#29 〜振り返りハイライト2024年〜

Today's English

highlight「ハイライト」
※強調する、目立たせるという意味があり、一番驚いたことや、嬉しかったことを伝える際に使えます。

The highlight of this year is 〜「今年のハイライトは〜」

Content

①私を突き動かすもの

もう年の瀬……。早かったな。25歳くらいから時間が過ぎるのが早すぎて、もはや「速い」というこっちの漢字の方がしっくりきます。ビュンビュン過ぎ去っている感覚ですね！

そしてこの早さにも慣れてきているわけで、まあこんなもんか……と一歩引いて考えている自分もいます。一日にできる己の限界もなんとなくわかってきたので、まあこんなもんかあ……と。

いやいや、これではダメなんです。熱量って勝手に冷めていくので、ずっと燃やし続けないと何もしなくなります。「精神的に熱量がこもってない奴はバカだ』とKに罵られてしまいそうです。

今年の後半くらいから私を燃やし続けているのは罪悪感ですね。

☑︎朝起きようとしたのに起きれなかったとき
☑︎1文字も文字が書けなかったとき
☑︎酒を飲んで、今日はもうええやと思って寝たとき
☑︎自分のミスで、大幅な時間ロスをしたとき
☑︎急な予定が舞い込んできて、楽しみ過ぎてしまったとき

こいつら罪悪感がケタケタと笑いながら私の背中を押してくるわけです。んや背中を押すというよりは、握りつぶして無理やり外に押し出そうとする感じかな。スライムを両手で潰してブニュっと。そんなんされたらやるしかないですよね。仕事が終わってカタカタと文字を書いていました。

仕事後はなかなか小説の世界に入り込めず、平日は会話文ばかりを書き溜めて、土日にストーリーにしていく流れが多かったですね！

来年は1年で3作品が目標！
罪悪感、頼むど！

②同じ熱量を持つことは難しい

小説を書くにあたって、書くこと自体は一人で完結できるので、その孤独完結型の行いにめちゃくちゃ感謝した一年です。周りに小説を書いている知り合いがいないので孤独ではあるのですが、もし誰かと小説を書くとなると、難易度が劇的に上がると思います。

それはきっと熱量の違い。

何かに対して、人と同じ熱量を持つことの難しさを実感しました。なぜこんな風に思ったのかと言うと、好きだったアーティストたちのメンバー脱退、解散、休止を知ることが多かったからです。珍しくネットで情報収集をしたのですが、やっぱり音楽の方向性の違いや、考え方の不一致が多かったですね〜〜〜〜！

だって自分は曲を真剣に作っているかたわら、メンバーが恋愛にうつつを抜かしていたらかなり落胆してしまいそうですもん……。熱量って感覚的な話ではあるのですが、やはり熱い想いは行動に移されてこそだと思っているので、もし行動に移してなければ熱量を伴っていないのだと決めつけることができます。しかもそのメンバーがいないと良い曲を作れないと知っているからこそ、悩んで期待して、しまいには激怒するでしょう（拡大解釈です）。

あとどんな内容でも、専門的になればなるほど逃げ方のコツを知ってしまします。このコードにしとけばエモいだろ。この歌詞はヒット曲に入ってるかな入れとこ。こんな感じで。これを逃げと捉えるのか、大衆に寄り添うと考えるのかも、人それぞれです。むずかし……。

しかも！

熱量のズレもあると思うんです！別に同じ大きさの熱量を持てって言っているわけではありません。同じ熱量だったとしても、別ベクトルに進んでしまう可能性があるんです！そうなれば熱量0と熱量100（差は100）よりも、熱量A方向に100と熱量B方向に100の方(差は200)が、めちゃくちゃな差があることになります。これはえげつない亀裂が生まれるに違いありません。

だからこそ、バンドって素晴らしいなと、改めて思いました。全員が同じ方向を向いて、全員で一つの曲を作る。大人になってから趣味でこういうものはできないなと思いました。

