子どもが入院!準備しておくべき持ち物と心構え
お子様が入院することは、親にとっても子どもにとっても大きなストレスですよね。
我が家でも先日、小学生の娘が肺炎で入院することになり、
慌ただしい日々を過ごしました。
今回はその経験をもとに、子どもの入院に向けての準備や、
持ち物リストをシェアしたいと思います。
ちょっと長いですが、気になるところだけでも
読んでいただければ幸いです。
1.入院前の心構え
入院が決まると、親も子どもも不安になりますよね。
まずは、親がしっかりと冷静に対処することが大切です。
特に我が家の場合には、妻がしっかりしていてくれたおかげで
安心しました。
(歳の差夫婦あるあるでしょうか?)
旦那であるはずなのに、年上の妻に頼りすぎてしまうところ💦
我が家の場合、緊急入院だったため、事前の心構えはできませんでしたが、病院のスタッフの方々が親切だったおかげで、娘も徐々に病院に慣れていきました。
2. 入院に必要な持ち物リスト
入院生活って、正直わからないことだらけでした。
特に我が家と同じ小学生のお子様が入院する際は、身の回りのアイテムや暇つぶしの道具が非常に重要だと感じました。
また、普段から大切にしている人形やぬいぐるみは非常に効果的でした。
(詳細は後ほど)
基本的な持ち物
着替え(自分用・子ども用):
病院で過ごしやすい服を何セットか準備。
病院からは前開きのパジャマが理想と言われましたが、持っていなかったので、西松屋へ急行して、いくつか購入しました。
(ここでもある事件がありましたので、いつかのブログネタに使えればと考えております。)
タオル類(バスタオル、フェイスタオル):
手を拭くときや洗顔、体を拭くときに使いました。
私は、病院の談話室に電子レンジがあったので、そこで濡らしたタオルを温めて体を拭いてました。子どもにはウエットティッシュのおおきいサイズのものが病院から支給されましたので、毎朝食後にそれを使って体を拭いておりました。制汗タオルなどもあるとスッキリしそうです。
大きなタオルケットもあると便利でした。タオルケットはシーツの上にかけて、シーツのカバーとして。(シーツ交換は1回/1週間でした)
下着や靴下:
寝汗がひどかったので、数日分を持参し、付添いの交代をする時に新しいものと交換してもらいました。
スリッパやサンダル:
病院内で移動する際に便利でした。マスク:
感染予防のために必須です。
大人用だけでなく子どもの分も数日分用意しました。手指消毒液、アルコール入りウエットティッシュ:
病棟にもアルコールスプレーは常備しておりましたので、不要かと思いましたが、一応準備しました。衛生管理のために持っておくと安心です。歯ブラシ・歯磨きセット:
付添の大人も、子どもも準備しておきました。ティッシュペーパー:
鼻水がひどかったので、必須でした。ゴミ袋、ビニール袋:
ちょっとしたゴミを入れる袋と吐き気があった際にすぐに吐けるようにビニールの袋を用意しておきました。飲み物:
水やお茶など、食事以外では病院から出てくることはないため、持参しておくと便利です。
あると便利な持ち物
ヘアゴムやヘアブラシ:
ずっと寝ているからこそ、ヘアゴムやブラシは必須だと思いました。
身だしなみを整えるために必要です。リップクリームやハンドクリーム:
病院内は乾燥しやすかったです。
普段使っている保湿アイテムを忘れずに。お気に入りのおもちゃやぬいぐるみ:
これが本当に重要!!
安心感を持たせるため、いつも持っているぬいぐるみは絶対です。
そのほか、おもちゃなど好きなアイテムを準備しておくと吉。
絵本やマンガ、ぬりえ帳:
入院って何もすることがない。回診が1日に何度か会って、様子報告して、ご飯食べて、またのんびりして、、、子供にとっては手持ち無沙汰。
何にも用意していないと大人がずっと相手をする必要があります。
付添いの大人も休めるように子どもの暇つぶし用にいくつか準備しておくと、病院でも楽しめます。耳栓とアイマスク:
大部屋は大人の人も一緒に寝泊まりしているので、やはりいびきがうるさい方もいることは確か。1人になりたい時や静かにしたいときなどは耳栓が大活躍でした。イヤーポッドでノイキャンもしていましたが、耳が痛くなったり、充電が切れてしまったりとあまり使えませんでした。
アイマスクは、蒸気でホットアイマスクがベストです。
付添の疲れもじんわりあったかい蒸気で癒されました。
食事関連
水筒やマグカップ:
お薬を飲む時に使うマグカップとそのほかの飲み物を飲む時のマグカップ。我が家は、お水とポカリを常備しておきました。
また、病棟内には自動販売機が設置されておりませんでしたので、付添する大人ようにも飲み物はあったほうが良いと感じました。
途中から妻と交代しましたが、妻が水筒にあったかいコーヒーを淹れて持ってきてくれた時には、非常に癒されました😆妻に感謝です。
スナックや軽食:
子ども向けのお菓子はNGでしたので、付添人が夜中に食べるようで持っていきました。また、食事は、入院患者しか出ませんので、付添人は病院にあるコンビニで買ってきたお弁当を食べるか、事前におにぎりを作ってきてもらうかすると良いかと思います。
我が家は、完全隔離されておりましたので、外に買いに行くのもNG
