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mixi2爆誕したからやってみた(招待状付き)

2024年12月16日、突然𝕏のトレンドにmixi2というキーワードが登場
mixi(ミクシィ)がトレンド入りする時は時々あって、昔mixiやってた人たちはその度に、mixiにログインして、黒歴史と呼ばれる日記を確認する、という一つのルーティンがあって、今回もそれかなーと思っていたら、違った。

なんと、mixi2というまったく新しいSNSが誕生していた!

そもそもmixiってなに?という若い人もいると思うので、ここからちょっとmixiの思い出話をするよ。
そんな話はどうでもいいから招待状はよ!という方は、こちらへどうぞ。

初代mixi (私の中での黎明期)

初代mixiは2006年ぐらいにめっちゃ盛り上がった。
それまでインターネット上で誰かとつながる方法と言ったら、自分のホームページを立ち上げて、そこに設置した掲示板で会話か、チャットサイトで会話するのが主流だったけど、mixiの登場で流れが変わった気がする。

mixiは招待制のクローズドなSNSで、知ってる人起点でしか始まらないので、安心して利用できるSNSだった。
リアルの知っている人たちのつながりがそのままmixi上でつながりとして組み立てられ、そこから少しずつ知らない人たちとの新しい交流を育んでいく流れだった。

また、足あと機能と呼ばれる誰がいつ自分のページを訪問したのか記録が残るのも斬新で、あー、あいつ来てくれたんだーと生存確認なんかもできた。

あとは、日記機能もあり、友達がどんなことをしているのかもmixiを見るだけでわかるのも良かった。

とにかくリアルの知り合いをmixiに招待して、mixi上で会話して盛り上がったりしていた。

初代mixi(私の中での全盛期)

mixiのいいところは、コミュニティと呼ばれるテーマごとに部屋が作れて、自分の興味があるコミュニティに参加すると、好きな人や詳しい人がたくさん集まっているのですんごいコアでマニアックな話ができたりして、楽しかった。

◯◯学校◯◯年卒業生、とかいうコミュニティにいくと、同級生がいたりしてネット上で同窓会ができたり、そのまま盛り上がってリアル同窓会なんかが開催されていたりした。

また趣味面では、高圧送電線が好きな私にリアル界隈では共感してくれる人が見つからなかったけど、さすがインターネット。まさかの送電線好きコミュニティがあって濃厚なトークや写真の共有があったりと日々感動の連続だった。

初代mixi(私の中での衰退期)

当時、日本のSNSの覇権を取ったmixiも、機能の改悪をしてしまい、衰退期へ突入する。

主には「招待制」と「足あと機能」の廃止。

招待制がなくなって誰でもmixiが使えるように変更されると、なんか知っている人だけが使えるインターネット上の特別な空間という特別感がなくなり、mixiというSNS自体の魅力が低減。

また、足あと機能がなくなったことで、誰が訪問してくれたのか分からなくなった。お互いに足あとを残すことで、つながっている感を出していたので、それが無くなるということは無理にmixiにログインしてマイミク(友達)のところを見に行かなくてもいいじゃん、、となってしまいアクティブユーザが減ってしまったのではないかと思う。
(ただこの足あとが息苦しいという人もいて賛否両論あった)

そんなこんな迷走しているうちに、mixiの衰退に合わせるようにして、FacebookやTwitterと言った海外SNS勢が登場し、そちらに流れる人多数、あれだけ賑わっていたmixiも閑古鳥が鳴くような状態に。

そして初代mixiの現在

一部のmixiのコアファンが残ってmixiでしか連絡取れないマイミクさんたちとコミュニケーションをしている状況。
他へ移った元mixiユーザたちの日記は若気の至りが記録された黒歴史として残り、一部のユーザはログイン情報すら消失してもはや開かずの間。

そしてますます海外SNSが盛り上がり、Twitterは𝕏へ。Facebookは下火になったけど新しいインスタグラムというSNSを立ち上げで盛況。また中華製のティック・トックなんてのも出てきて若者中心に人気。
𝕏の引っ越し先として、ThreadsやMastodonなんかもでてきて群雄割拠のSNS。

IT系は海外勢に惨敗

しかし、ここへきてまさかの純国産SNSのmixi2が爆誕!!!
しかも当初の招待制を採用。

この前、招待制のClubhouseという音声SNSが誕生したけど、あまり流行らずに終わったことを考えると招待制で大丈夫か?と思った。
しかし、mixi2は招待する方は人数制限なしで招待状バラマキOKということで、もはや招待制の意味があまりよくわからないけど、SNSみたいなものはユーザがどかっと集合して、初動でどれだけ盛り上がってどれぐらい人が定着するかが重要。

mixi好きだったし、IT関係を生業としているわたし的には、やはり国産のサービスに頑張って欲しい。

mixi2が初代mixiと同じ道を辿るのか、それともSNSの覇権を取り戻せるのか、行く末を一緒に見守ろう。

そんなわけで微力ながら𝕏で拡散のお手伝いしてみた。招待状のポストは掲載から3日目ぐいらいで2万インプ超えてたし、mixi2の通知も鳴り止まなかったから、少しは貢献できたんじゃないかと思う。
mixi好きな人多かったんだなーと実感。

初代mixiとの違いや、𝕏との違いについては、ブログの方にまとめて書いておいたので、気になる方は、こちらもご覧くださいませ。


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