『THE BATMAN-ザ・バットマン-』スピンオフドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』第4話チェント・アンニ 感想・原作コミックとのキャラクター比較・解説 ネタバレあり
前回に続き、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』の4話を視聴しましたので感想と原作コミックとの比較をしようと思います。
本作の概要、第1話の感想と登場キャラクターの原作コミックとの比較はこちら
第2話の感想と登場キャラクターの原作コミックとの比較はこちら
第3話の感想と原作コミックとの比較はこちら
第4話 チェント・アン二 感想(ネタバレあり)
前回マローニファミリーに襲われた上にペンギンに裏切られていたことが発覚したソフィア。
そんなソフィアの連続殺人鬼ハングマンとしての10年間が今回明かされました。
今回はソフィアがメインでペンギンは過去にソフィアの運転手をやっていた所以外出番はありません。
幼少期に見た母イザベラ・ファルコーネの首吊り自殺の現場とそこに来た父カーマイン・ファルコーネ。
イザベラの自殺は心の病が原因だったと知り、同じような女性を支援する団体の会長を務めていたソフィア。
しかし記者からファルコーネファミリーと関わった女性(娼婦)が何人も首を絞められて殺されていることを知らされます。
ソフィアは記者を突っぱねますが直後に父カーマインに殺人容疑がかかったこと、ペンギンがソフィアに記者と話していたことを告げ口したことでソフィアはカーマインに捨てられ、娼婦殺しの罪を着せられてしまい連続殺人鬼ハングマンとして精神病棟に収監されます。
つまりソフィアは本当はハングマンではなかったのです。
ソフィアを売ったことでペンギンはカーマインに気に入られ、ファルコーネファミリーでのし上がっていきます。
しかしペンギンのキャラ的に10年間もよくカーマインの下にいたなとも思います。
ペンギンは自分がトップでいたいタイプに見えますからね。
それだけゴッサムシティではファルコーネファミリーの存在は大きかったと言うことですね。
ファミリーに裏切られ冤罪で収監されたソフィアはひどい仕打ちを10年間受け続け冷酷な性格になってしまいました。
唯一ソフィアに寄り添っていたのは弟のアルベルトでした。
この話を見るとソフィアがアルベルトの復讐に駆り立てられたのもわかりますね。(なお原作コミックではアルベルトはソフィアに殺される)
ルカ、ジョニー達からファルコーネファミリーを追い出され、10年前に裏切られたことの復讐からソフィアはジョニー以外のファルコーネファミリーをガス漏れを起こして殺害します。
罪のないカーラの娘は安全は場所に移しておくあたりソフィアにまだ理性があるのが伝わりますね。
バットマンの出現、ヴィラン(リドラー、キャットウーマン)の台頭、カーマイン・ファルコーネの死によりゴッサムシティでファルコーネファミリーの力は弱まり、内部抗争によりついに崩壊をしました。
残ったソフィアとペンギンのどちらがこれからゴッサムシティを牛耳るのか・・・どんどん次回への引きが強くなっていきますね。
登場人物紹介・原作コミックとの比較(ネタバレあり)
今回から登場した人物などを自分なりに原作コミックとの比較も合わせて紹介します。
その中で本作や原作コミックの重大なネタバレが含まれますので注意してください。
カーマイン・ファルコーネ
ゴッサムシティを牛耳っていたファルコーネファミリーのボスだった男。
本編の前である映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でカーマインがリドラーに殺されたことがきっかけで本作の話が始まった。
今回は10年前の姿で登場。
妻であるイザベラは自殺とされているがカーマインの腕には引っかかれた痕があったことから妻を殺害した疑いがあり、記者と関わったソフィアに罪を被せるなど身内に対しても極悪非道であった。
ちなみに映画版と役者が変わっている。(スケジュールの都合らしい)
映画はジョン・タトゥーロ、ドラマはマーク・ストロング。
原作コミックでは
バットマンやジョーカー達ヴィランが現れるまではゴッサムシティを支配していたマフィアのファルコーネファミリーのボス。
ドラマとは違いファミリーのメンバーや妹のカーラを殺した息子のアルベルトに対しては甘い対応だった。
キャットウーマンであるセリーナ・カイルの父親という設定の時もあり、バットマン(ブルース・ウェイン)の父で医者であるトーマス・ウェインに治療をしてもらったこともある。
『バットマン:ロング・ハロウィーン』では最後はトゥーフェイスとなったハービー・デントに殺害される。
『バットマン:エターナル』にも登場。
コミック以外でも映画『バットマン ビギンズ』やドラマ『GOTHAM(ゴッサム)』にもマフィアのボスとして登場している。
ゴッサム・ガゼット
ソフィアに接触した記者の所属している出版社の名前。
原作コミックではここに所属しているビッキー・ベイルという女性記者が登場する。
まとめ
というわけで『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』第4話の感想と登場キャラクターの解説でした!
第5話以降も感想を書きたいと思います!
読んでいただきましてありがとうございました!
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