『THE BATMAN-ザ・バットマン-』スピンオフドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』第5話帰郷 感想・原作コミックとの比較・解説 ネタバレあり
前回に続き、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』の5話を視聴しましたので感想と原作コミックとの比較をしようと思います。
本作の概要、第1話の感想と登場キャラクターの原作コミックとの比較はこちら
第2話の感想と登場キャラクターの原作コミックとの比較はこちら
第3話の感想と原作コミックとの比較はこちら
第4話の感想と登場キャラクターの原作コミックとの比較はこちら
第5話 帰郷 感想(ネタバレあり)
物語は3話の終わりでマローニファミリーに襲われていた所でビクターがペンギンを助け、ソフィアを見捨てて逃げ延びたところから始まりました。
ペンギンはビクターに1話でアルベルトにも語っていたかつてゴッサムシティで慕われていたマフィアのレックス・カラブレーゼについて語ります。(レックス・カラブレーゼについては1話の感想・解説参照)
ソフィアを裏切り、マローニファミリーも敵に回したペンギンは新型ドラッグの元のキノコを占領してゴッサムシティでトップになるしか道はなく、ビクターもペンギンについていきます。
ペンギンは手始めに現状表でマローニファミリーを仕切っているサルバトーレ・マローニの妻ナディアの息子タージを拉致します。
覚悟をきめたビクターはタージに殴りかかるのでした。
ビクターは3話を経て完全にマフィア側に吹っ切れましたね。
一方ファミリーの多くをガス漏れで殺したソフィアはゴッサム市警に疑われるも受け流し、生き残らせたジョニーを拷問して隠してた金の在処を問います。
ジョニーは拷問に耐えながらもソフィアとアルベルトの母でカーマインの妻だったイザベラについて語ります。
イザベラはカーマインの本性に気づき、ソフィア達子どもを連れて家を出ようとした夜にカーマインに殺されたとのことです。
イザベラのいとこだったジョニーはイザベラを救えなかったことを後悔していると言い、ソフィアの力になると交渉するのでした。
刑務所に居るサルバトーレ・マローニはペンギンの刺客に刺され、息子タージを人質に取られたナディアはドラックの材料であるキノコとタージを交換しました。
ナディアは隠れていた部下達にペンギン達を殺させようとしますが失敗し、逆にタージに塗られていたオイルに火を点けられてナディアとタージは焼死するのでした。
かわいそうですがまあマフィアのファミリーなので因果応報でしょう。
しかし消火システムが作動して消火ガスを浴びたドラッグの為のキノコのほとんどは使えなくなってしまいました。
さらにマローニから連絡があり、暗殺が失敗し、マローニが脱獄したことをペンギンは知ります。
マローニに狙われることを考えペンギンは母親をビクターに頼んで避難させます。
一方ソフィアの元にはアーカム・アサイラムの時から担当している精神科医のジュリアンが訪れます。
ジュリアンはソフィアと共に解放感を感じたいと言い、さらに恋愛感情があるようでジュリアンはソフィアに協力します。
ソフィアはジョニー達残ったファルコーネファミリーの部下達を集め、ルカ達ファルコーネファミリーを皆殺しにしたことを告白し、母を殺したファルコーネの名を捨てて母の姓であるジガンテファミリーを築くと宣言します。
ソフィアは諫めるジョニーを見せしめのように撃ち殺し、ファルコーネファミリーよりも金を払うと大金をばらまきます。
ペンギンは恋人(?)であるイブの元に行き、一緒に逃げるように言いますが敵を作り過ぎたペンギンはイブに捨てられます。
「これだけ尽くしたのに!」「信じらんねえ!」「俺は大バカだ!」と物を投げてガチギレしてガチで凹むペンギン。
さらに恨めしそうにイブを睨みます。
普通にかっこ悪くて情けないのでペンギンにはもっと余裕のある大物であってほしいと思いつつもドラマ『GOTHAM(ゴッサム)』のペンギンのようにまだヴィランとして成長途中ということだと思うことにしました。
物には当たりましたがイブには手を出さないあたりまだ理性がありますね。
マローニは隠れ家に居ましたがそこにソフィアが訪れ、共通の敵であるペンギンを倒す為に2人は手を組みます。
ビクターは映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でリドラーの起こした津波によって家族を亡くした場所であるクラウン・ポイントにペンギンの母親を避難させており、ペンギンはビクターに感謝します。
キノコを失い、マローニとソフィアに狙われイブにも裏切られ傷心のペンギンはビクターに死んだ兄弟のことを話すうちに兄弟でよく遊んだ地下トンネルを思い出します。
ペンギンとビクターはその地下トンネルを進むと何故か発電機があり発電機を動かすと電気が通り照明が点きます。(どう考えても発電機もガソリンも劣化してるだろ)
そこには放置された地下鉄の車両もあり、ペンギンはキノコの栽培に適した環境とのことでここを本拠地としてソフィアとマローニに対抗することに決め次回に続きます。
ファルコーネファミリーもマローニファミリーも主要なメンバーが死に、残る争いはペンギン、ソフィア、マローニの3人となりました。
残り3話、楽しみです!
原作コミックとの比較
ソフィアはファルコーネの姓を捨て、母イザベラの姓である「ジガンテ」を名乗りますがソフィアは『バットマン:ロング・ハロウィーン』ではロッコ・ギガンテと結婚していて「ソフィア・ファルコーネ・ギガンテ」という名で登場しています。
アルファベットではGIGANTEとなりますので「ジガンテ」と「ギガンテ」は翻訳の違いでしょう。
ペンギンは地下トンネルの先に放置された地下鉄を見つけ拠点としますが『バットマン:ノーマンズ・ランド』の3巻のエピソードでも放置されていた地下鉄を拠点の一つにしてそこから無法地帯となったゴッサムシティから市民を逃がすというビジネスを行っていました。
上記エピソードの入った『バットマン:ノーマンズ・ランド』3巻の感想・解説はこちら
まとめ
というわけで『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』第5話の感想でした!
第6話以降も感想を書きたいと思います!
読んでいただきましてありがとうございました!
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