楽しすぎたフォロワーさんとの神在月出雲大社縁結び大祭ツアー報告。前編!
フォロワーさんを募って、憧れの神在月の出雲へ!
こんにちは。1年も寝かしてしまいましたが、今年も出雲に八百万の神様が集まる「神在月」がやって来るので、その前に私が去年行った、出雲大社の縁結び大祭についてレポートしたいと思います。
神在月とは、全国の神様が稲佐の浜から上陸して、出雲大社に集まる期間のこと。今年2024年は11月10日からスタートするみたい。
この期間にはいつも閉じられている社が解放されてお供物がされたり、夜通し神様を迎える提灯が掲げられたりする、特別な1週間。
出雲大社好きの私はいつかこの時期の縁結び大祭という、日本中の神様が出席して縁を結んでくれるという神事に行ってみたいと思っていました。で、「せっかくならフォロワーさんと行ったらもっと楽しくない?」と思いついて、Twitterで募集。DMで連絡をくれた方々とLINEで繋がって現地集合、現地解散するという「バツイチ先生出雲大社縁結び大祭ツアー」を開催したのです。
参加者は、私と使命発見カウンセラーで筆跡タイポロジーのアクエリ子さんのほか、5人のフォロワーさんというメンバー。おひとりは、私の恋愛コラムを読みながら遠距離恋愛を乗り越え、現在は結婚して島根在住、というAさん。アラサーからアラフィフまで、「出雲大社に行ってみたいけどひとりだとちょっと心細い」という方たちが、乗っかって来てくれました。混雑を避けるため平日水曜の回(期間中に縁結び大祭のご祈祷は何度かあります)を選んだのに、わざわざ有給を取って参加してくれた人たち、本当にありがとね!
私がツアー参加者を募ったときの記事はこちら。
旅の前にがんばって作った旅のしおりはこちら。
縁結び大祭参加者は9月過ぎから先着順2000名のみが参加できる
ツアーと言っても、みんな宿も日程もバラバラで、縁結び大祭には出席するというのだけが唯一の縛りという、ゆるい内容。ただ、この縁結び大祭、大体10月から募集が始まることしか告知されておらず、さらに往復ハガキで郵送で1名ずつ申し込まねばならない、全国から先着2000名というまあまあなハードルの高さ。旅行が決まったはいいけれど、全員が参加できるかたしか1ヶ月前くらいまで分からず、ドキドキ。9月を過ぎてからは毎日出雲大社のサイトを見て応募開始情報をチェックしていました。開始後は即メンバーにリマインド。結局無事全員当選いたしました♡ (※神在月の島根は宿もレストランも飛行機も早くから埋まってしまうので、参加を決めた時点で宿だけでも押さえておいた方がいいです)
1日目 島根到着後、全員で懇親会
15:44頃 出雲縁結び空港到着。
私とアクエリ子さんは宍道湖のニューアーバンホテルにチェックインし、その後
18:00 松江の「馬やど」で懇親会。
メンバー全員と、私のお気に入りの居酒屋さんで乾杯。ひとりずつ簡単に自己紹介して、島根産ののどぐろや大山鶏などを楽しみました。バツイチ先生連載の愛読者さんや、たまたまTwitterで出雲ツアーの開催を知った人など、みんな参加した趣旨も様々。初めは初対面の方たちといきなり旅に行くということでちょっぴり緊張していましたが、みなさん礼儀正しくいい方たちでよかった!
