#10 数字に強いとは?
はじめてスマホから更新してみます。
改行とか、どんな風になるんだろ、、、
見え方含めて実験的にも。
さて、数字に強いとは?
投資に限らず、社会生活において
大事なことだなと思います。
しかし数字に強いというのは
具体的にどういうことでしょう?
暗算が早くできるとか、
たくさん数字を覚えられるとか?
確かにそれも、数字に強い、という
ことだとは思います。
ですが、ぼくが娘に知ってほしい
数字に対する強さとは、
「その数字が相場と比較してどうなのか
を常に意識できること」
が、数字に強いということだと思います。
計算や暗算が早いとか、
複雑な計算を解けるとか、
もちろんそれが得意な方が
社会生活上では強みになるとは思いますが、
豊かな人生を送るための
必須条件ではないかとも思います。
色んなシーンでの「相場」を
自分の引き出しに入れることで、
数字に対する強さが生まれ、
異常値にすぐ気付けて、
世間の罠から自己防衛できるように
なると思っています。
キャベツが1つ900円です。
世界の人口は140億人です。
毎月の電気代が800円です。
日経平均株価が50,000円です。
リビングの照明が500ワットです。
ちょっと知ってる人が聞けば、
「え?」と思うような数字ばかりですが、
知らない人が見たら、
そんなもんかな?とも思うような。
投資のことで少し考えてみましょう。
例えば、あなたはこう言われたらどう思いますか?
「今なら利回りが年利38%で、
ローリスクのすごくいい投資話があるよ。」
さて、ここで
「へーそうなんだ。どんな話かな?」
としか思わなかったあなたは、
要注意かもしれません。
少しでも投資をかじった経験があったり、
または利回りという言葉を使う方なら、
その「おかしさ」や「異常」に気がつくはずです。
利回りが年利38%ということは100万円が1年で138万円になります。
これは異常です。ウルトラハイリターンです。
ウルトラハイリターンということは、
ウルトラハイリスクです。
通常の金融商品では、絶対にあり得ない数値です。
もしこの数字が出てきたら、
ほぼ間違いなく詐欺か、裏があります。
ここで、パッと
「異常に高い年利だから、リスクがないわけがない」
と思えるようになってほしい。
思えないと、投資をするのは危険だと思います。
まずは、色んなことに興味を持って、
たくさんの数字に触れて、
自分の相場の引き出しに
たくさんの数字を入れていってください。
ざっくりでいいです。
世界の人口が100億人なんておかしい、
と思える程度でいいと思います。
世界には、数字を使って
物事をそれらしく着飾る悪い人もたくさんいます。
数字を味方につけていってください。
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