空腹のまま、子どもが残した食事をいただいたのが今では良い思い出です。子供用の食事道具:
矯正箸、スプーンやフォークなど病院で必要なら用意しておきましょう。
エンターテイメント関連
タブレットやスマホ:
暇な時間を埋めるために便利ですが、使用可能か事前に病院に確認を。充電器やモバイルバッテリー:
必ず忘れずに。我が家の場合、病院のコンセントが1つ使用できました。しかし使用の制限として、携帯の充電程度と書かれておりました。
イヤホン:
周りに迷惑をかけないようにするために使いました。でも、ほとんど使用しませんでした。ゲーム類:
我が家はNintendo Switchを持っていきました。静かにしていてくれて助かったー。他の患者さんは、カードゲームやボードゲームを持ち込んで遊んでいるのを見ました。一緒に楽しむ時間ができて一石二鳥だと思います。
私は、このブログを書こうとPCを持ち込みましたが、全く作業する暇がありませんでした💦子どもと向き合う時間に使いました。
3.心のケアも忘れずに
親の励ましと安心感を与える時間
病院での生活は、大人でもつらいもの。
子どもにとっても病院での生活は、普段の環境と大きく異なり、緊張や不安を抱えやすいものだと思います。特に小学生のお子様は、入院が初めての経験ということも多く、環境の変化に対応するのは大変です。
親がそばにいて励ますことで、安心感を与えることが大切だと思います。
また、退院後もすぐには普段の生活に戻れないこともあるので、焦らずにゆっくりと元気を取り戻していけるよう、サポートしてあげる必要があるなと感じました。
特に私が意識したことは
できるだけ一緒に過ごす:
子どもにとって親がそばにいるだけでも大きな安心感につながると思いました。特に我が子は、赤ちゃんの頃を除くと初めての入院であり、そして双子が離れ離れになるという経験が全くありませんでした。ですので、一番身近な存在である親が一緒にいることで心強いものになると思いました。
この時間を利用して、普段よりもしっかりと向き合うことができました。
子どもが今何を考え、どんなことに困っているのか?学校ではどんなことが楽しいのか?など色々な話をする良い機会となりました。
私はというと、暇つぶしようにパソコンを持っていきましたが、子どもが寝静まった後に作業をするには場所が狭かったり、周りの人にも迷惑になるかな?など考え、何もしませんでした。というか、何もできませんでした。
付添するだけ、と考えておりましたが、想像以上に体力使いました。自分のことなんてやる時間がなかったです。
退院後のサポート
退院したからといって、すぐに元気に戻るわけではありません。
病院で過ごしていた時と同じように接しつつ、体力の回復に努めました。
また、残された子ども達にも寂しい思いをさせていたのは事実です。
みんなで笑顔で過ごせるようにみんなが元気になったらどこにいきたいか?
何を食べたいか?など話し合って、ワクワクを共有しました。
4.健康管理への気づき
今回の子どもの入院をきっかけに、家族全員で健康管理の大切さを改めて実感しました。
普段の生活の中で、口酸っぱく「手を洗う、うがいをする」と、どれだけ健康を気にかけるかが、いざという時の体調に大きく影響を与えることを、今回の経験から学びました。
パルスオキシメーターの導入
また、入院中に使用していたパルスオキシメーター(酸素濃度計)は、娘の呼吸状態を把握するために非常に重要な役割を果たしていました。
特に、酸素濃度がすぐにわかるため、周りからは把握できにくい患者の息苦しさを数値で測ることができましたし、心拍数も表示されるため、脈が早いのか、遅いのか、なども瞬時に把握できました。
退院後、私たちはすぐに家庭用のパルスオキシメーターを購入しました。様々な価格帯の商品がありましたが、特に安価なものについては「正確に測れない」「信頼性が低い」といったレビューが多かったので、私たちは少し値段が高くても、信頼できる医療機器を選ぶことにしました。
家庭での使用方法と効果
実際にパルスオキシメーターを導入してみると、その使いやすさと効果に驚かされました。家族全員が手軽に指に挟むだけで酸素濃度を測定でき、呼吸や体調に変化があった場合にはすぐに数値で確認できます。特に風邪を引いた時や、子どもが咳をし始めた時にすぐ測定できるので、これまで以上に安心感が増しました。
例えば、子どもが咳をし始めた際には、すぐに酸素濃度をチェックすることで、呼吸が十分かどうかを確認でき、必要に応じて病院に連れて行くかどうかの判断が迅速にできるようになりました。
特にこれからの冬場はインフルエンザや風邪が流行りやすくなるため、定期的に酸素濃度を測定することで健康状態を把握し、予防や早期対応が可能になるだろうと期待しています。
健康管理は、家族全員が協力して取り組むことで、病気の予防だけでなく、いざという時に安心して対応できるようになります。
今回の入院はつらい経験でしたが、これを機に、より強固な健康管理の体制を整えることができました。
入院に必要なものから、子どものケアまで幅広く書かせていただきました。
この文章がどなたかの助けになれば幸いです。
また、ポッドキャストも実施しております。
私たち夫婦について話しておりますので、もしお耳が空いている移動中、家事の合間にお聞きいただけますと幸いです。