早速アクエリ子さんの魂パターン判断鑑定会が始まり、それぞれの適性などをアドバイス。みてもらえた人はラッキー。
2日目 縁結び大祭に参加し、その後八重垣神社で良縁祈願
6:44 宍道湖温泉駅発の電車で出雲へ
10時から始まる縁結び大祭の前に稲佐の浜へ行くために、早めに出発。宍道湖温泉駅から出雲大社前まで、一畑電車に揺られながら約1時間。この区間は宍道湖が見えて大好きなルートなのですが、あまりにも眠たくてみんな無言気味で居眠りしていました。
7:59 出雲大社前駅に到着。歩いて10分くらいの距離にある、稲佐の浜へ。
ここの砂を取って、出雲大社の素鵞の社(そがのやしろ)の砂と交換する、「お砂交換」というお作法があり、それが出雲大社の正式な参拝方法だとも言われています。今まで何度か出雲詣りをしている私も、お砂交換は今回が初めて。ジップロックとスプーンやスコップを、各自持参。
さあ、いよいよ出雲大社へ!
参拝にはお砂交換以外にもお作法があって。
まずは「祓の社(はらえのやしろ)」で汚れを祓っていただきます。
そして大事なこと! 出雲大社では「2礼4拍手1礼」と、他の神社とは参拝法が違うのでご注意を。(通常は2礼2拍手1礼)
参道の真ん中は神様の通り道なので、端っこを歩きます。
島根には因幡の白兎の神話があるので、うさぎモチーフのものがそこかしこに。
ここにもいました。
素鵞の社に到着。ここには素戔嗚尊(スサノオノミコト)が祀られており、裏の八雲山が御神体。なので裏手にある岩に、皆お参りします。
神在月期間は大勢の参拝客が押しかけるため、時短のために、裏のお砂取の場所へ行かずとも、入り口にすでにビニール袋に入れられた砂が並べられていました。
9:20頃 席を取るために、縁結び大祭の会場へ
当選した往復ハガキと引き換えに、参加者に配られる大祭限定御守りと、縁結びの紐で出来たミサンガ(?)を授与されます。
たしか早く到着すると、自分の在住する県の代表者に選ばれて、本殿の奥まで参拝できるというシステムだったような(うろ覚え)。
すみません、最近記憶力が悪くて(汗)。なので参加者が少なそうな県の方(どこだ)は早めに行くといいかも。
テントの写真、撮り忘れました・・・っ!
大祭の参列者はテントの中に座ります。不思議だったのが、この日は天気が悪かったのに(冬の出雲は大抵曇り)、ご祈祷のときだけ本当に一瞬、日が差していたこと。やっぱり神様たち、出雲にいらしているんだな〜と厳かな気持ちに。
ご祈祷では都道府県別に呼ばれて代表者たちが本殿(?)に参拝。
終了後は、八百万の神様たちがいらしている社を回ります。
半時計周りにお詣りして、最後に、本殿の左側にある社へ。出雲大社では神様は正面ではなくこちらを向いているそうなので、皆こちらもお詣りするみたい。
※数が多いので、小銭はとにかくたくさん用意して行った方がいい!
そう言えば、出雲大社を象徴する巨大しめ縄ですが、よくみんなが記念撮影の写真で上げているのは、隣の敷地にある神楽殿のもの。離れているので、気づかずに本殿だけお詣りして帰っちゃう人もいそう。気をつけて。
西から参加していたフォロワーさんBは先に帰らないといけないため、縁結び大祭後にお別れし、島根在住の方はお子さんがいるため今日は来られなかったため、ここから先は、空港近くのホテルに滞在して出雲大社までレンタカーでいらしたフォロワーさんCの運転で、車移動。
無事お詣りも済んで、お腹が空いたところで出雲そば屋さんへ。
が! 平日でも神在月で混んでいるため、目星をつけていた人気店は、どこもすでに行列。あきらめて、車で少し離れたおそば屋さんへ行くことに。
たしか3軒くらい回っていっぱいだったのですが、連携プレイで、みんながスマホで近くのおそば屋さんを探して、美味しそうな店をみつけることができました。
このあとは松江に戻って良縁で有名な八重垣神社や松江城のお堀を巡る舟に乗ったりして観光を楽しむのですが、長くなったので、後編へ続く。
出雲へ行く人は、私が書いた、mi-molletの出雲ひとり旅記事も参考にしてね。
こっちは後編。