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俺の二刀流は“退職×離婚”! 大谷と真逆の“逃打”で実家リーグの最下位を独走中

“二刀流”って響き、カッコいいよな。今や野球界の至宝、大谷翔平。投げては剛速球、打っては特大アーチで世界を熱狂の渦に巻き込んでる。

翻って俺はと言えば…“退職×離婚”の二刀流。華麗なる“投打”ではなく、情けない“逃打”の二刀流で、周囲を失笑とドン引きの渦に叩き込んでいる実績ならある。

就活では、周りの期待を背負って大手企業に鳴り物入りで入団。さあ、ここから俺のプロ人生が始まるぜ!…と意気込んだのも束の間、入団会見より早いスピード退職という、前代未聞の豪速球でスカウト…じゃなくて上司の度肝を抜いた(白目)。

その後も、“ガラスのエース”の名を欲しいままに、華麗なる退職劇を繰り返し、気づけば自由契約の常連に。球界(会社)を渡り歩く俺の姿は、まるで草野球チームを転々とする流浪の助っ人外国人…。

そして、結婚。今度こそ人生のホームランや!と選んだ伴侶は外国人。異文化交流が生み出すシナジー効果で、俺の人生もきっとバラ色に…!なんて淡い期待を抱いたのも、やはり束の間。バットがボールに当たるよりも早く離婚届にサインする、特大ホームラン級のスピード離婚。

こうして俺は、“投打”ならぬ“逃打”の二刀流を極め、実家という名のマイナーリーグに逆戻り。大谷がメジャーで万雷の拍手を浴びる中、俺は実家のリビングで母親から**「いつまでパラサイトしてるの?(優しめの表現)」**と、**人生のイエローカード(通算5枚目)**を突きつけられる日々よ。

「二刀流さえ極めれば、人生なんとかなる!」なんて、大谷の活躍を見て一瞬、本当に一瞬だけ希望を持ったこともあった。でもな、気づいちまったんだよ。俺の二刀流は、全てがマイナス方向に作用する、諸刃の剣だったってことに…!

大谷が投げる球は、ファンの期待を乗せた希望の光。俺が放つ球は、すべてが自滅へのデッドボール。大谷が打つボールは、スタンドを越える夢のアーチ。俺が打つボールは、人生のどん底に突き刺さる痛恨のダブルプレー

どこで間違えた? 何がいけなかった? いや、そもそも、俺の人生に“正しい道”なんてあったのか…?

こんな実家リーグの最下位でくすぶる俺に、一体どこで逆転劇を見せろってんだよ、神様…! 次の契約更改(親との話し合い)が怖くて眠れねぇ!

とりあえず、今日も現実逃避でプロ野球中継でも見るか…。あ、シーズンオフか。

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