#5 HDDとSSDの速度の違い
HDD(ハードディスク)とSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)でどれぐらい速度が違うの?
一般的にハードディスクは遅く、SSDは速いというのが一般的な感覚。
どれぐらい速いのか定量的に見たい人もいると思う。
ベンチ比較
今回ちょうどHDDからSSDへの換装をするので、ベンチ比較してみる。
利用するツールは、信頼と安定のCrystalDiskMark。
測定方法は、シーケンシャル読み書きとランダム読み書き、ファイルサイズは1GiB。
ハードディスク・ドライブ(HDD)
高速回転する金属の円盤に対してデータの読み書きをするので、順序よく書き込んで読み込むシーケンシャルアクセスは速い。
一方で、バラバラの位置にデータを書いて読むとシークタイムに時間に時間がかかって遅い。
これはハードディスクの物理的な特性だから仕方がない。
速度を速めるなら回転数を上げるか、RAID0(ストライピング)を構築して高速化するなどの選択肢がある。
ソリッドステート・ドライブ(SSD)
中華の1,500円SSDでも、ハードディスクと比較するとすべての面で圧勝。特にランダムアクセスは金属の回転が関係ないチップだとシークタイムがほぼないため20倍以上の性能差がある。
激安中華SSDでもハードディスクより速い
まぁ、そもそもハードディスクと物理的な仕組みが違うのでどんなメーカーのものでもSSDがHDDに負ける理由はない。
SSDもさらに高速なM.2 SSDならもっとよい数値が出るんだけど、M.2は2014年ぐらいから普及しだした規格なので、このベアボーンキットを購入した2008年にはまだなかった。このパソコンではこれが限界。
パーツ交換はこれぐらいかな
ベアボーンキットの悪いところは、拡張性が低いということ。
久し振りにケース開けて気持ちが高まっているので、このままCPUを変えたり、メモリを追加したりといろいろ性能を上げたりしたいところだけど、このベアボーンキットではストレージの交換ぐらいしかできない。
こうやって物理的な制約を目の当たりにすると、やはりロマン仕様の自作パソコン組み立て欲が湧いてきてしまうんだけど、先立つものがないのでガマン。
さて、次はオペレーション・システム(OS)を決めていこうと思う。
今回換装したSSDはこちら。まだハードディスク使っている方は、2,000円以下でSSDに換装できるのでオススメです。
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