もし私が誰かと共同制作をするなら、責任感を持たせることが現段階の最善策かなと思います。簡単に言えばお金をあげる。お金をもらうということは、くれる方に対して全責任を背負わなければならないので、熱量はグッと高まるでしょう。いやでも、お金を挟むといつか亀裂が生じますかな……。

③自分のために行動する奴の方が感動する

ナルト全巻を読み直しました！高校生ぐらいに読んだことがあったので、過去と今で、感想に違いがあるのかどうかの実験。

すると一目瞭然！昔は誰かのために自分を捧げることが美徳だと思っていたのですが、今は自分のために自分を捧げることがカッケエエエエエエと思ってしまいました。多少、誰かを犠牲にしてでも自分を貫く意思の強さ──。

つまり私はサスケ側の人間です。以前はちょっとサスケが嫌いだったんですよね。まあネタバレになるので言いませんが、なんでそっちに刃を向けるねん、と。でもサスケは、道徳的に正しいことを言っているナルトの熱い想いを振り切ってまでもそれを実行しようとします。その美しさに感銘を受けました。

まあでもナルトも最高ですよ。憎しみを断ち切るという大胆さ。暴力に包まれていた環境のなかで非暴力で立ち向かうガンジーを彷彿とさせます。

でも思想もどちらかと言えばサスケに共感したんです！以前はナルト寄りだったのに……。人間ってちょいちょい変わりますね……。おもろい！

あとこの漫画の良いところは、人との関わりのなかでキャラクターの考え方が変わることですよね！これは自己矛盾につながるのであんまりほかの漫画ではないんじゃないのかなと思います。

でも一番の推し漫画はハンターハンターです。ちゃんと理由があるので今度記事にしようかな！

④Suchmos再始動

やべえど！今年一のニュースかもしれない！サチモスが活動休止してから世界がちょっと暗くなっていたのですが、このニュースのおかげで世界がちょっと明るくなりました。

このちょっと明るいっていうところがどんなに嬉しいか。明る過ぎず、目立ち過ぎず、目の前の視界が少しだけ開けてくる。愛情に近いものがありますねえ。ジワジワ系。ありがとうございます！！！

土曜日のチケットが当たったので、復活ライブにも行くことができます。ピアカードに入会したら当たりました……。この世は金？愛も混ぜてくれピアさんよ。

これも熱量に通じるものがあるのですが、誰かとこの嬉しさを余すことなく共有したい。でも言葉にするとどこか一線引いた気になる。好きなものを本当の意味で共有するってかなり難しいことなんでしょう。でも趣味は違えど通じ合えそうな友達はいます。

⑤Potato Music Nightの開催

「迷わず来いよ。来ればわかるさ。」
博多駅付近に人知れず佇むミュージックバー。ドアをくぐれば視界の先に淡いライトが揺らめく洗練された空間が広がります。そんなお洒落フロアで、今宵は忘れられないエモ×チルナイトを満喫しませんか？　堅苦しいことは何もありません。ただ演奏して、踊って、酔いしれるだけ。そんな甘美なひとときを一緒に味わいましょう。

今年は音楽イベントも楽しむことができました。人生初、人前でギターを披露できてめちゃくちゃ楽しかったです。あと自分に酔いしれるって気持ちいい……。俺が楽しめたらいいんです。こーすけアザス。

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タイテ

年1で開催してくれたら嬉しいですね〜。今回は身内が多かったので、知らない人とも演奏したい……。

⑥文学フリマ初参戦！

文フリに参加することができました！来ていただけた方、本当にありがとうございます！結構日々生活しているなかで、来てくれた方の残像が頭の中にちらついています！恩返ししていきたいと思っているので、ご期待ください！あと『どんなことでも一度だけ助けてもらえるチケット』をプレゼントします！

⑦文学賞受賞

今年ってすごい年だったのかも。来年に授賞式があるので楽しんできます！オクシモロンを持っていきます！！！笑

おわりに

ざっくばらんに書き綴りました！誤字脱字もあると思いますが許してくださいな。年末年始は家にこもって１作品仕上げようと思います。

2024年もお疲れ様でした。体調に気を付けながら、良いお年をお迎えください！2025年もよろしくお願いいたします。