がむしゃらに頑張る」だけじゃなくて、「立ち止まって考える」もすること。
③1つ1つに目的意識を持って取り組むこと。
④全力で楽しく取り組める範囲内で活動すること。
⑤何か1つこれだけは譲れないというものを見つけること。
でした。
①楽しく夢中になれるもの、自分も周りも楽しくなるものを見つけること。達成度70%。楽しく夢中になれるものはたくさんあった。でも周りも楽しくするには成果を出さないといけない。美味しいものを作る、お金を生み出す仕事をするなど明確な成果を出す2023にしたい。
②「がむしゃらに頑張る」だけじゃなくて、「立ち止まって考える」もすること。
達成度80%。休学をしたことで「学ぼう」という気持ちが強まった。それは日々の気づきをメモするという行動に繋がり、立ち止まって考えることに繋がった。どんな環境でもどんな状況でもこれを継続する2023にしたい。
③1つ1つに目的意識を持って取り組むこと。
達成度90%。学びを得るためにする行動はほぼ目的意識を持って取り組むことが出来た。それ以外に関しては目的意識を持たずに行動することも大切だと思った1年だった。
④全力で楽しく取り組める範囲内で活動すること。
達成度30%。これは難しい。まだこの目標にエネルギーを注ぎすぎる必要はないと思っている。まだまだ迷惑をかけない範囲で限界に挑戦し続けて、キャパを広げていきたい。2023は迷惑をかけない範囲内で活動すること。
⑤何か1つこれだけは譲れないというものを見つけること。
達成度95%。北海道大学水産学部に所属しているという強みを生かして「水産分野」で大きな成果をあげたい。これが決まった。
2022→2023
2022年を振り返っていく。
1月 大阪帰省とつけ麺準備
お正月に大阪に帰ってたくさんのお世話になった人に会った。僕の原動力は恩返ししたい気持ちということに気づいた。
2月から始めるつけ麺屋の準備、広報部長をさせて頂いた学生団体Knowsの活動、学校の授業、充実した日々だった。
やりたくないことに時間を割くことが少なくなってきた時期だった。
2月 つけ麺営業
夢を語れ札幌というお店を週に1日お借りしてつけ麺屋の店長をさせて頂くことになった。代表は僕のワクワクの気持ちを最大限に尊重してくださった。鳥栖まで勉強に行かせてくださったり、試作を食べて感想をくださったり、夜遅くまで相談に乗ってくださったりした。こんな大人になりたいと思える人にたくさん出会うことが出来た。
3月 挫折とドバイ
つけ麺営業は思っていたよりも上手くいかないことが多かった。一番記憶に残っているのは一緒に働いてくれたメンバーが楽しく働けない環境を作ってしまっていたこと。自分の無力さを痛感した時期だった。
夢を語れ札幌代表からドバイに誘っていただき同行した。そこでの人との出会い、常識を覆す出来事は僕の世界を大きく変えた。視座が高まったというのかもしれない。
4月 休学期間開始と道南旅
休学をすると伝えたとき初めて父親と長話をした。すぐに承諾してくれると思っていたので驚いた。1年で復学することを条件に休学を許してもらった。この経験からこの休学期間で少しでも多くのことを学び取ることを決意した。
先輩のおかげでずっと行きたいと思っていた道南地方八雲に行くことが出来た。しかも道南サミットやゲストハウスSENTOでのバーベキューといったイベントに参加させていただきたくさんの面白い人に出会うことが出来た。人とのご縁のありがたさを再確認できた。
5月 つけ麺営業終了と市場と農家と
つけ麺屋店長としての活動が終了した。最終日には11時間近く通し営業をして140杯のラーメンを提供した。毎週お店に足を運んでくださったり差し入れをたくさんくださったりした人がいた。つけ麺を食べにというよりも僕に会いに来ているように感じさせてくださる人がいた。本当に幸せ者だと思う、今もこのときのことを思い出して頑張ろうと思うことがよくある。
母がつけ麺を食べに北海道まで来てくれたりもした。
二条市場のイベントに出店する魚屋さんの屋台のお手伝いをしたり、現代の道産子サーカス集団''Tomorow Farm''のお手伝いをしたりした、幅広い分野の人と話してたくさんのインプットをする期間だった。
