教室に行くと、いつの間にか“先輩が元同級生”になってた悲劇
DHDの症状なんて昔は大したことないと思ってたけど、大学で見事に留年まみれになった。
「課題の締め切りが守れない」「講義スケジュールを頭に入れられない」「興味のない分野に集中できない」…気づいたら欠席と単位落としの連鎖。
そりゃ高学歴の人って色んなタイプがいるけど、俺は完全に“無理するしかなかった”タイプだった。
結果? もとは同級生だったやつらがどんどん先に進み、後輩が先輩になって俺に指示を出す地獄絵図。
周りの優秀さも相まって、劣等感は積もる一方。かといってADHDらしく、テスト前もダラダラしてしまう。もう末期。
そこから社会に出ても同じ構図だ。締め切り守れなかったり、メールチェックを忘れたりでトラブル頻発。上司には「京大卒なんだろ? 何やってんだ」と呆れられ、結局転職を繰り返す羽目に。
結婚? したはいいが、家庭内でも「物の片付けができない」「約束すっぽかした」等で大ケンカになり、離婚一直線。バツイチのおじさん誕生だよ。
ADHDが悪いとは言わないけど、“障害”を周りが理解する度量がない社会ってしんどいよな。
こういう実態があるなら、もっと早くケアしてくれないと……。
学歴があっても、放っておけば普通に留年&転落コース
後輩に「先輩、授業出たほうがいいっすよ」って言われたあの日、人生終わったなと思ったよ。