6月 鵡川漁業協同組合
ご縁があって北海道の鵡川漁業協同組合にてインターンシップをさせて頂くことになった。朝漁師が魚を運び込み、それを漁協が種類や大きさごとに仕分けをして、それを仲買人が買う。これら全てが行われる水産の現場だった。当時の僕はその場所の価値に気づいていなかった。だからこそ、その時専務から言っていただいた「目の前のことを遮二無二やりなさい」という言葉はありがたかった。
インターンシップ2日目にひどく注意をうけたそと、大量の北寄貝を自主回収することになったこと、豪華な送迎会をしてくださったこと、行けば優しくサービスしてくれたお蕎麦屋さん、晩御飯に誘ってくださったり毎日お昼ご飯を作ってくださったりした先輩ご夫婦、絶対に忘れず必ず恩返しをしたい。
一瞬、札幌に帰って高校の友達と山に登った。
7月 広尾町
こちらも素敵なご縁があり広尾町でのインターンシップが始まった。色んなものを削りながら夢中で働く人々を目の当たりにして限界値が数段階レベルアップした期間だった。メインの漁業体験も楽しかったが、襟裳岬屈斜路湖摩周湖に行ったり山に登ったり美味しいご飯を食べたり美味しい空気を感じたりしたことはもっと楽しかった。
1か月にも満たない短い期間しか滞在していなかったが、また帰りたいと強く思える家のような場所が出来た。
父が札幌に来てくれたりもした。
8月 バリ島へ
札幌に帰り、東京へ行き、バリ島へインターンシップに向かった。
バリ島へ向かう途中と帰る途中のトランジットの時間がかなり長かった(共に17時間以上)のでその間自分とゆっくり対話することが出来た。
僕より年下の参加者が多かったこともありバリ島でのインターンシップ中はリーダー的なポジションをとることが増えた。チームで課題解決をすることの難しさと楽しさ、自分の強み、学びを消費せず積み上げることの大切さなどに気づいた。様々なことを短い期間で経験し学ぶことが出来た期間だった。
バリの犬にかまれたのは今思えば良い思い出だとはまだ言えない。
9月 免許合宿と大阪帰省
免許合宿に行った。ここでも人に恵まれた。1人で参加したが孤独になることなく、楽しく通うことが出来た。夜初めての山道を1人走っていたら、おばちゃんに目的地まで車で送ってもらったこともあった。
免許最終試験のために大阪に帰った。たくさん誕生日を祝ってもらった。広尾町でお世話になった人、高校の時の塾の先生にまで祝ってもらった。幸せな帰省だった。
10月SUNWOOD株式会社でのインターンシップ開始
TwitterのDMで社長に連絡をしたことがきっかけとなりインターンシップをすることになった。鵡川漁協とはまた別の水産の現場を経験することが出来た。辛いことが多い初めの1か月だった。まだまだできると思っていても体や顔は思った通りに動いていなかった。初めて精神的に辛くなった。
将来やりたいことを考えるのは楽しかった。自分の軸を持ってワクワクすることに飛び込み続けるのがいいなと改めて感じた。
11月 「アジフライの彼」始動。
仕入れ、調理、値決め、販売すべてを任せて頂き営業をするお惣菜屋さんの間借り営業が始まった。上手くいかないことばかりでも目的地が明確で楽しく進めた。
鵡川でお世話になった人、札幌の朝ラン友達(68歳)、しばらく話せていなかった友達から連絡がきた。マンションの掃除のおばちゃんは会うたびにお小遣いをくれる。人からの応援が本当に力になる。
12月 次へ向けて。
同年代の長崎大学魚料理研究会、全国の産地を巡る料理人や産直水産ベンチャー企業を立ち上げた方といった水産に関わる方々とお話をする機会が増えた。社長から北海道で会社を建てないかという提案をもらった。興味のある新しいインターンシップ先が見つかった。「アジフライの彼」はコラボ営業に新メニューと新しい段階に進めそう。
まだまだワクワクすることは増え続ける。2023年は夢中になりながらも、少し俯瞰的に自分を見ること。2つの視点を持つことを継続することを目標に突き進んでいきます。
まだまだ未熟で恩返しは出来そうにないです。今年もご迷惑をおかけすると思いますが、宜しくお願いします。
Knows
Knows、夢を語れ
鵡川漁協
広尾町
アジフライの彼